2021年12月03日

土佐経済同友会「人づくり委員会」忘年会ぜよ!

11月22日(月)は、土佐経済同友会「人づくり委員会」の会議&忘年会が、18時半から「料亭 濱長」さんにて開催されたがやき。


今はコロナが落ち着いちゅうけんど、12月にゃあ第6波が来るかもしれんっちゅうことで、忘年会を前倒しして早めに開催することになったもんながよ。


ちなみに今年度(前年から引き続き)の「人づくり委員会」は、中田委員長さんが全く新しい基本方針を掲げて船出しちゅうがやき。
写真1 中田委員長










その基本方針は、以下の通りながよ。


「人づくり委員会では、委員会の活性化に繋がるよう『見える化』を図りながら、運営方針にもある『土佐文化の継承人材の育成支援』をテーマとして取り上げる。なかでも高知県ならではのウリになり、かつ今後の継承が危ぶまれている『土佐の伝統文化』について、その種類や歴史等を調査・研究し、現状把握。それぞれの『土佐の伝統文化』が抱えている、『継承人材の育成』についての問題点を炙り出す。その上で、県・市町村にも参画していただき、『土佐の伝統文化』の人づくりを支援する団体の設立を提言できるように努める。このような『土佐の伝統文化』が持続可能となれば、より魅力的な高知県となり、必ずや経済発展にも繋がるものと考える。」


ほんで、これまでの流れとしちゃあ、以下のとおりながやき。


委員会メンバーの「料亭 濱長」女将の濱口さんから、これまで土佐の「おきゃく文化」を支えてきた「土佐芸妓」は、現在「濱長」に1人(女将の娘さん)おるだっけで、いまやその継承は風前の灯火やっちゅうお話があったがよ。
写真2 委員会メンバー

高知県にとっちゃあ、最大のウリの1つやといえるもんは間違いのう、土佐の「おきゃく文化」ながやき、それを支える大きな柱であるはずの「土佐芸妓」に、支援も補助も何ちゃあないっちゅうんは、確かにちくとおかしいがやないかっちゅうて、皆さん感じはじめたがやき。


ほんで、ワシから、近年他県の芸妓組合らあで、消え去りかけちょったもんが復活したっちゅう事例についての資料を皆さんに配らいてもうて、ちくと説明さいてもうたがよ。


どこの事例も、だいたい地元の経済人らあが応援して、減り続けよった地元の芸妓文化を復活さいたっちゅうパターンやったがやき。


ちゅうことで、委員会メンバーみんなあで、全国の事例を調べてきて報告があり、それぞれの地域を委員会メンバーに再度割り振って、8つの質問事項を決めて、さらに詳しゅう調べてきてその発表とまとめがあり、さらにさらに「濱長」さんと「得月楼」さんと共に、土佐芸妓の団体設立に向けた準備会を開催さいてもうたっちゅうんが、これまでのだいたいの流れながよ。


ほんで、今回の委員会じゃあ、中田委員長さんと奥村副表幹事さんから、2022年度「人づくり委員会」の事業計画について、「土佐芸妓・土佐のお座敷文化継承事業」に加え、「ダイバーシティ&インクルージョンについての勉強会」が加わるっちゅうお話らあがあったがやき。
写真3 奥村副代表幹事
その後は、忘年会に突入ながよ。











ビールが注がれ、前代表幹事の弥勒さんのご発声にて、みんなあで声高らかに乾杯したがやき。
写真4 弥勒前代表幹事2021.12.3写真5 乾杯












宴会がスタートしたら、早速土佐芸妓の由喜千代さんが入ってこられたがよ。


前回の委員会の懇親会にて、ワシが「日本酒のツマミにゃあ味付けやない焼き海苔が最高!」っちゅう話をしたら、「かね岩海苔」の岩崎社長さんが最高の海苔を持ってきて、ワシが最高の大吟醸を持ってきて、合わせてみんなあで堪能しょうっちゅう話になったがやき。
写真6 焼き海苔写真7 焼き海苔と由喜千代さん

早速岩崎社長さんが、その最高の焼き海苔を出してきてくださり、みんなあでいただいたがよ。













こりゃあ旨い!まっことタマラン!日本酒が欲しゅうなるっちゅうことで、ワシも「司牡丹・酒槽搾り純米大吟醸酒」を出さいてもうたがやき。
写真8 大吟醸と焼き海苔

皆さんに、最高の焼き海苔と、最高の純米大吟醸酒を、合わせて堪能していただいたがよ。


焼き海苔の芳ばしい旨味が口中いっぱいに膨らんで、日本酒が欲しゅうて喉から手が出て誘うてくるところに、純米大吟醸酒をキュッといただきゃあ、この酒の華やかな香りとなめらかで凝縮されたような旨味が加わり、焼き海苔の旨味がさらに膨らみまくり、後口はサラリと流れてキレていくがやき。


こりゃあタマラン!また焼き海苔が欲しゅうなる!


焼き海苔を食べたらまた大吟醸が欲しゅうなる!


交互にやりゃあ止まらんなってしまうがよ。


皿鉢料理の刺身盛りも登場したがやけんど、こん中のイカのお造りを海苔で巻いていただきゃあ、これまた絶品で、大吟醸がガンガン進んでしもうたがやき。
2021.12.3写真9 刺身盛り















ワシゃあ一人鍋にも、焼き海苔をちぎって投入し、これまたタマラン美味しさやったがよ。
写真10 1人鍋















大吟醸2本はアッちゅう間にカラになってしもうたき、「船中八策」(超辛口・純米酒)で合わせりゃあ、これまた旨いの何の!
2021.12.3写真11 宴席風景

「船中」もガンガン進んでしもうたがやき。













中盤からは、由喜千代さんが、人数分の杯をお盆に乗せて登場し、「菊の花・プレゼント交換会」がスタートしたがよ。
写真12 船中で菊の花











実は今回、全員がプレゼントを用意してきちょって、土佐のお座敷遊び「菊の花」をやって、当たった人がその杯の数ばあ「船中」を飲んでから、好きなプレゼントを選べるっちゅうゲームながやき。
写真13 菊の花!写真14 菊の花2












もちろんコロナ禍やき、おんなじ杯を使うて飲むがはNGやき、その杯のお酒を自分のグラスに移し換えて飲むっちゅうスタイルながよ。


次々に「菊の花」が当たった方が、「船中」をキュッと飲み干して、プレゼントを選んでいくがやけんど、これが大盛り上がりとなったがやき。
写真15 プレゼント選び写真16 プレゼント選び2














「かね岩海苔」の岩崎社長さんは、ワシが持ってきた「司牡丹・酒槽搾り純米大吟醸」を選ばれ、ワシゃあもちろん、岩崎社長さんが持ってきた最高級の海苔を選んだがよ。


「船中八策」がガンガン飲みまくられ、みんなあベロベロになりもってお好みのプレゼントを選び、それを公開し、宴席はヒートアップしまくりの盛り上がりまくりやったがやき。


こうして、20時半ばあにゃあ、皆さん満開満面笑顔の大酔っぱらいとなって、大団円のお開きとなったがよ。


「人づくり委員会」の皆さん、今年も1年まっことお世話になりました!来年も何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!



















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司牡丹酒造株式会社

Posted by tsukasabotan at 10:27│Comments(0)