11月11日(木)は、まずは11時から日本酒造虎ノ門ビルにて、日本酒造協同組合連合会の第36回理事会が開催され、ワシゃあ監事として出席さいてもうたがやき。
三宅理事長さんからご挨拶があり、原料関係についてや、第15回通常総会に提出する議案(第1〜4号)についてが検討され、すべて原案通り可決されて、理事会は12時にゃあ終了したがよ。
その後は、お昼休みでお弁当をいただき、13時から日本酒造組合中央会の第5回理事会及び支部長会が開催されたがやき。
大倉会長さんのご挨拶の後は、「諸会議等日程表」についての報告があり、今回は「協議事項」はなしやっちゅうことで、「報告事項」に移ったがよ。
まずは、文化庁さんから飯島専門官さんかお越しになり、「伝統的酒造り」の無形文化財登録についてのお話があったがやき。
その後は、「需要開発委員会関係について」、「海外戦略委員会関係について」、「本格焼酎・泡盛の日オンラインイベントについて」、「清酒の製法品質表示基準の見直しについて」、「中国における輸入食品海外製造企業登録について」、「大阪万博のワーキンググループについて」、「県会長の異動について」、「令和3年秋の勲章・褒章受章者について」、「日本酒造杜氏組合連合会からの陳情について」、「課税移出数量(8、9月分)について」らあの報告があったがよ。
ほぼ全ての「報告事項」は終わっちょったがやけんど、ワシゃあこの日に高知に帰らにゃいかんっちゅうことで、15時にゃあちくと早めに早退さいてもうたがやき。
ほんで、羽田空港から高知空港に飛んで、料亭「濱長」さんに向こうたがよ。
19時からは料亭「濱長」さんにて、土佐芸妓の団体設立に向けた準備の懇親会〈第4回〉が開催されたがやき。
ちなみに〈第1回〉は料亭「濱長」さんにて5月に、〈第2回〉は料亭「得月楼」さんにて6月に開催され、〈第3回〉が「濱長」さんにて10月に開催され、今回の〈第4回〉は「得月楼」さんの予定やったけんど、「得月楼」さんの都合がつかんかって「濱長」さんにて開催されたがよ。
ほんじゃき、今回のメンバーは、「土佐経済同友会」の「人づくり委員会」中田委員長さんと、副委員長であるワシと、「濱長」さんの濱口女将さんと娘の由喜千代さんっちゅうメンバーに加え、今回特別にちくとお話を聞かいていただきたいっちゅうてお招きした某方を含め、5人のメンバーやったがやき。
「人づくり委員会」じゃあ、中田委員長さんを中心に、全く新しい基本方針を掲げて活動しゆうがよ。
その基本方針は、以下の通りながやき。
「人づくり委員会では、委員会の活性化に繋がるよう『見える化』を図りながら、運営方針にもある『土佐文化の継承人材の育成支援』をテーマとして取り上げる。なかでも高知県ならではのウリになり、かつ今後の継承が危ぶまれている『土佐の伝統文化』について、その種類や歴史等を調査・研究し、現状把握。それぞれの『土佐の伝統文化』が抱えている、『継承人材の育成』についての問題点を炙り出す。その上で、県・市町村にも参画していただき、『土佐の伝統文化』の人づくりを支援する団体の設立を提言できるように努める。このような『土佐の伝統文化』が持続可能となれば、より魅力的な高知県となり、必ずや経済発展にも繋がるものと考える。」
ほんで、これまでの委員会の流れとしちゃあ、以下のとおりながよ。
委員会メンバーの「濱長」女将の濱口さんから、これまで土佐の「おきゃく文化」を支えてきた「土佐芸妓」は、現在「濱長」に1人(女将の娘さん)おるだっけで、いまやその継承は風前の灯火やっちゅうお話があったがやき。
高知県にとっちゃあ、最大のウリの1つやといえるもんは間違いのう、土佐の「おきゃく文化」ながやき、それを支える大きな柱であるはずの「土佐芸妓」に、支援も補助も何ちゃあないっちゅうんは、確かにちくとおかしいがやないかっちゅうて、皆さん感じはじめたがよ。
ほんで、ワシから、近年他県の芸妓組合らあで、消え去りかけちょったもんが復活したっちゅう事例についての資料を皆さんに配らいてもうて、ちくと説明さいてもうたがやき。
どこの事例も、だいたい地元の経済人らあが応援して、減り続けよった地元の芸妓文化を復活さいたっちゅうパターンやったがよ。
ちゅうことで、委員会メンバーみんなあで、全国の事例を調べてこうっちゅうことになって、それらあの報告やまとめらあがあったがやき。
そんな中で、やっぱし「土佐芸妓」の団体を創らにゃあお話にならんっちゅうことで、「得月楼」さんと「濱長」さんに集まってもうて、団体設立に向けた準備の懇親会を、これまでに3回開催したがよ。
これまでの経緯は、だいたいこんな感じながやき。
さてまずは、取りあえずのビールで乾杯の練習をし、「前菜盛り」をいただきもって、四方山話からスタートしたがよ。
続いては「お造り」が登場したき、こりゃ日本酒やっちゅうことで「船中八策」(超辛口・純米酒)にて、あらためてみんなあで乾杯したがやき。
ほんで、某方にこれまでの経緯についてを、ガンガン酌み交わしもって、中田委員長さんとワシから、詳しゅう説明さいてもうたがよ。
某方も、ワシらあのやりゆうことが、いかに未来の高知県にとって大事なことか、しっかりご理解いただけたようやって、いろんなご意見らあもいただけたがやき。
そっから後は、「船中八策」のオリジナルラベル「濱長八策」が2本目として登場し、さらに飲んで食べて飲んで食べて、いろいろ語り合うたがよ。
とにかく飲んで食べて、ガンガン酌み交わしもって語り合うて、ワシゃあこの日で久々の5連チャンやったもんやき、ちくと疲れも溜まりまくっちょったもんやき、立派な酔っぱらいになっちょったがやき。
21時ばあにゃあお開きとなったようなけんど、ワシゃあちくと記憶がアヤシかったがよ。
とにもかくにも、皆さん今回も、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社