「諦めは日常的な自殺ぜよ。」(オノレ・ド・バルザック)
19世紀のフランスを代表する小説家で、イギリスの作家サマセット・モームをして「世界の十大小説家」の中で「確実に天才と呼ぶにふさわしい人物」と言わしめた、オノレ・ド・バルザック(1799〜1850)さんの言の葉ながやき。
人は、長い人生の中で様々な困難にぶつかるもんやき、齢を重ねりゃあ次第に、「諦める」っちゅうクセがついてくるもんながよ。
確かに、何でもかんでも一切合切諦めんっちゅう生き方は不可能かもしれんけんど、何じゃちスッと諦めてしまうクセがついてしもうた人生らあて、そりゃあバルザックさんに言わせりゃあ「日常的な自殺」やき、生きちゅう意味がないっちゅうことながやき。
自分の人生の中で、「これだっけは絶対に譲れん」っちゅう分野だっけは、どればあ齢を重ねたち、決して諦めんっちゅう生き方を選択すべきやっちゅうことながやないろうか。
そんな生き方こそが、「日常的な自殺」を極力減らしもって、困難だらけの人生を輝かしいもんにしてくれる生き方やっちゅうことながぜよ。