「気持ちよう断るこたぁ半ば贈物することぜよ。」(ブーテルヴェーク)
ドイツの哲学者、評論家、フリードリヒ・ブーテルヴェーク(1766〜1828)さんの言の葉ながやき。
ワシもそうながやけんど、依頼を断るっちゅうんが、苦手な方が少のうないようながよ。
けんど、世の中にゃあ、わだかまりらあ何ちゃあ残すことのう、こぢゃんと気持ちよう断ることができる人が、実際におるもんながやき。
そんな人は、どういて相手に対してイヤーな感じとか、わだかまりらあを何ちゃあ残さんと断ることができるがか、正直はっきりたぁ分からんかったがよ。
やっぱしそりゃあ人徳ながやろうと、ぼんやり思うちょったばあやったがやき。
それが今回の言の葉で、はっきり理解できたがよ。
つまり、自分が早めに断ることが相手のためになる、そりゃあある意味、相手に贈り物をすることになると、心の底から本気で思いもって断るっちゅうことながやき。
本気でそう思いもって断りゃあ、イヤーな言い方にもならんし、爽やかに気持ちよう断ることができるっちゅうことながよ。
相手に対して、心をこめて贈り物をするように、気持ちよう爽やかに断る・・・まっこと、そんな断り方ができるようになりたいもんながぜよ!