「笑やあ、笑う数ばあ友達ができるけんど、しかめっ面をしちょったら、皺の数が増えるだっけながよ。」(ジョージ・エリオット)
英国ヴィクトリア朝を代表する小説家で、男性名のペンネームを用いた女性作家、ジョージ・エリオット(1819〜1880)さんの言の葉ながやき。
性格がどうやとか、考え方がどうやとか、能力がどうやとか……どんな人間になったらえいかについちゃあ、古今東西様々な意見が百出しちゅうけんど、そんなことより何より一番簡単に言うたら、いっつも笑顔でおる人に人は惹き付けられるっちゅうことながよ。
人間は、いっつも笑顔でおる人の周りに集まりたいし、そういう人と友達になりたいと思うちゅうがやき。
ほんじゃき、性格にちびっとばあ難があったち、考え方がちびっとばあ変わっちょったち、能力がちびっとばあ劣っちょったち、たとえどんな苦境にあったちいっつも笑顔でおれるっちゅう人は、それだっけで物凄い才能の持ち主やっちゅうことながよ。
いっつも眉間に皺を寄せて難しそうなしかめっ面をしちょったら、皺の数だっけが増えて、友達は増えんきに、たとえどればあ性格がこぢゃんと良うたち、どればあ考え方が素晴らしかったち、どればあズバ抜けた能力を持っちょったち、そんな人の周りにゃああんまり人が集まってこんきに、結局は大したこたぁ成し遂げれんっちゅうことながぜよ。