「世界にゃあおまさん以外にゃあ誰っちゃあ歩むことのできん唯一の道があるがよ。その道はどこに行きつくがかっちゅうて問うちゃあいかんがやき。ひたすら進め、ぜよ。」(フリードリヒ・ニーチェ)
実存主義の先駆者とされるドイツの哲学者、フリードリヒ・ニーチェ(1844〜1900)さんの言の葉ながよ。
人間、誰しもが、何らかのことを成し遂げるために生まれてきちゅうもんながやき。
その成し遂げることが、大きいとか小さいとからあ別にして、おまさんやないとできん何かを成し遂げるために生まれてきちゅうがやき、そりゃあつまりおまさん以外に歩むことのできん唯一の道を、おまさんは歩かにゃあいかんっちゅうことながよ。
ほんで、そんな唯一の道を歩みゆうとき、ふと悩んだり迷うたり、あるいは反発や障害に合うたりして、ホンマにこの道でえいがやろうかとか、この道はどこに行きつくがやろうかとか、立ち止まって考えこんでしまうことがあるもんながやき。
そんなときゃあ、悩んだち無駄ながよ。
何でかっちゅうたら、その道はおまさん以外に歩んだことのない唯一の道ながやき、そりゃあナンボ悩んだち無駄なことながやき。
考えること、ひたすら考え続けるこたぁ絶対に必要やけんど、悩んだり迷うたりして立ち止まりゆうヒマがあったら、自分の心の奥底から響いてくる声を信じて進むこと、ただひたすら進むことながぜよ!