2022年06月02日

「土佐伝統お座敷文化の会」設立に向けた準備会と「土佐経済同友会・人づくり委員会」ぜよ!

5月24日(火)はまずは15時から、堺町の「葬祭会館大蔵」さんにて、「土佐伝統お座敷文化の会」設立に向けた準備会(旧名称:土佐芸妓の団体設立に向けた準備会)が開催されたがよ。
写真1  葬祭会館大蔵

「土佐経済同友会」の「人づくり委員会」メンバー、委員長の中田さん(葬祭会館大蔵の社長)と、副委員長の吉本さんとワシ、「濱長」さんの由喜千代さんと「得月楼」さんの松岡番頭さんっちゅう、5人のメンバーでの開催やったがやき。


ちなみに「人づくり委員会」は、中田委員長さんを中心に、全く新しい基本方針を掲げて活動しゆうがよ。


その基本方針は、以下の通りながやき。


「人づくり委員会では、委員会の活性化に繋がるよう『見える化』を図りながら、運営方針にもある『土佐文化の継承人材の育成支援』をテーマとして取り上げる。なかでも高知県ならではのウリになり、かつ今後の継承が危ぶまれている『土佐の伝統文化』について、その種類や歴史等を調査・研究し、現状把握。それぞれの『土佐の伝統文化』が抱えている、『継承人材の育成』についての問題点を炙り出す。その上で、県・市町村にも参画していただき、『土佐の伝統文化』の人づくりを支援する団体の設立を提言できるように努める。このような『土佐の伝統文化』が持続可能となれば、より魅力的な高知県となり、必ずや経済発展にも繋がるものと考える。」


ほんで、これまでの委員会の流れとしちゃあ、以下のとおりながよ。


委員会メンバーの「濱長」女将の濱口さんから、これまで土佐の「おきゃく文化」を支えてきた「土佐芸妓」は、現在「濱長」に1人(女将の娘さん)おるだっけで、いまやその継承は風前の灯火やっちゅうお話があったがやき。


高知県にとっちゃあ、最大のウリの1つやといえるもんは間違いのう、土佐の「おきゃく文化」ながやき、それを支える大きな柱であるはずの「土佐芸妓」に、支援も補助も何ちゃあないっちゅうんは、確かにちくとおかしいがやないかっちゅうて、皆さん感じはじめたがよ。


ほんで、ワシから、近年他県の芸妓組合らあで、消え去りかけちょったもんが復活したっちゅう事例についての資料を皆さんに配らいてもうて、ちくと説明さいてもうたがやき。


どこの事例も、だいたい地元の経済人らあが応援して、減り続けよった地元の芸妓文化を復活さいたっちゅうパターンやったがよ。


ちゅうことで、委員会メンバーみんなあで、全国の事例を調べてこうっちゅうことになって、それらあの報告やまとめらあがあったがやき。


そんな中で、やっぱし「土佐芸妓」を中心とした「土佐伝統お座敷文化」を守る団体を創らにゃあお話にならんっちゅうことで、「得月楼」さんと「濱長」さんに集まってもうて、団体設立に向けた準備の懇親会を、これまでに8回ばあ開催したきたがよ。


今までの経緯は、だいたいこんな感じながやき。


ほんで今回は、まずはワシから、令和4年3月に濱田知事から「高知県の食」のPR活動の委嘱状を授与された、雑誌「dancyu」の植野広生編集長が、「高知が誇る『おきゃく』文化を世界に発信する!」として、映画「OKYAKU」を製作するっちゅうて発表(2024年3月公開予定)したっちゅうネタと、その映画製作の推進メンバーに、土佐経済同友会の佐竹代表幹事と、高知県酒造組合理事長のワシが入っちゅうっちゅう報告をさいてもうたがよ。


NHK「プロフェッショナル」にも出演され、テレビ番組も持たれちゅう植野編集長さんが、ここまで惚れ込んで応援してくださるっちゅうんは、まさに百万の援軍を得たようなもんやし、その推進メンバーにワシと共に佐竹代表幹事さんも入っちゅうっちゅうんは、まっことこれまでの「人づくり委員会」のワシらあの活動に、お墨付きが与えられたようなもんで、この活動は天からも応援されゆうっちゅう証拠みたいなもんながやき!


また、ワシから「土佐伝統お座敷文化の会」っちゅう団体名やと、単に「お座敷遊び」を楽しむだけの会のように聞こえてしまうき、「守る会」にした方がえいがやないかっちゅう提案をさいてもうたがよ。


ほんで、「土佐伝統お座敷文化を守る会」っちゅう名称にしょうっちゅうことになったがやき。


さらに、高知県中小企業団体中央会のさんからの追加情報として、課題になっちょった点も問題ないようなき、やっぱし団体の形態としちゃあ「NPO法人」がえいろうっちゅう報告をさいてもうたがよ。


また、中田委員長さんから、他のNPO法人の定款らあの事例が紹介され、これを元に、松岡番頭さんが、ワシらあが作ろうとしゆう団体の定款の叩き台案を作ってくるっちゅうことになったがやき。


その後も、いろいろ細かい打ち合わせや意見交換らあをしたがよ。


1時間半ばあの打ち合わせを終えて、まだまだゴールは遠いけんど、道筋はかなり見えてきたっちゅう感じながやき。


ほんでその後は18時半から、東京海上日動火災保険株式会社高知支店6階会議室にて、「土佐経済同友会」の「人づくり委員会」が開催されたがよ。


今回のテーマは、いっつもと違うて「土佐経済同友会・10年ビジョン」がテーマで、いくつかのグループに分かれて、ディスカッションをするっちゅうことながやき。


まずは中田委員長さんから、開会のご挨拶と、今回の趣旨らあについての説明があったがよ。
写真2 人づくり委員会中田委員長挨拶

続いては、奥村副代表幹事さんから、「10年ビジョン」についての簡単な解説があったがやき。


お次は質問タイムで、前代表幹事の弥勒さんから、いくつかの質問があったがよ。







ほんで、4つの班に分かれて、ディスカッションが成されたがやき。
写真3  グループ別ディスカッション写真4 ディスカッション風景












ワシらあの班は、前委員長の武田さんが進行役となり、ディスカッションがスタートしたがよ。


まずは女性活躍について、高知の女性はシングルマザーが多いき、託児所やケアハウスの充実が必要やとか、高知の男はあんまり働かん人が多いき、「女性を活用する」っちゅう発想やのうて、優秀な女性にトップに立ってもろうた方がえいとか、女性リーダーが3割以上必要で、3割を超えりゃあ社会が変わるとか、いろんな意見が出されたがやき。


また、教育についても、英語に力を入れるべきやとか、教員の質をまっと上げる必要があるとか、障がい者教育の質を上げる必要もあるとかっちゅう意見が出されたがよ。


さらに、今「人づくり委員会」で実施しゆう「土佐伝統お座敷文化の会」の活動についても、実は「10年ビジョン」にこぢゃんと合致しちゅうっちゅう話題を、ワシから出さいてもうたがやき。


皆さんからも、県外の方らあに「ひろめ市場」のファンは多いとかっちゅう意見も出されたがよ。


さらにワシから、土佐の「おきゃく」文化は、スペインのサン・セバスティアンにも勝てる、世界中から人を呼び込めるコンテンツやっちゅう意見も出さいてもうたがやき。


こうして、班に分かれてのディスカッションは終了し、それぞれの班から簡単なまとめの発表があったがよ。
写真5  発表

続いてはワシから、令和4年3月に濱田知事から「高知県の食」のPR活動の委嘱状を授与された、雑誌「dancyu」の植野広生編集長が、「高知が誇る『おきゃく』文化を世界に発信する!」として、映画「OKYAKU」を製作するっちゅうて発表(2024年3月公開予定)したっちゅうネタと、その映画製作の推進メンバーに、土佐経済同友会の佐竹代表幹事と、高知県酒造組合理事長のワシが入っちゅうっちゅう報告をさいてもうて、いまの「人づくり委員会」の活動は、すごい援軍を得たっちゅうて伝えさいてもうたがやき。


こうして20時ばあにゃあ、今月の「人づくり委員会」はお開きとなったがよ。


ほんでその後は、有志メンバーにて、いっつものご近所の「居酒屋たけふく」さんにて懇親会を開催したがやき。


まずは生ビールらあで乾杯し、「つきだし」や「枝豆」らあをいただきもって、盛り上がったがよ。


美味しいお料理が次々に登場し、飲んで食べて飲んで食べて語り合うて、一気に盛り上がったがやき。


途中からは、「土佐司牡丹・生貯蔵酒」に変えて、そっから後はみんなあこのお酒をガンガンに飲みまくりになったがよ。
写真6  焼き鳥写真7 土佐司牡丹生貯蔵酒












「焼鳥」や「煮込み」や「唐揚げ」や「ウインピー」らあをつまみもって、このお酒をガンガン追加して酌み交わしまくり、さらに会話も盛り上がりまくりになったがは、そりゃあ当然ながやき。
写真8  ウィンピー写真9 土佐司牡丹生貯追加













「土佐経済同友会・人づくり委員会」の皆さん、まっことお疲れ様でした、今後とも何とぞ宜しゅうお願いいたしますぜよ。

















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司牡丹酒造株式会社

Posted by tsukasabotan at 09:10│Comments(0)