2021年10月21日

土佐芸妓の団体設立に向けた準備の懇親会〈第3回〉ぜよ!

10月12日(火)は、18時半から料亭「濱長」さんにて、土佐芸妓の団体設立に向けた準備の懇親会〈第3回〉が開催されたがやき。


ちなみに〈第1回〉は料亭「濱長」さんにて5月に、〈第2回〉は料亭「得月楼」さんにて6月に開催されちょって、今回が〈第3回〉ながよ。
2021.10.21写真1 濱長


実はワシゃあこのあたりは、いろんな仕事が重なりまくってちくとキャパを超えちょったもんやき、今回は「土佐経済同友会」の「人づくり委員会」やと思いこんじょって、いっつもの電気ビルに行ったら誰っちゃあおらいでビックリやったがやき。


中田委員長さんに電話したら、「今回は『土佐芸妓』の方の会で『濱長』よ!」と言われ、あわててタクシー飛ばして「濱長」さんへ。


ちくと遅刻したけんど、結局他のメンバーもちくと遅刻やって、ホッとしたがよ。


さて、今回のメンバーは、「土佐経済同友会」の「人づくり委員会」中田委員長さんと、副委員長であるワシと、「得月楼」さんの松岡番頭さんと、「濱長」さんの濱口女将さんと娘の由喜千代さんっちゅう、5人のメンバーやったがやき。


「人づくり委員会」じゃあ、中田委員長さんを中心に、全く新しい基本方針を掲げて活動しゆうがよ。


その基本方針は、以下の通りながやき。


「人づくり委員会では、委員会の活性化に繋がるよう『見える化』を図りながら、運営方針にもある『土佐文化の継承人材の育成支援』をテーマとして取り上げる。なかでも高知県ならではのウリになり、かつ今後の継承が危ぶまれている『土佐の伝統文化』について、その種類や歴史等を調査・研究し、現状把握。それぞれの『土佐の伝統文化』が抱えている、『継承人材の育成』についての問題点を炙り出す。その上で、県・市町村にも参画していただき、『土佐の伝統文化』の人づくりを支援する団体の設立を提言できるように努める。このような『土佐の伝統文化』が持続可能となれば、より魅力的な高知県となり、必ずや経済発展にも繋がるものと考える。」


ほんで、これまでの委員会の流れとしちゃあ、以下のとおりながよ。


委員会メンバーの「濱長」女将の濱口さんから、これまで土佐の「おきゃく文化」を支えてきた「土佐芸妓」は、現在「濱長」に1人(女将の娘さん)おるだっけで、いまやその継承は風前の灯火やっちゅうお話があったがやき。


高知県にとっちゃあ、最大のウリの1つやといえるもんは間違いのう、土佐の「おきゃく文化」ながやき、それを支える大きな柱であるはずの「土佐芸妓」に、支援も補助も何ちゃあないっちゅうんは、確かにちくとおかしいがやないかっちゅうて、皆さん感じはじめたがよ。


ほんで、ワシから、近年他県の芸妓組合らあで、消え去りかけちょったもんが復活したっちゅう事例についての資料を皆さんに配らいてもうて、ちくと説明さいてもうたがやき。


どこの事例も、だいたい地元の経済人らあが応援して、減り続けよった地元の芸妓文化を復活さいたっちゅうパターンやったがよ。


ちゅうことで、委員会メンバーみんなあで、全国の事例を調べてこうっちゅうことになって、それらあの報告やまとめらあがあったがやき。


そんな中で、やっぱし「土佐芸妓」の団体を創らにゃあお話にならんっちゅうことで、「得月楼」さんと「濱長」さんに集まってもうて、団体設立に向けた準備の懇親会を、これまでに2回開催したがよ。


これまでの経緯は、だいたいこんな感じながやき。


さてまずは、取りあえずのビールで乾杯し、「前菜盛り」をいただきもって、打ち合わせがスタートしたがよ。
2021.10.21写真2 前菜盛り

まずはワシから、料亭旅館「臨水」の女将さんにもお声かけしたっちゅう報告をさいてもうたがやき。


実際に運営に携わるこたぁようせんけんど、名前を連ねるだっけでえいがやったらっちゅうて、快諾していただけたがよ。


これで、踊りのお師匠さんにも加わっていただけりゃあ、4者になるわけやき、何とか団体としての格好をつけることができそうながやき。





続いては「お造り」が登場したき、こりゃ日本酒やっちゅうことで「船中八策」(超辛口・純米酒)にて、あらためてみんなあで乾杯したがよ。
2021.10.21写真3 刺身盛り
そっから後は、飲んで食べて飲んで食べて、語り合うたがやき。
写真4 煮物
















団体の名前は何がえいかっちゅう話にもなり、いろんな意見が出され、イメージとしちゃあ「土佐伝統『お座敷文化』を守り紡ぐ会」っちゅうような感じになりそうながよ。


また、とにかく事務局を引き受けていただける団体を見つけにゃあいかんっちゅう話題で、いろんな意見が出されたがやき。


他県じゃあ、商工会議所の事例が多いき、まずは高知商工会議所にあたってみることや、高知県商工労働部らあにも相談してみるっちゅう方向になったがよ。


とにかく飲んで食べて、「船中八策」をガンガン酌み交わしもって、侃々諤々の議論が交わされ、ワシゃあちくと疲労が溜まりまくっちょったもんやき、中盤ばあから早くも立派な酔っぱらいになっちょったがやき。


ほんじゃき、写真もロクに撮ってのうて、画像がこぢゃんと少ないがはお許しくださいや。


21時ばあにゃあお開きとなったようなけんど、ワシゃあちくと記憶がアヤシイがよ。


とにもかくにも、皆さん今回も、まっことありがとうございましたぜよ!














土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)