「もっとも難しいこたぁ自分自身を知ること。もっとも簡単なこたぁ他人に忠告することぜよ。」(タレス)
ソクラテス以前の哲学者の1人で、西洋哲学において、古代ギリシャの記録に残る最古の哲学者といわれる、タレス(紀元前624頃〜紀元前546頃)さんの言の葉ながやき。
人間は、人生においていろいろ学んできたら、ついつい他人に忠告しとうなってしまうもんながやけんど、最古の哲学者といわれるタレスさんによりゃあ、そりゃあ実はもっとも簡単なことやっちゅうがよ。
せっかく人生においていろいろ学んできたに、それをそんな「もっとも簡単なこと」についやしよっちゃあ、おまさんの学んできたこたぁ、所詮そればあの底の浅いもんかよっちゅうことになるがやき。
ほんじゃき、他人に忠告らあしゆうヒマがあったら、自分自身を知るっちゅうことに、人生の学びの時間を使いなさいっちゅうことながよ。
しかも、「自分自身を知る」っちゅうこたぁ、もっとも難しいことやっちゅうがやき、自分の一生を懸けて学ぶにふさわしいネタやっちゅうことながやき。
さて、おまさんっちゅう人間は、いったい何者ながぜよ?