1月3日(月)は京都に日帰り出張で、まずは「龍安寺」さんに新年のご挨拶にうかごうたがやき。
10年ばあ前に、有名な「龍安寺」さんの“つくばい”の文字を酒名にした「吾唯足知(われただたるをしる)・純米吟醸酒」を発売さいてもうて、さらに8年ばあ前にゃあ「吾唯足知・純米大吟醸酒」も発売さいてもうちゅうがよ。
なんで高知の司牡丹が京都の「龍安寺」さんの“つくばい”の文字を酒名に使えるようになったかっちゅうたら、「龍安寺」さんを創建された義天玄承禅師(ぎてんげんしょうぜんじ)は土佐の生まれで、司牡丹の故郷佐川町の隣町越知町にて剃髪得度(ていはつとくど)されちゅうっちゅうご縁と、株式会社SBS(http://www.sakebs.co.jp/)の北澤相談役さんのご尽力のお陰ながやき。
ほんで、毎年北澤相談役さんと正月3日に「龍安寺」さんにご挨拶にうかがいゆうがやけんど、昨年はコロナ禍でうかがえんかって、今年は2年ぶりにうかがえることになり、北澤相談役さんと京都在住の加地(SBS顧問)さんと、JR京都駅にて12時20分ばあに待ち合わいて、3人で「龍安寺」さんに向こうたがよ。
7年前にゃあ寒さが厳しゅうて雪が積もっちょって大変やったことがあったけんど、今年は天気も良うて、こぢゃんと暖こうてホッとしたがやき。
けんど今回は、例年以上に京都駅は物凄い人混みで、タクシーも行列やったき、今出川まで電車を使うて、そっからタクシーにて「龍安寺」さんに向こうたがよ。
ほんで、道路もなかなかの渋滞で、13時過ぎばあにゃあ何とか到着したがやき。
さてまずは例年通り、裏の寺務所から入らいてもうて、直ぐに奥の間に通されたがよ。
そこで、一昨年2月までは副住職やった新住職、松山侑弘第17世住職さんに、新年のご挨拶をさいてもうたがやき。
昨年12月から今年の3月上旬ばあまで、「龍安寺」さんは修復工事中やっちゅうことで、拝観者を受け付けてないっちゅうことやったがよ。
駐車場がガラガラやったがはそういうことかと、納得したがやき。
ほんで、お茶とお茶菓子、ちょっとしたおツマミと燗酒らあを、ちくとご相伴にあずかったがよ。
初めていただいた「塩ぜんざい」が、甘うのうてなかなか美味しかったがやき。
また、8年前は歌舞伎の「鏡獅子」のビデオ、7年前はNHKスペシャル「20世紀の幕開け」のビデオ、6年前は「アインシュタインの特殊相対性理論」についてのビデオ、5年前は佐渡裕さん指揮による大阪城ホールでの1万人大合唱コンサートの模様のビデオ、4年前は「昭和天皇実録」についてのビデオ、3年前は将棋の「電王戦」の佐藤天彦名人とponanza(第4回将棋電王トーナメント優勝ソフト)との対戦のビデオ、2年前は「浄瑠璃・文楽・三大名作」の「菅原伝授手習鑑」「義経千本桜」「仮名手本忠臣蔵」らあのビデオが流されよったがやけんど、今年はビデオは流されてのうて、2年前と同じ「浄瑠璃・文楽・三大名作」の解説が、壁一面に貼りめぐらされちょったがよ。
しばし、お酒とおツマミをいただかいてもうて、ホロ酔い気分になってきたき、このあたりでっちゅうことで、席を辞さいてもうたがやき。
せっかくやきっちゅうことで、松山住職さんと記念写真を撮らいてもうたがよ。
帰り際にゃあ、岩田事務長さんにもご挨拶さいてもうて、「龍安寺」さんを出発したがやき。
駐車場からタクシーにて、お次の目的地「松尾大社」さんに向こうたがよ。
途中がなかなか渋滞しちょって、お酒の神様として全国的に有名な「松尾大社」さんに到着したがは、14時半ばあになっちょったがやき。
例年やったらズラリと屋台が連なる参道にゃあ、屋台は一軒もなかったき、初詣の参拝客でごった返しちょった割りにゃあ、参道を通り抜けるがに苦労はせんかったがよ。
今年の干支「寅」の巨大な絵馬も飾られちょったがやき。
人混みを掻き分け掻き分け、社務所に向こうたがよ。
ワシらあは、毎年こちらにて初ご祈祷をお願いしゆうがやき。
申し込みをしてから、すんぐに20人ばあの方々と共にワシらあも呼ばれ、ご本殿へ。
残念ながらご本殿は撮影禁止やったき画像はないけんど、司牡丹酒造の「酒業繁栄」のご祈祷も滞りのう終了したがよ。
その後は、ちくと「松尾大社」さんを散策さいてもうて、美酒醸造祈願の「醸酒守」、酒販繁盛祈願の「販酒守」、健康飲酒祈願の「服酒守」の3つのお守りらあも購入さいてもうたがやき。
こうして、北澤相談役さんと加地さんと分かれ、ワシゃあ高知に戻んて来て、日帰りの京都出張は無事終了したがよ。
北澤相談役さん、加地さん、今年もご一緒さいていただき、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社