
【北村酒展】https://aquetha.com


ちなみに「北村酒展」は、明治44年(1911年)創業の、醸造機械や瓶詰めプラントや醸造薬品・消耗品らあを販売する「株式会社北村商店」の北村勇人専務が立ち上げた、オンライン・ギャラリーながよ。

北村専務は、お客様である全国の酒蔵を訪問しゆう中で、出荷タイミングを逸したりして長期間眠っちょって、かつこぢゃんと高い品質を維持しちゅうお宝酒が、少なからず秘蔵されちゅうっちゅうことに気づいたっちゅうがやき。

「この国にゃあ、熟成酒っちゅう芸術作品が眠っちゅう!」
ほんで北村専務は、これを世に届けるために、熟成酒を「商品」としてやのうて、「作品」として扱うギャラリーをつくることにしたっちゅうがよ。

百年に渡って日本中の蔵元と築いた信頼に基づくセレクトと、醸造技術商社としての品質管理で、熟成酒の未来を蔵元と共に描いていきたいっちゅうがやき!
そんな「北村酒展」の記念すべき第1作品に選ばれた、「AQUETHA by Tsukasabotan」たぁ、以下のとおりの作品ながよ。
精米歩合違いでブレンドした山田錦と、自社培養された熊本酵母を含む3種類の酵母を使用した酒は、甘味・うま味・酸味のバランスが絶妙な、渾身の出来映えやったと、司牡丹の浅野徹杜氏は語るがやき。
けんど、本来はさらに複雑な味わいが、まだ奥底に眠っちゅうように感じて、そこからマイナス5℃以下の氷温冷蔵庫にて保管し、熟成さいてみたっちゅうがよ。

そっから3年余りが経過し、その結果、華やかな香りを保ったまんま、まろやかにやわらかに熟成した味わいと、さらに絶妙な余韻を残すっちゅう奇跡の酒が生まれ、それを北村専務に見出だされたっちゅうことながやき!
その秘密は、まずマイナス5℃以下の氷温長期熟成にあるがよ。
常温の長期熟成酒みたいな琥珀色やのうて無色透明に近いビジュアルっちゅうこたぁ、いわゆる「老香(ひねか)」は無いし、さらに水とアルコールの分子が渾然一体となることで、華やかさとまろやかさが奇跡的なバランスで両立しちゅうがやき。
その上、この特別な熟成酒を、職人によって一つ一つ丁寧につくられた丸い吹きガラスのボトルに詰めることで、自然発生する対流によって成分が循環され、瓶詰め後も水とアルコールの分子の融和がさらに進んでいく仕組みになっちゅうがよ。

【「AQUETHA by Tsukasabotan」詳細スペック】
<原料>米(国産)、米こうじ(国産米)
<原料米>山田錦(兵庫特A地区)
<精米歩合>45%(40%と45%を醸造後ブレンド)
<アルコール度>16.2%
<アミノ酸度>1.2
<グルコース>1.4%
<使用酵母>高知酵母、協会1801、自社培養熊本酵母
<ろ過>素ろ過(活性炭不使用)
<火入れ>1回
<内容量>500ml
<価格>33000円(税込・送料別)
一応詳細なスペックは上記のとおりやけんど、このスペックをはるかに凌駕した芸術作品となっちゅうこたぁ間違いないがやき!


また、「AQUETHA by Tsukasabotan」のBrew Artistである浅野徹杜氏は、次のように語るがよ。

「綺麗の先に美しいがある。たとえば富士山は美しい山やと思うがやき。特にその稜線が美しい。そんな富士山のような美しい酒を目指しちょります。」っちゅうがやき。
ちなみに本日2月23日は「天皇誕生日」であり、また「富士山の日」でもあるきに、偶然やけんど、本日がまさにこの「作品」をご紹介するべき日やと考えたがよ。
なお、吹きガラスのボトルも手づくりのため、一点一点の風合いが異なり、限定300点のナンバリングが付けられ、世界に一点だっけの「作品」となっちゅうきに、さらに希少価値が増すっちゅうもんながやき。
さて、ちくと興味が湧いたっちゅう方は、まずはご購入は別にして、是非ともオンラインギャラリーをご観覧いただけましたら幸いながぜよ。
【北村酒展】https://aquetha.com
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司牡丹酒造株式会社