「決断たぁ目的を見失わん決心の維持にほかならんぜよ。」(ドワイト・デイヴィッド・アイゼンハワー)
アメリカ合衆国の第34代大統領、ドワイト・デイヴィッド・アイゼンハワー(1890〜1969)さんの言の葉ながやき。
「決断」っちゅう言葉は、ほかの全てを断じてひとつだっけに決めるっちゅうことを、その瞬間だっけに断行する力みたいに思うてしまいがちながよ。
けんど、かのアイゼンハワー大統領さんは、「決断」を「目的を見失わん決心の維持」やと、喝破するがやき。
つまり、まず大事ながは「目的」やっちゅうことで、たとえばAとBどっちに決断するかっちゅう時、現状から考えたらAに決断すべきやけんど、目的から考えたらBに決断すべきやっちゅう場合、迷わずBを取るっちゅうことながよ。
さらに、その場かぎりの決心やなしに、その目的を見失わん決心を維持し続けることこそが、決断の本意じゃっちゅうことながぜよ。