「震災被災者の皆さんが立ち上がることで、私らあが勇気づけられるがやき。たったひとつの惑星ながよ。私らあはみんなあ、ここにおる。繋がっちゅうがやき。」(シンディ・ローパー)
アメリカ合衆国の歌手・女優で、グラミー賞、エミー賞、トニー賞らあの受賞経験があり、親日家としても知られちゅう、シンディ・ローパー(1953〜)さんの言の葉ながよ。
東日本大震災が発生した2011年3月11日、シンディさんはジャパンツアーを行うために日本におったっちゅうがやき。
こん時にゃあ、予定されちょった来日公演をさすがにキャンセルした海外アーティストらあも多かったけんど、シンディさんは母国に帰らんと日本に滞在することを選択し、そのまんまジャパンツアーを行うて、日本にエールを贈り続けてくれたがよ。
そんな2011年3月、来日公演直後のインタビューでシンディさんが語ったがが、この言の葉ながやき。
このシンディさんの言の葉のスゴいところは、被災者を勇気づけちゃろうらあて微塵も思うてないところながよ。
あれほどの被災を受けた方々に、どればあ言葉を重ね尽くしたち、到底勇気づけることらあできんがやき。
そうやのうて、逆ながやと。
つまり、被災者の皆さんが立ち上がることで、逆にワシらあの方が勇気づけられるがやっちゅうがよ!
さらに、たったひとつの惑星の同じ住人として、みんなあつながっちゅうがやっちゅうて、1人やないっちゅう「絆」に気づかせてくれるがやき!
このシンディさんの言の葉に、いったいどればあの被災者の皆さんが、再び立ち上がる勇気を手に入れたことやろうか。
これぞ言の葉の力!まさに名言中の名言ながぜよ!