2022年07月03日

幸せの言の葉<1605>

「本当の生き方の中に、ワシゃあ『楽しませるべし』っちゅう規則を入れたいぜよ。」(アラン)


『幸福論』で有名なフランスの哲学者、エミール=オーギュスト・シャルティエさん、ペンネーム「アラン」さんの言の葉ながやき。


この言の葉は、アランさんの名著「幸福論」の中に書かれたもんながよ。


つまり、簡単に言うたら、人を楽しませることが好きな人は、幸福になれるっちゅうことながやき。


こりゃあ、ワシもこれまで60年ばあ生きてきた中で、数多くのいろんな人に出会うてきたけんど、「人を楽しませることが好きな人」はみんなあ、例外のうこぢゃんと幸せそうやって、不幸せそうな人は1人もおらんかったきに、間違いない法則やとワシも思うがよ。


さらにアランさんは、これを「本当の生き方」の中に規則として入れたいっちゅうがやき。


もし、アランさんの言うとおり、「楽しませるべし」が「本当の生き方」の中に規則として入ったとしたら、世の中はどうなるやろうか?


世の中の人々全員が、この規則を守るっちゅうこたぁないろうけんど、少のうたち「本当の生き方」を目指したいと望んじゅう人は、この「楽しませるべし」を実践するはずで、その人らあは人を楽しませることが好きになっていくはずながよ。


ほいたら、世の中にゃあ、人を楽しませたい人が増えていき、楽しませられる人も増えていき、必然的に幸福な人も増えていき……世の中にゃあ幸福が満ちあふれることになるがやき。


さて、おまさんは今日、誰を楽しませるぜよ?




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)