「ワシらあは勝負師やない。負けたち何が原因で負けたがかを追求することに意義があるがぜよ。」(本田宗一郎)
本田技研工業(ホンダ)を一代で築き上げたことで知られちゅう、戦後の日本を代表する経営者であり技術者、本田宗一郎(1906〜1991)さんの言の葉ながやき。
確かに勝負師やったら、勝つことに意義があり、負けたらそこで終わりながよ。
けんど、ワシらあは勝負師やないがやき、勝つことだっけに意義があるわけやないし、負けたらそこで終わりっちゅうわけでもないがやき。
負けたときにゃあ、何が原因で負けたがからあを追求し、そっから導き出された答えを、次に生かすっちゅうことができるがよ。
たとえ負け続けたとしたち、そのたんびに何が原因で負けたがからあを追求し、そっから導き出された答えを次に生かし続けよりゃあ、必ず成長はできるき、間違いのう人生はブラッシュアップされ続けるがやき。
勝ち負けやのうて、人生の意義は、そこにあるっちゅうことながぜよ!