5月28日(土)は17時から、NCCU(日本介護クラフトユニオン)中四国エリアの皆さんを対象に、オンラインにて司牡丹の酒蔵見学&楽しむ会を開催したがやき。
このコロナ禍において、ワシが様々なオンラインイベントらあを開催しゆうがをSNSらあで発見されたNCCU中四国エリア事務局の方から連絡があり、今回のオンラインイベントを開催する運びとなったがよ。
この日は、NCCU中四国エリアの皆さんを対象とした「活動報告」や「事務連絡」らあのオンライン会議があり、その参加率を上げる意味や福利厚生的な意味らあもあり、そん中に司牡丹オンライン酒蔵見学&楽しむ会を組み込んだっちゅうことながよ。
これまでにコロナ禍において同様のオンライン会を何度か開催し、ワイン会らあも開催したことがあったようで、そん時ゃあ20名前後の参加者やったらしいがやけんど、今回は29名の参加者で、過去最高の参加者やっちゅうことで、嬉しいかぎりながやき。
ちなみに参加者の皆さんにゃあ、あらかじめ司牡丹のお酒3アイテムと土佐のおつまみ3種類や資料らあをお届けしちょって、ワシもおんなじお酒とおつまみを準備さいてもうて、Zoomに入室したがよ。
ちくと前段の「活動報告」が長引いて、ちょびっと遅れての開会で、まずは事務局の方からお話があり、ワシがご紹介されたがやき。
ほんで、ワシが自己紹介さいてもうて、まずは乾杯で、あらかじめお届けさいてもうちゅうお酒の中から、「司牡丹・ハナトコイシテ」(特別純米酒)をグラスに注いでいただき、みんなあで乾杯したがよ。
オンライン越しやけんど、皆さん一気に笑顔になられて和んだことが、手に取るように分かったがやき。
ほんで、まずは今回お届けさいてもうた司牡丹のお酒と土佐のおつまみについて、パワーポイントの資料を共有して解説し、皆さんにゃあお酒とおつまみを堪能いただきもって、お聴きいただいたがよ。
「ハナトコイシテ」は、佐川町出身の植物学者、「日本植物学の父」、牧野富太郎博士の生誕150年を記念して2012年に新発売されたお酒で、博士の実家は佐川町の造り酒屋であり、最終的にゃあ司牡丹酒造に譲られちゅうがやき。
この酒名は、博士の詠んだ「草をしとねに 木の根を枕 花と恋して九十年」から命名されちょって、「ハナトコイシテ」の文字は、牧野博士の筆跡を使用し、デザインされちゅう花は、博士が子供の頃からこよなく愛したバイカオウレンながよ。
淡麗辛口の純米酒に華やかな香りの純米吟醸酒を10%ブレンドし、アルコール度数も低めでやさしい14度台に設定することで、まさにバイカオウレンのごとく、小さな可憐な花を想わせる上品な香りと清廉な味わいを持った特別純米酒となっちゅうがやき。
また、牧野博士生誕160年に当たる今年2月、NHKの2023年度前期「連続テレビ小説」(通称「朝ドラ」)は、牧野富太郎博士をモデルにした「らんまん」に決定したっちゅう正式発表があり、そこからいきなり「ハナトコイシテ」に全国から注文が殺到しはじめちゅうがよ!
続いては、この「ハナトコイシテ」に合わせるおつまみで、「きびなごケンピ・塩麹」(八重丸水産製造・きよみ商店販売)の紹介ながやき。
高知県西部、宿毛湾で水揚げされた新鮮なキビナゴを乾燥さいて、キャノーラ油で揚げ、塩麹・砂糖・ゴマを絡め、煎り大豆とミックスしたもんで、カリッと香ばしゅうて、キビナゴの魚の旨味もしっかりと感じられ、塩麹のやさしい甘味と塩味がほのかで、かつナチュラルでまろやかな味わいは、一度食べはじめたら止まらんなるクセになる美味しさながよ。
「ハナトコイシテ」と合わせていただきゃあ、「きびなごケンピ」の魚の旨味、塩麹の甘味と塩味、煎り大豆の風味を、この酒が口中で見事に融合さいて、さらにこの酒の可憐さと清廉さが加わり、美味しさが倍増すること請け合いながやき!
お次のお酒は、「司牡丹・生鮮酒<夏>零下貯蔵生酒」(純米生酒)のご紹介ながよ。
「日本酒にゃあ四季折々の『生鮮品』がある!」をコンセプトに商品化された、「司牡丹・生鮮酒」シリーズの夏季限定品ながやき。
限定1,500本のみ出荷の、夏しか飲めんっちゅうこの旬の幻の酒は、春先に搾られた純米酒の生酒を、そのまんまフレッシュな風味を封じ込めるため、マイナス5℃以下にて零下貯蔵したもんながよ。
その爽やかな香りと軽快でなめらかな味わい、青竹のように清々しい膨らみ、そして後口のシャープなキレの良さは、まさに日本の夏を心地良う彩ってくれ、夏の旬の食材の美味しさをグッと引き立てるがやき。
ほんで、この「零下貯蔵生酒」と合わせるがが、「ファーム・ベジコのキュウリ」(2本)と「土佐のうま味噌」(130g)ながよ!
ファーム・ベジコのキュウリは、平成25年5月に開催された日本野菜ソムリエ協会主催「第14回野菜ソムリエサミット」において、食味評価部門で断トツの成績で日本一を獲得しちゅうがやき!
「他の胡瓜たぁ全く違う」「メロンのような甘みを感じる」っちゅうて、審査員も絶賛やったっちゅうもんながよ。
さらに「土佐のうま味噌」は、高知の食通らあに長年愛され、惜しまれて閉店した名店「居酒屋 左」にて、野菜につける自家製味噌として絶賛されちょった逸品ながやき。
その味の復活を望む声は多うて、店主宇賀さんのレシピそのまんまに、株式会社アースエイドさんが遂に商品化したがよ。
日本一のキュウリそのまんま一本に、幻の土佐のうま味噌を付けてパキッとかじる……!
キュウリの爽やかな甘味にうま味噌のうま味と塩味が加わり、まさに王道の酒肴の味わいながやき!
ほんで、喉から手が伸びそうになるばあ、喉が日本酒を、特に生酒を要求してくるがよ!
このお酒とおつまみを堪能された皆さんは、そのあまりの美味しさに、まっこと満面満開笑顔になられちょったがやき。
続いては、「船中八策」(超辛口・純米酒)のご紹介ながよ。
明治新政府のあり方について、坂本龍馬が船中にて考えた策に由来する、ロマン漂う逸品で、司牡丹を代表する人気ナンバーワン銘柄ながやき。
品のえいナチュラルな香りとなめらかに膨らむ味わい、ほんで後口は潔いばあ抜群のキレを誇り、そのバランスの良さは食中酒としての完成度の高さを表しちゅうがよ。
どんな料理と合わせたち、その味わいを損なうことのう、出汁のように下から支えるようにして引き立ててくれるがやき。
特に和食、中でも新鮮魚介、さらに中でもカツオの美味しさを引き出す効果は絶大で、交互にやりゃあ箸も杯も止まらんなるがよ!
ほんで、この「船中八策」と合わせるおつまみが、「かつお角煮(醤油味)」(浜吉ヤ)ながやき。
脂の乗った上質のカツオを、佃煮風の濃い味やのうて、醤油でやわらこう煮込んだ、優し い味わいの角煮ながよ。
土佐市宇佐町で明治初期から鰹節を製造してきた「浜吉ヤ」独自の技術と永年のカツオの知識により、煮込んだち硬うならんと、驚くばあやわらこう仕上げられちゅうがやき。
カツオ本来のうま味と醤油の甘辛味の絶妙な融合を、超辛口の日本酒がグッと引き立て、後口は心地えいばあ爽やかに洗い流し、ほんで交互にやりゃあ箸も杯も、無限ループのように止まらんなること請け合いの美味しさながよ!
お次は、「司牡丹の酒造り動画」を共有し、ワシの説明つきで約8分ばあご覧いただいたがやき。
「精米」「蒸米」「ひねり餅」「麹づくり」「酒母」「三段仕込み」「上槽」、そしておまけの「酒林づくり」らあをご覧いただいたがよ。
皆さん、こぢゃんと興味津々でご覧いただけたようながやき。
続いては、再びパワーポイントの資料を共有し、「土佐の風土と司牡丹のSTORY」っちゅう内容で、ワシからジックリ語らいてもうたがよ。
「土佐の風土のSTORY」じゃあ、鮮度抜群の山・川・海の幸に日本一恵まれた高知県の山の幸、川の幸、海の幸らあをご紹介し、さらに土佐の酢みかん文化や土佐寿司文化らあもご紹介さいてもうたがやき。
また「司牡丹のSTORY」じゃあ、司牡丹の歴史と由来のSTORY、日本を創った偉人たちと司牡丹のSTORY、司牡丹の「水」のSTORY、司牡丹の「米」のSTORY、司牡丹の「技」のSTORY、司牡丹の「心」のSTORYらあについて、解説さいてもうたがよ。
その後は、質疑応答タイムながやき。
何名からの方々からいくつかの質問があり、ワシが答えさいてもうたがよ。
また、締め括りにゃあ、「今回のイベントに参加されての、悦びの声をお知らせください。」っちゅうアンケートに答えてくださった方の中から抽選で2名様に、秘蔵の大吟醸をプレゼントさいていただきますっちゅうて発表さいていただき、皆さん盛り上がったがやき。
また、今回のイベントにご参加いただいたっちゅうことを、司牡丹来社時にお伝えいただけましたら、VIP待遇にて秘蔵のお酒の試飲らあもサービスさいていただきますっちゅうて発表さいていただき、またまた皆さん大悦びやったがよ。
こうして18時半過ぎにゃあ、大団円のお開きとなったがやき。
NCCU中四国エリアの皆さん、たくさんのご参加をいただき、ともに楽しいひとときを過ごさいていただき、まっことありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社