2月13日(日)は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)と土佐学協会(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)のコラボレーション企画として、永田農法純米酒「日土人(ひとびと)」活動14年目の仕込体験と交流会が、昨年に引き続きオンラインにて開催されたがやき。
米つくりから酒造り、製品化、流通、販売、楽しむ会にいたるまで1年かけて体験し、その参加者全員の「人々」の名前が裏ラベルに記載される、「日土人(ひとびと)」っちゅう銘柄のお酒まで販売してしまうっちゅう、まっことワクワクするような取り組みながやけんど、残念ながらコロナ禍で昨年同様、第1弾の「田植え体験&交流会」も、第2弾の「稲刈り体験&交流会」も中止となってしもうたき、今回の第3弾「オンライン仕込み体験&交流会」が14年目の初開催となるがよ。
さて第3弾の仕込体験は、まずは朝8時40分ばあにワシと営業の佐野くんが司牡丹本社に集まり、ワシが室内にてZOOMを立ち上げ、佐野くんはタブレットと予備のスマホで撮影スタッフとして準備をしたがやき。
ちなみにワシの部屋は、「日土人」とそのパネルや前掛けらあで飾り付けし、ワシゃあ「日土人」(720ml)とおつまみ(豆腐ジャーキー、四万十川青さのり入りつまみのり、姫かつおスティック、おつまみえのき、土佐はちきん地鶏ゆず塩仕立て缶詰)らあを揃え、準備万端ながよ。
さて、9時前ばあから、参加者の皆さんがドンドン入室されだいたがやき。
山本酒販さんが7名、高松の澄酒さんが2名、津田酒店さんが5名、高知の古谷商店さんと丸亀の松田酒店さんが1名ずつ、土佐学協会関係から1名、窪川山田錦の会の農家の皆さんとクラインガルテン四万十の皆さんが2画面20名にて入室され、名門酒会本部の丸田さんも入室され、38名の参加者の皆さんが揃うた(ちくと遅刻された方あり)がよ。
まずはワシから、開会のご挨拶をさいてもうたがやき。
初参加の方もおられるき、この14年続く「日土人」活動や永田農法らあについて、ちくと説明さいてもうたがよ。
続いては、名門酒会本部の丸田さんから、ご挨拶と御礼の言葉があったがやき。
さあ、いよいよオンライン仕込み体験のスタートながよ。
司牡丹「平成蔵」の蒸米機と放冷機を通って出てきた蒸米を、まずはご覧いただいたがやき。
ほんで、浅野杜氏が蒸米で「ひねり餅」を作るところも見てもうたがよ。
次に、リアルやったら皆さんで蒸米を運んで、仕込みタンクに投入していただくがやけんど、今回はエアシューターで飛ばし、仕込みタンク内に投入されていくシーンをご覧いただいたがやき。
蒸米が投入されもって、醸造部スタッフがモロミに櫂入れするがよ。
この櫂入れも、例年やったら皆さんで交替で体験していただくがやけんど、今回は気分だけでも味おうていただいたがやき。
ここで、たくさんの「ひとびと」が心を込めることで、「日土人」が心に響く美味しさになるがやき、皆さん宜しゅうお願いしますぜよ!
皆さんミュートをはずしてもうて、モロミに「美味しゅうなりよ〜!」っちゅうて、オンラインで声かけしてもうたがよ。
こうして9時半前ばあにゃあ、「日土人」の仕込みの作業は無事終了したがやき。
これから20日弱ばあ発酵さいてから搾りゃあ、待望のオリジナル純米酒「日土人」の新酒の誕生になるがよ。
さてその後は、浅野杜氏の案内と佐野くんの撮影による、司牡丹の酒蔵見学ながやき。
蒸米機、放冷機を説明し、お次は洗米機と浸漬についての解説ながよ。
昨年以上に、オンラインならではのかなり詳しい解説やったがやき。
続いては、「平成蔵」の麹室、麹のストックルーム、完成した麹のアップ、酒母室、ポコポコ発酵しゆう酒母のアップ、あらためての仕込蔵のモロミタンクらあを、杜氏の詳しい解説付きでご覧いただいたがよ。
お次は、「平成蔵」を出て「吟醸蔵」へ。
通常の見学じゃあまずご案内することのない吟醸の「麹室(こうじむろ)」をご案内し、さらに発酵中の大吟醸酒のモロミ、吟醸の搾りに使う「槽(ふね)」、初挑戦のスパークリング純米吟醸酒の設備らあも、かなり詳しい解説付きで、ご案内さいてもうたがやき。
さらに、NSKの圧搾機や、マイナス5℃以下の瓶貯蔵庫らあも、解説付きでご案内さいてもうたがよ。
続いては、アンテナショップ「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」、玄関の酒林、江戸時代末期建造の白壁の1号蔵と、解説付きでご案内さいてもうたがやき。
かつてないばあ詳しゅうに浅野杜氏の解説付きでご案内さいてもうたき、オンラインやち皆さんにゃあチビッとはご満足いただけたがやないろうかのう。
さらに今年は、この後10時半過ぎばあから、「司牡丹の新たな挑戦!新商品・試験醸造等の初出し情報発表」があったがよ!
まずはワシから、「瓶内二次発酵スパークリング純米吟醸酒」について、画像と映像を交えもって、紹介さいてもうたがやき。
こちらについちゃあ、今年はテスト販売で、3月〜4月くらいから100本ばあテスト販売される予定ながよ。
お次は、「船中八策・吉田類櫂入れ」限定発売について、画像を共有してワシからご紹介さいてもうたがやき。
続いては、高知県初のクラフトジン「マキノジン」について、まずはワシが紹介動画を共有し、その後はワシと浅野杜氏が、ちくと補足説明さいてもうたがよ。
お次は、究極の純米吟醸酒「袋吊り搾りセット」のCF販売実験について、ワシが動画を共有してから解説し、浅野杜氏からも補足説明があったがやき。
こちらも今年はCFを使うたテスト販売で、来年本格的に酒販店さんを通して全国展開さいていただく予定やき、楽しみにお待ちくださいや!
続いては、世界初の「宇宙深海酒」について、ワシが画像らあを共有して解説し、浅野杜氏からも補足説明があったがよ。
こちらは、「司牡丹・土佐宇宙深海酒」(純米吟醸酒)として、3月16日から出荷開始やきに、皆さん宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
お次は、「司牡丹・AMAOTO」4年目リニューアルについてと、「司牡丹Cel24」の新酒について、ワシから説明さいてもうたがやき。
ほんで最後に、高知大学との小仕込試験醸造プロジェクトについて、ワシが資料を共有し、浅野杜氏とワシから、いろいろ説明さいてもうたがよ。
今後の司牡丹の新たな挑戦について、皆さんにチビッとはご理解いただけ、チビッとは期待していただけたがやないろうかと思うがやき。
さあ、その後は11時15分ばあから、オンライン交流会のスタートながよ。
ワシもこっからは、「日土人」とおつまみをいただけるき、準備をしたがやき。
窪川の農家の皆さんとクラインガルテン四万十の皆さんは、既にかなりの酔っぱらいになっちょったみたいなけんど・・・。
まずは、あらためてみんなあで乾杯をしたがよ。
やっばしワシゃあこのお酒「日土人」を飲むと、味わいの中に生命力みたいなもんを感じ、その後に今は亡き永田照喜治先生の笑顔が浮かんでくるがやき。
ほんで、当然のようにおつまみが欲しゅうなって、早速「おつまみのり」や「豆腐ジャーキー」や「おつまみえのき」をパクパクいただきゃあ、今度は再びこのお酒が欲しゅうなって、またクピッと飲んでしまうがよ。
こうして、「日土人」「おつまみ」「日土人」「おつまみ」・・・の無限ループにハマってしまうがやき。
どのおつまみも喉と舌が日本酒を要求するような美味しさで、「日土人」がナンボやち飲めてしまうがよ!
皆さん飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うてしゆううちに、お約束で窪川の農家の方々が妙なマスクをかぶって登場されたりして、場を盛り上げてくださったがやき。
ミュージシャン、鳩オヤジさんもパンダマスクでギター片手に皆さんとともに熱唱してくださり、これまたバカウケやったがよ。
それぞれの皆さんにも、ミュートをはずして語ってもうたりしもって、さらに飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、盛り上がりまくったがやき。
こうして本年度の「日土人」の14年目オンライン仕込体験&交流会は、お昼の12時過ぎにゃあ無事お開きとなったがよ。
ご参加いただきました皆様、日曜の朝からのイベントにお集まりいただき、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社