ちなみに「酒道 黒金流」についちゃあ、詳しゅうは、下記の公式サイトをご覧くださいや。
●「酒道 黒金流」: https://shudo-kurogane.jp
さて、この日もこれまで通り、17時から18時ばあまでが「オンライン質疑応答会」で、18時ばあから20時ばあまでが「オンライン懇親会」っちゅうザックリした予定で、Zoomを使うて開催されたがよ。
ちなみに今回ワシが用意さいてもうたお料理は、スーパーマーケット「サンシャインクレア」さんのお惣菜で、「生春巻(えび)」と「イカと里芋の煮物」と「牛スジ煮込み」と「金華鯖の高菜太巻」と「鉄火細巻き」と「NZ産のレッドチェダーとオランダ産のゴーダをちぎって合わせたおつまみチーズ」と「海苔巻きせんべい」っちゅう、なかなか豪華なラインナップやったがやき。

ほんで、これらあのお料理に合わせて用意さいてもうたお酒は、今が旬の「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)の飲みかけやったがよ。



お酒のキャップが既に開いちょったもんやき、早くも飲み食いしとうなってしまう気持ちを必死で抑えもって、ワシゃあZoomを立ち上げたがやき。
ほいたらまずは、今回初参加のハクレイ酒造元社長の中西さんが京都から入室され、続いて栃木のお取引先日本料理店「一蕾」の浅田さん、千葉の小堀さん、高知の啓輔さんっちゅう常連の3名の方々が入室され、さらに常連の愛知の知可子さんと、初参加の東京の佐藤さんが入室され、さらにさらに、兵庫の「土佐清水ワールド」の料理長桐本さんも入室され、ワシを含めて8名っちゅう人数で、質疑応答会がスタートしたがよ。

ほいたら桐本さんは、お店からのご参加やって、これから仕事やけんど、ご挨拶に参加されたっちゅうことで、ご挨拶されてスッと退出されたがやき。
桐本さん、わざわざありがとうございます!今年も宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
ほんで、初参加の中西さんと佐藤さんを、皆さんにちくとご紹介さいてもうたがよ。
佐藤さんは、東京で飲食店を経営されよって、「きき酒師」も取得されちゅう方ながやき。
お店からの参加やっちゅうことで、仕事をしもってちくと耳だけ聴かいていただきますっちゅうことやったがよ。
続いては、ワシと中西さんの関係らあについて、ちくとご紹介さいてもうたがやき。
中西さんがハクレイ酒造の社長やった頃、もうカレコレ30年近う前やろか、東京国際フォーラムのこけら落しのイベントで、大勢のお客様の前で、ワシと中西さんが漫才コンビを組んで、「日本酒ができるまで漫才」を披露したことがあったがよ。
日本酒ができるまでを、米から始まって、精米、洗米、麹、酒母、もろみ仕込み……と、ワシが説明しゆうがに中西さんがボケて、ワシがツッコミを入れてっちゅうパターンで、その間に大きな模造紙に描かれたそれぞれの酒造り行程の絵が、次々に登場するがやき。
ほんで、ラストの「酒搾り」の説明をした後に、何とここだっけは絵やのうて、本物の貴重な「袋吊り搾り」が登場するっちゅうシナリオながよ。
もちろん、酒税法違反にならん方法で搾りゆうがやき。
この「袋吊り搾り」にゃあ、大勢のお客様が殺到し、大行列になって、イベントは大成功やったがよ!
ほんで、このこけら落しイベントの参加者全員で、打ち上げのお疲れ様会をしゆう時、ワシと中西さんの2人が、見知らぬ方に手招きされて呼び出されたがやき。
「おまえら、やる気あるか?」っちゅうて聞かれ、出された名刺を見たら……吉本興業っっ!?
ワシらあ2人は目を見合わせて……「あの〜…一応ボクら、蔵元なんですけど…」っちゅうたらその方は、「え!?失礼しましたっ!てっきり蔵元に雇われた無名の芸人さんかと…!」っちゅうたがよ。

こん時に吉本興業に行っちょったら、今ごろワシと中西さんは、「しゃべくりセブン」あたりにレギュラー出演しよったかもしれんがぜよ!
こんなバカ話以外にも、もちろん真面目なお酒の質疑応答もあったがやき。
中西さんから、入門者の方だっけに届けられゆう、「酒道 黒金流」の奥義ともいえる「共感覚きき酒法」についての質問があり、その話題らあでちくと盛り上がったがよ。
このあたりで、初参加の佐藤さんが、仕事が入ったようで、退室されたがやき。

佐藤さん、ありがとうございます。是非またご参加くださいや!
ほいたら、入れ替わるかのように、初参加の高知の北川さんが入室されたがよ。

北川さんを皆さんにご紹介し、しばしいろんな話題で盛り上がったがやき。
ふと気づいたら、18時を過ぎちょったき、これにて「質疑応答会」は終了し、ちくと休憩タイムを取ってお酒やおツマミらあを用意してもうて、引き続き「オンライン懇親会」がスタートしたがよ。
ちなみに、「一蕾」さんの浅田さんの奥さんも、いつものようにこっから参加してくださったがやき。
まずはそれぞれが用意したお酒を注いで、みんなあで乾杯したがよ。

今回皆さんが用意されたお酒は、浅田さん夫妻が「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)と「龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」(超辛口・純米酒)、小堀さんが「司牡丹・しぼりたて純米酒」(純米生原酒)、知可子さんが「司牡丹・土佐麗」(純米吟醸酒)、北川さんが「船中八策・きもと」(超辛口・きもと仕込み純米酒)、啓輔さんが「酔鯨・純米大吟醸酒」、中西さんが謎のお酒っちゅうラインナップやったがやき。
さあ、そっから後は、ワシも皆さんも、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、いきなり大盛り上がりになったがよ。

ワシも、早速「生春巻」をいただきもって、「船中しぼりたて」をキュッとやりゃあ、どちらもあまりに旨いもんやき、箸も杯もいきなり止まらんなったがやき。
さらに、「おつまみチーズ」、「牛スジ煮込み」、「イカと里芋の煮物」、「金華鯖の高菜太巻」、「鉄火細巻き」らあをいただきゃあ、さらに「船中しぼりたて」がガンガン進んでしまうっちゅうもんながよ。
いろんな話題を飛び出して、ガンガンに盛り上がっていったがやき。
小堀さんの来高バナシで盛り上がり、また知可子さんの西村京太郎作「志国土佐 時代の夜明けのものがたりでの殺人」の話題で盛り上がり……アッちゅう間に時間が過ぎていったがよ。
こうして大盛り上がりのうちに、20時過ぎにゃあ第9回目の「オンライン懇親会」はお開きとさいてもうたがやき。
ご参加いただきました「酒道 黒金流」入門者の皆さん、まっことありがとうございました!
よろしかったら、また来月も、是非お越しいただけましたら幸いながぜよ!
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司牡丹酒造株式会社