11月30日(火)は、13時から高知県酒造組合にて、「令和3年度酒造講話会」が開催されたがよ。
土佐酒蔵元や社員やの皆さんらあが20名近う集まり、まずは高知県酒造組合理事長のワシから、開会のご挨拶をさいてもうたがやき。
ほんで、高松国税局倉光鑑定官室長さんから、「本年度の酒造りにあたって」っちゅうことで、「温暖化による影響を考慮した日本酒の醸造及び追水管理」についてや、「鑑定通信〜アミノ酸に関する情報(修正版)〜」についてのお話があったがよ。
酵母の種類によって増殖密度は違うとか、追水量を決定する際の留意点やとか、グルコース濃度の低い高知県の蔵はアミノ酸度を低うするために蒸米の蒸し時間を考えにゃあいかんやとか、これまでにないばあこぢゃんと具体的で詳しいお話があり、皆さんこぢゃんと真剣に聴講され、質問も次々と出され、さらに具体的な回答も出していただき、こぢゃんと盛り上がったがやき。
倉光室長さん、まっことありがとうございますぜよ!
その後は休憩タイムがあり、お次は高松国税局鑑定官室の小松財務技官さんから、「酒類製造上の留意事項」っちゅうことで、「鑑定官室が実施する技術相談等について」、「令和3年四国清酒鑑評会出品酒集計結果」、「令和4年四国清酒鑑評会の実施(案)」、「令和3年吟醸酒研究会の結果について」、「令和4年吟醸酒研究会について」、「酒造場の事故について」、「国税庁所定分析法に関する事項について」、「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理について」、「令和3年産清酒原料米の酒造適性予測」、「酒類総合研究所の今後の主な行事予定等」、「放射性物質に対する酒類等の安全性の確保について」、「酒類総合研究所における日本産酒類の輸出促進のための取り組み」、「令和2酒造年度全国新酒鑑評会出品酒の状況について(速報値)」、「令和2BY全国新酒鑑評会の集計結果(高松局分)」、「清酒製造状況等調査における調査票電子化のお知らせ」、「中国への輸出ではご注意〜可塑剤(フタル酸エステル類)の規制〜」、「浮ひょう等の校正について」らあのお話があったがよ。
ここで再びちくと休憩をはさんで、続いては高知税務署の広田酒類指導官さんから、「酒税関連法令留意事項について」っちゅうことで、「酒税の課税関係(留意事項)」、「主な申告・届出等の義務(清酒・焼酎関係)」、「食品表示法の概要(酒類表示編)」、「適格請求書等保存方式の概要〜インボイス制度の理解のために〜(令和5年10月1日〜)」らあのお話があったがやき。
その後は、ちくと質疑応答があり、こうして16時過ぎばあにゃあ、「令和3年度酒造講話会」は無事お開きとなったがよ。
高松国税局の皆さん、高知税務署の皆さん、お忙しい中ご講話いただき、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社