「天がワシを生んでくれた以上必ずなんらかの役に立つことがあるがやき。千金散じ尽くしたち、またもんてくるぜよ。」(李白)
中国は盛唐の時代の詩人で、中国史上において同時代の杜甫とともに最高の存在とされ、奔放で変幻自在な詩風から後世に「詩仙」と称せられた李白(701〜762)さんの詩、「将進酒(しょうしんしゅ)」(酒を勧める歌)の一節からの言の葉ながよ。
この李白さんの詩の一節は、なんちゅう希望に満ちあふれた言の葉やろうか!
人間は誰しも天が生んでくれた存在やき、そうやとすりゃあ、絶対に生まれてきた意味があり、必ずなんか世の中の役に立つことがあるっちゅうて、かの李白さんが断言しちゅうがやき。
さらに、その人生において、たとえ莫大な金銭や財産をスッカラカンになくしてしもうたとしたち、「カネは天下の回りもの」っちゅう言葉もあるとおり、そりゃあいつかは必ずまたもんてくるもんじゃちゅうて断言しちゅうがよ。
この李白さんの詩の一節を壁に掲げて、いっつも眺めて過ごしよったら、こぢゃんと幸せな人生をおくることができるっちゅうもんながやき。
ほいたら最後に、この詩の一節の原文と書き下し文を、以下に掲載しちょきますぜよ。
「天生我材必有用
千金散尽還復来」
<天、我が材を生ずる必ず用あり
千金散じ尽くして還(ま)た復(ま)来たらん>