「非常時なりゃあなるばあ、ワシらあは一面において落ち着いて深う遠う考えにゃあならんと思うがぜよ。」(西田幾多郎)
「善の研究」らあの著書で有名な、日本を代表する哲学者であり、京都大学名誉教授で京都学派の創始者、西田幾多郎(1870〜1945)さんの言の葉ながやき。
この言の葉は、まさに今、世界に蔓延しちゅうコロナ禍っちゅう非常時において、あらためて噛みしめにゃあならん言の葉ながよ。
政府も、都道府県も、マスコミも、企業も、そしてワシらあ大衆も…コロナ禍において、これとまったく真逆のことをしてきたがやないろうか?
まずは、落ち着こうぜや。
ほんで、次に深う考えてみろうや。
人間はたくさんのつながりの中で生きちゅうがやき、自分や自分の周りのことだっけやなしに、様々なつながりについて深うに深うに考えてみる、こぢゃんとえい機会ながやき。
続いては、遠くまで考えてみろうや。
自分の子供や孫や、未来の子孫が暮らすこの地域、この国、この地球らあについて、遠く思いを馳せてみる、こぢゃんとえい機会ながよ。
このコロナ禍の年末年始に、ちくと落ち着いて、じっくり深うに、たっぷり遠うに、全身全霊で考えてみたいもんながぜよ。
さて、ワシのこのブログ&Facebookも、今回で令和3年のラストながやき。
皆さん、今年もコロナ禍で大変な1年やったけんど、まっことお世話になりました!
来年の令和4年こそは、コロナ禍も終息し、輝かしい1年になりますように、心からお祈り申し上げます。
良い酔いお年をお迎えください!