高知県酒造組合からは、理事長のワシと「安芸虎」の有光社長と技術顧問の上東先生(高知県工業技術センター特別技術支援員)の3名が、ノボリやパネルや土佐酒と共に、14時にゃあ県庁に入ったがよ。
ほんで、県庁の方々と共に、報告会会場にディスプレイを飾り付けたがやき。
土佐酒ブランドコンセプト「TOSA NAKAMA SAKE」のノボリやパネルと共に、「宇宙酒」「深海酒」「宇宙深海酒」が12本、金賞受賞酒が4本、飾り付けられ、なかなか壮観ながよ。
早速、マスコミの方々が撮影してくださったがやき。
「宇宙深海酒」と「入賞＆金賞日本一」の資料も配られ、打ち合わせも済まいて、14時半にゃあ濱田知事さんが入室されたがよ。
ほんで、早速理事長のワシから、報告をさいてもうたがやき。
まずは「宇宙深海酒」についての報告ながよ。
2006年に、宇宙を旅した高知酵母を使うて、世界初の「土佐宇宙酒」が誕生した際の経緯について、さらに2019年にゃあJAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)さんのご協力により、その宇宙酵母をさらに深海に沈めろうっちゅう計画がスタートしたっちゅう経緯らあについて、報告さいてもうたがやき。
この一大プロジェクトは、高知県内マスコミらあにも取り上げられ話題になったがやけんど、深海から引き上げられた酵母は、高圧に耐えられんと残念ながら全滅してしもうちょったがよ。
その後、上東さんや高知県工業技術センターの皆さんが、圧力に耐性のある酵母を育種して、2020年にリベンジ挑戦！
この再挑戦で、何とか生き残っちゅう酵母が確認されたがやけんど、その生存確率は何と3億分の1っちゅう、奇跡に近い確率やったがやき！
これにより、宇宙を旅した「宇宙酵母」に加え、深海を旅した「深海酵母」と、宇宙と深海の両方を旅した「宇宙深海酵母」っちゅう、3種類の高知県独自の酵母が誕生したがよ。
こうして高知県酒造組合10蔵から、「宇宙酒」「深海酒」「宇宙深海酒」っちゅう世界初の3種類のお酒が発売されたっちゅう流れながやき。
続いては、入賞率＆金賞率日本一についての報告ながよ。
本年度「全国新酒鑑評会」において、高知県酒造組合が入賞率と金賞受賞率ともに日本一を獲得するっちゅう快挙を成し遂げたがやき。
今年の「全国新酒鑑評会」にゃあ、高知県酒造組合は12点が出品しちょって、そのうち8点が最高位金賞を受賞し、金賞受賞率は66.7％やき日本一で、銀賞は2点やったき入賞数は10点となり、入賞率は83.3％でこちらも日本一やったっちゅうことながよ。
全国としちゃあ826点が出品され、最高位金賞受賞数は205点やき金賞受賞率は24.8％、入賞数は405点やき入賞率は49％っちゅうんが平均っちゅうことになるき、高知県の金賞率＆入賞率がいかに高いかっちゅうことが、よう分かるっちゅうもんながやき。
ほんで、今回の快挙は、これまでお取引先やファンの方々から常々言われよった、「土佐酒は全体のレベルが高い！」っちゅう言葉を裏付ける数値的な証拠になるきに、まっことこぢゃんと嬉しいっちゅうて、語らいてもうたがよ。
つまり、土佐酒は全体としてのレベルの高さが日本一やっちゅうことが、この度証明されたっちゅうたっちゅうことになるがぜよ！
ほんで、この快挙の要因は、もちろん各蔵のたゆまぬ努力や技術研鑽の賜物やけんど、高知県工業技術センターの技術支援の力がこぢゃんと大きい要因になっちゅうっちゅうことを、ワシからこぢゃんと強調さいてもうたがやき。
ほんじゃき、工業技術センターの予算は商工労働部の予算の中に入っちゅうけんど、くれぐれもカットしたりせんようにっちゅうて、しっかりとお願いさいてもうたがよ。
今回の報告会の目的は、はっきり言うて、この点を濱田知事さんにご認識いただくことが最大の目的やったき、しっかりお伝えすることができたき、まっこと良かったがやき。
濱田知事さん、そして県庁の皆さん、この度は報告会のお時間をいただき、まっことありがとうございましたぜよ！
続いて翌日の6月22日(水)は、14時から「高知共済会館」にて、「土佐寿司を盛り上げる会」の令和4年度第1回総会が開催されたがやき。
「土佐寿司を盛り上げる会」は、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」が中心となって、「松崎淳子先生の書籍を出版する会」を立ち上げ、寄付金らあを募り、2018年の秋に松崎淳子先生のご著書「土佐寿司の本」を出版っちゅう流れらあをきっかけとして、高知県農業振興部農産物マーケティング戦略課(当時は地域農業推進課)さんの呼び掛けにより、2018年5月31日に設立総会が開催されちょって、一昨年からはコロナ禍で延期続きやったき、久々の開催となるがよ。
会場にゃあ会員の皆さん(当会代表:三谷英子＜学校法人三谷学園RKC調理製菓専門学校前常任顧問＞・当会副代表:竹村昭彦＜司牡丹酒造社長・土佐学協会理事長＞・松崎淳子＜土佐伝統食研究会代表＞・大下正治＜調理師会代表＞・徳弘吉哉＜高知県農業協同組合中央会参事＞・有馬弘一＜高知県農業振興部副部長＞・松岡寿充＜高知県農業振興部農産物マーケティング戦略課課長＞・谷脇三和＜高知県農業振興部農産物マーケティング戦略課課長補佐＞)、事務局の高知県農業振興部農産物マーケティング戦略課の皆さん(小原チーフ、橋田専門技術員)、さらにマスコミの取材陣の方々らあが集まったがやき。
14時にゃあ総会が開会となり、当会代表の三谷先生から、開会のご挨拶があったがよ。
続いては議事に入り、まずは「令和3年度の取組実績」について、�仝�外・海外へのPR、��提供する店舗の拡大、�Ｈ力�開拓、�っ瓦ぜ蠅粒諒欅蘋�、の4つに分けて、事務局の方から詳しい報告があったがやき。
�，砲弔い舛磴◆∈鯒�10月17日に開催された「土佐の酢みかんを味わい語る会」はオンラインでの開催やってパンフレットの提供のみで、「シンガポール商談会」は中止、10月23日〜24日の「土佐の豊穣祭」にての販売PRは何とか開催し、2日間で1178食販売したっちゅうがよ。
�△痢崢鷆，垢訶絞泙粒搬隋廚砲弔い舛磴◆◆崚攤桓�司サポーター店」の募集は、令和4年3月時点で7店舗やったっちゅうがやき。
��の「販路開拓」についちゃあ、「土佐田舎寿司の冷凍商品」は「にっぽんの宝物ジャパングランプリ」の「ヘルシー部門」にて準グランプリを獲得(2月12日)したっちゅう報告があり、さらにEU輸出向けのヴィーガン対応商品のレシピも開発中やっちゅう報告と、「土佐田舎寿司ロゴ」の商標が11月12日に登録されたっちゅう報告があったがよ。
�い痢崔瓦ぜ蠅粒諒欅蘋�」についちゃあ、「土佐の料理伝承人」(http://www.chisanchisho.pref.kochi.lg.jp/ )に新たに1団体が加わったっちゅうことと、伝承講座を3回開催したっちゅう報告があったがやき。
次に、「土佐寿司への注目の高まり及び盛り上げる会の波及効果」について、雑誌、テレビ、ラジオ、新聞、ネット等々にて情報発信されたっちゅう、たくさんの報告があったがよ。
続いては、「令和4年度の取り組み」についてで、まずは�，痢峺�外・海外へのPR」についちゃあ、10月23日に予定しちゅう「土佐の酢みかん＆土佐寿司まつり」や、10月下旬予定の「土佐の豊穣祭」への出展、東京でのプロモーション、冷凍商品の「まるごと高知」でのテスト販売と海外マーケティング調査(シンガポール予定)らあが計画されちゅうっちゅうがやき。
お次は、��提供する店舗の拡大(土佐寿司サポーター店の募集→サポーター店の見える化検討)、�Ｈ力�拡大(地産外商公社等と連携し販売先を開拓・輸出向けヴィーガン対応の商品開発)、�っ瓦ぜ蠅粒諒欅蘋�(土佐の料理伝承人の選定・土佐の料理伝承人による郷土料理伝承講座の開催)らあの報告があったがよ。
この後は、ちくと意見交換らあがあり、こうして「土佐寿司を盛り上げる会」令和4年度総会は、15時ばあにゃあ閉会となったがやき。
今後は、「土佐田舎寿司」を筆頭に、「郷土寿司大国・高知」の様々な「土佐寿司」が、県外や海外にまでガンガン進出していくことが、まっことこぢゃんと期待できるがぜよ！
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック！
司牡丹酒造株式会社
