
叙位・叙勲たぁ、国家または公共に対して功労のあったもんに授与されるもんで、既に亡くなっちゅう場合にゃあその生前最後の日(逝去日)にさかのぼって叙位・叙勲が行われ、同時に位階が授与されるっちゅうがよ。
ほんで、叙位の旨を記して授与される証書を「位記」と呼び、位階に叙せられる叙位の制度は、大正15年の勅礼第325号で定められた位階令にもとづくもんやっちゅうがやき。
この位階たぁ、功績のある人物や在官者らあに与えられる栄典の一種で、古うは律令制における官人の序列、座位を示す等級であったことに端を発したもんやっちゅうがよ。
位階令における位階は、正一位、従一位、正二位、従二位……正八位、従八位までの十六階から成っちゅうっちゅうがやき。
ちなみに父・維早夫は、平成8年11月に「藍綬褒章」を受章しちょって、平成14年5月にゃあ、「勲五等双光旭日章」を受章しちゅうきに、そこにさらに「正六位」が加わったっちゅうことで、まっこと名誉なことながよ。

ありがとうございましたぜよ!
また、父の急逝以降いろいろバタバタやったがやけんど、葬儀の際にたくさんの皆さんから多数頂戴しちょったご弔電らあを整理しよったら、高知県出身の直木賞作家・山本一力さんから頂戴したご弔電を発見したがやき。
さすが一力さんっちゅう感動の名文やき、このまんま埋もれさいてしまうがはちくとモッタイナイきに、以下にそのまんま掲載さいていただきますぜよ。
梅雨空を江戸で見上げながら、初対面の日を思い出しています。
高知市内を出た時の重たい空は、佐川に入った後も変わらずでした。
ところが講演会場で会長と向き合うなり、一気に雲が失せて青空が顕れました。
陽を浴びた木々や畑の緑の、艶やかなこと。
清流の水面の、キラキラした輝き。
行き交うひとが浮かべた正味の笑み。
これが佐川だ、竹村さんだとの思いが身体の芯を駆け回りました。
あの日に覚えた深き感慨は、竹村様への敬愛の念とともに失せることはありません。
ご冥福を衷心より祈念いたします。
山本一力
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