5月22日(日)は、ワシが開祖を務めさいていただきゆう「酒道 黒金流」の、「第1回高知例会」を「伊勢海老料理中平」さんにて開催し、こぢゃんと盛り上がったがやき。
ちなみに「酒道 黒金流」についちゃあ、詳しゅうは、下記の公式サイトをご覧くださいや。
●「酒道 黒金流」: https://shudo-kurogane.jp
この「酒道 黒金流」は、昨年の3月から正式なホームページを開設し、全国から「入門者」を集めゆうがやけんど、これまではコロナ禍やっちゅうことで、リアルに集うこたぁ一度ものうて、その代わり毎月1回Zoomにて、「オンライン質疑応答会」と「オンライン懇親会」を開催してきたがよ。
ほんで、コロナ禍もちくと落ち着いてきたっちゅうことで、この度リアル初の「第1回高知例会」と、様々なオプション企画が開催されたっちゅう流れながやき。
ワシを含め12名のメンバーにて、「伊勢海老料理中平」さんにて盛り上がりまくり、JR須崎駅からJR高知駅に到着したがは21時半過ぎ。
既に「中平」さんにてベロベロに飲まれちょった山本さんは、こちらにて離脱されたがよ。
山本さん、地元高知からのご参加、ありがとうございました!
ほんで、入門者で参加メンバーでもある塩田さんが、ご自身のバー「Craps(クラップス)」さんを、開けてくださるっちゅうことで、残りのメンバーにて2次会に押しかけさいてもうたがやき。
ちなみに塩田さんは、今話題の「マキノジン」の産みの親ながよ。

塩田さんは、全国バーテンダー技能競技大会優勝らあの、輝かしい経歴の一流バーテンダーながやけんど、還暦を超えて高知大学「土佐FBC(Food Business Creator)」に入学され、現在も上級コースに在籍されちょって、蒸留やボタニカルを研究中っちゅう方ながやき。
そんな塩田さんの、「高知県初のクラフトジンを造って、世界一のジンに育てたい!」っちゅうアツい想いに共感し、司牡丹じゃあ新たにジンの製造免許を取得したがよ。
ほんで、何で酒名が「マキノジン」かっちゅうたら、佐川町出身の世界的な植物学者・牧野富太郎博士が発見し亡き妻の名をつけた「スエコザサ」をメインに、県産柑橘類らあ10種類以上のボタニカル原料を使うっちゅうきながやき。
ジンにゃあ必須のジュニパーベリー以外、他のボタニカル原料は、有機グァバや仁淀山椒、土佐の酢みかん(香酸柑橘類)のブシュカン、榧の木らあの、高知県らしいもんを使用し、世界に誇れる土佐らしいクラフトジンになると確信しちゅうっちゅうて、塩田さんは語るがよ。
さらに、この蒸留器が据え付けられちゅう場所は、実は偶然にも、元々は牧野富太郎博士の実家の酒蔵(屋号「岸屋」・銘柄「菊の露」)やったっちゅう場所ながやき!
天の牧野博士の導きを感じる偶然の一致・・・今回「マキノジン」を造ることになったがは、もはや宿命やったっちゅうことながよ!
さらに何と!その牧野富太郎博士が、来春のNHK「朝ドラ」の主人公のモデルに決定したっちゅうビッグニュースが、「マキノジン」の発売日の2週間ばあ前に、駆け巡ったがやき!
まっこと、天も応援してくれゆうがぜよ!
ほいたら当然のごとく、「マキノジン」にゃあいきなり注文が殺到し、アッちゅう間に完売になってしもうたがよ。
ほんじゃき、現在「マキノジン」は、まず酒販店じゃあ手に入らん、飲食店やちおそらくキープ分ばあしかないっちゅう、希少品となっちゅうがやけんど、当然「Craps」さんは、ちくと多めにキープしちゅうき、まだ飲めるっちゅうわけながやき。
ちなみに画像に写っちゅう「マキノジン」のボトルは、かの高知県出身の酒場詩人・吉田類さんのサイン入りボトルながよ。
ちゅうことで、ワシを含め9名のメンバーがカウンターにズラリと陣取り、まずは「マキノジン」を使うた塩田さんイチオシのカクテル、「酢みかんジンリッキー」をみんなあでお願いしたがやき。

このカクテルが、こぢゃんと爽やかでまっこと美味しゅうて飲みやすいもんやき、皆さんスイスイ飲み干してしもうて、それぞれが思い思いの次のカクテルを注文しだいたき、塩田さんはテンテコマイで大忙しとなってしもうたがよ。
その後も、当然のごとく飲みまくり語り合いまくり、午前様まで行き抜けてしもうたがやき。
塩田さん、本来はお休みのところを、まっことありがとうございましたぜよ!
さてその翌日は、昼からのオプション企画で、佐川町名物・鰻料理の「大正軒」さんに12時半集合で、7名の皆さんが集まったがよ。
皆さん朝がゆっくりやったもんやきか、はたまたこぢゃんと酒が強いがか、前夜の酒が残ってしんどそうな方は誰っちゃあおらんかったがやき。
さて、今回「大正軒」さんに注文さいてもうちょったがは「鰻定食・梅」で、「鰻の蒲焼き」「うざく」「肝吸い」「漬物」「ご飯」っちゅうラインナップながやき。


もう百年以上前の大正時代の創業からつぎ足し続けられちゅうっちゅう秘伝の蒲焼きタレは、ちくと甘めやけんど、抜群のうまさながよ。
思わず日本酒が欲しゅうなる味わいやけんど、さすがに昨日の今日じゃあ、飲みたいっちゅう宣言をされる方はおらんかったがやき。
食べて食べて語り合うて、和気あいあいに盛り上がったがよ。
13時過ぎにゃあ「大正軒」さんでのランチ会は終了し、こちらにて京都よりご参加の中西さんと娘さんは、車にて帰られたがやき。
わざわざ京都からのご参加、ありがとうございました!
残られた5名の皆さんは、ラストのオプション、司牡丹の酒蔵見学&佐川町内散策に、ワシの解説付きでご案内さいてもうたがよ。
まずは、「酒ギャラリーほてい」の座敷にて、酒造りのビデオをご覧いただき、司牡丹の酒蔵をご紹介しもって、途中の佐川町内の歴史的建築物らあも解説さいてもうて、最後は「酒ギャラリーほてい」に戻んて、何種類かの司牡丹商品を、試飲していただいたがやき。

お土産のお酒もご購入いただき、ありがとうございます!
ほんで、JR佐川駅14時40分初の土讃線特急に乗られて帰られる皆さんをお見送りさいてもうて、3日間にわたる「酒道 黒金流・第1回高知例会+オプション」は、無事全ての企画を終了したがよ。
全国各地からわざわざ土佐の高知にお越しいただき、ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社