2022年03月19日

幸せの言の葉<1570>

「弱点は強みに変えれるぜよ。」(アルフレッド・アドラー)


オーストリアの精神科医・心理学者で、フロイトやユングらあと並んで、現代のパーソナリティ理論や心理療法を確率した1人、アルフレッド・アドラー(1870〜1937)さんの言の葉ながよ。


アドラーさんは、「個人心理学講義」っちゅう本の中で、フライタークさんっちゅう詩人の話を紹介しちゅうがやき。


フライタークさんは、視力が弱いっちゅう大きな弱点を持っちょったがやけんど、ほんじゃきにこそ他の人が想像できんようなもんを見ることができて、結果として多くの名作を生み出すことができたっちゅうがよ。


つまり、弱点は強みに変えれるっちゅうことながやき。


しかも、こりゃあフライタークさんに限ったことやのうて、似たような事例は至るところに存在しちょって、そりゃあ誰にやち可能なことながよ。


弱点を強みに変えることが誰にやち可能やっちゅうことが、もし信じられんっちゅうがやったら、次の事実を見つめてみることながやき。


巨大な恐竜らあが闊歩しゆう太古の昔、最もちんもうて最も弱々しい、最も弱点だらけで強みらあて何ちゃあ無さそうな、そんな生き物が弱肉強食の世界で生き残り、ワシらあ人類の祖先になっちゅうがぜよ!


つまり、ワシらあはみんなあ、弱肉強食の時代に最弱でありながら、その弱点を強みに変えて…つまり脳ミソを発達さいて…生き残ってきた生き物の子孫やっちゅうことながよ!


ほいたら、そんな最弱を強みに変えて生き残ってきた生き物の遺伝子を受け継いじゅう子孫であるワシらあが、弱点を強みに変えれんわけはないっちゅうことながやき!


さらに考えてみいや。


いま、おまさんが抱えちゅう弱点がたとえどればあ凄い弱点やったとしたち、弱肉強食の恐竜時代に最弱の生き物として生まれることと比べりゃあ、ぜんっぜん大したことらあないろがよ。


それと比べりゃあ、おまさんの弱点を強みに変えることらあて、しんよいことぜよ!




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)