「ワシにできるがは、ワシにできることについて、ワシができるベストを尽くすことぜよ。」(スティーヴィー・ワンダー)
11歳でデビューし、その後もトップスターとして走り続け、数々の名曲を生み出した盲目のシンガーで、アメリカ合衆国のミュージシャン、スティーヴィー・ワンダー(1950〜)さんの言の葉ながやき。
ワシらあは五体満足に生まれて、特に何かハンデを抱えちゅうわけでもないに、どういうわけか自分にできそうもないことに挑戦して、ろくにベストも尽くさんまんま、諦めてしまうっちゅうパターンが多いがよ。
一方、かのスティーヴィー・ワンダーさんは、生まれてすぐに目が見えんなるっちゅう、大きなハンデを抱えもって、世界的なミュージシャンになれたがは、一体どういてながやろか?
その答えが、この言の葉にあるがやき。
つまり、自分にできそうもないことに挑戦するがやのうて、自分にできることを、まずは選ばにゃあいかんっちゅうことながよ。
次に、その自分が選んだ自分にできることについて、自分にできるベストを尽くすっちゅうことながやき。
こう書いたら、あまりに簡単なことみたいに思えるけんど、あらためて深うに考えてみいや。
自分にできることをキチンと選んで、それに対してキチンと自分ができるベストを尽くす…これがホンマにできちゅう人が、一体世の中にどればあおるがやろうか?