10月13日(木)は18時半から、東京海上日動火災保険株式会社高知支店の会議室にて、「土佐経済同友会・人づくり委員会」が開催されたがやき。
ちなみに「人づくり委員会」は、中田委員長さんを中心に、全く新しい基本方針を掲げて活動しゆうがよ。
その基本方針は、以下の通りながやき。
「人づくり委員会では、委員会の活性化に繋がるよう『見える化』を図りながら、運営方針にもある『土佐文化の継承人材の育成支援』をテーマとして取り上げる。なかでも高知県ならではのウリになり、かつ今後の継承が危ぶまれている『土佐の伝統文化』について、その種類や歴史等を調査・研究し、現状把握。それぞれの『土佐の伝統文化』が抱えている、『継承人材の育成』についての問題点を炙り出す。その上で、県・市町村にも参画していただき、『土佐の伝統文化』の人づくりを支援する団体の設立を提言できるように努める。このような『土佐の伝統文化』が持続可能となれば、より魅力的な高知県となり、必ずや経済発展にも繋がるものと考える。」
ほんで、これまでの委員会の流れとしちゃあ、以下のとおりながよ。
委員会メンバーの「濱長」女将の濱口さんから、これまで土佐の「おきゃく文化」を支えてきた「土佐芸妓」は、現在「濱長」に1人(女将の娘さん)おるだっけで、いまやその継承は風前の灯火やっちゅうお話があったがやき。
高知県にとっちゃあ、最大のウリの1つやといえるもんは間違いのう、土佐の「おきゃく文化」ながやき、それを支える大きな柱であるはずの「土佐芸妓」に、支援も補助も何ちゃあないっちゅうんは、確かにちくとおかしいがやないかっちゅうて、皆さん感じはじめたがよ。
ほんで、ワシから、近年他県の芸妓組合らあで、消え去りかけちょったもんが復活したっちゅう事例についての資料を皆さんに配らいてもうて、ちくと説明さいてもうたがやき。
どこの事例も、だいたい地元の経済人らあが応援して、減り続けよった地元の芸妓文化を復活さいたっちゅうパターンやったがよ。
ちゅうことで、委員会メンバーみんなあで、全国の事例を調べてこうっちゅうことになって、それらあの報告やまとめらあがあったがやき。
そんな中で、やっぱし「土佐芸妓」を中心とした「土佐伝統お座敷文化」を守る団体を創らにゃあお話にならんっちゅうことで、「得月楼」さんと「濱長」さんに集まってもうて、団体設立に向けた準備の懇親会を、これまでに10回ばあ開催してきたがよ。
今までの経緯は、だいたいこんな感じながやき。
ほんで、ここしばらくは、先月9月29日(木)に開催された「人づくり委員会オープン委員会」の「せたが屋前島司社長講演会」についての打ち合わせばっかしやったき、今回は久々にメインの、「土佐伝統お座敷文化」についての会議やったがよ。
まずは、中田委員長さんから、先月のオープン委員会は、目標を上回る100名を超える参加者を集め、大成功やったっちゅうて、御礼の言葉があったがやき。
続いては、その講演会会場の城西館さんの担当者松山さんがわざわざ来られちょって、御礼の言葉があったがよ。
松山さん、ご丁寧にありがとうございますぜよ!
こっから後は、久々にメインの「土佐伝統お座敷文化」についての会議がスタートしたがやき。
まずは中田委員長さんから、この「土佐伝統お座敷文化」についての活動は、来年令和5年いっぱいで決着をつけて、再来年令和6年からは、別のテーマで活動せにゃあならんっちゅう報告があったがよ。
ほんで、副委員長であるワシから、あらためてこれまでの経緯についてを報告さいてもうて、来年の決着のつけ方らあについてもお話さいてもうたがやき。
決着のつけ方としちゃあ、来年の半ばばあまでにゃあ、NPO法人土佐伝統お座敷文化を守る会を立ち上げ、その後の活動についちゃあそちらに譲り、「人づくり委員会」としちゃあ、高知県らあに提言を出すやったら、来年9月までに提言をまとめるっちゅう流れながよ。
また、この長期にわたるコロナ禍で土佐伝統お座敷文化が絶滅してしまうかもしれんっちゅう、ワシらあの危機感に共感していただき、様々な方面からの応援や援護射撃らあが相次いじゅうっちゅうて、ワシからお話さいてもうたがやき。
まずは、朝日新聞高知総局の方から取材依頼があり、先日中田委員長さんとワシらあで、料亭「濱長」さんにて「おきゃく」(土佐流宴会)を開催し、朝日新聞の皆さんらあとともに飲みもって、「はし拳」「可杯」「菊の花」「しばてん踊り」らあの土佐のお座敷遊びを実演し、画像や映像を撮影し、取材していただいたがよ。
こちらは、今月末ばあにゃあ記事掲載される予定ながやき。
続いては、「dancyu」の植野編集長さんが発起人となり、世界に向けて土佐の「おきゃく」文化を発信するドキュメンタリー映画「おきゃく(OKYAKU)」を製作するっちゅうプロジェクトが進行中やけんど、そのホームページが更新され、正式にご協賛の募集が始まったきに、そのご協力のお願いを皆さんに配らいてもうたがよ。
土佐の高知が世界に誇る「おきゃく」文化を後世に残すためにも、たくさんの皆さんからのご協賛を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
https://okyakumovie.com/
お次は、高知JC(青年会議所)の後期新入会員の皆さんが中心となった新入会員事業として、12月3日(土)の昼間に高知市内の商店街アーケードにて、土佐伝統お座敷遊びの文化を伝えるイベントを開催していただけることになったっちゅうて、報告さいてもうたがやき。
JCの若いメンバーの皆さんが、土佐酒や土佐伝統お座敷文化に興味を持っていただき、その文化を伝えていくっちゅうイベントを開催するっちゅうことだっけで、もはや既に大きな収穫ながよ!
また、弥勒前代表幹事さんから、「はし拳」「可杯」「菊の花」「しばてん踊り」らあについて、その歴史や由来や遊び方らあを、この委員会メンバーでも知っちゅう人は少ないがやないかっちゅうお話があったがやき。
次回委員会にて、そのあたりの資料をワシから配らいていただくことになったがよ。
また、土佐史談会メンバーでもある吉澤文治郎さんが以前見せてくださった、昭和初期の土佐芸妓らあが映っちゅう動画らあも、あらためて観たいっちゅう話も出たき、こちらも次回委員会に用意さいてもらうことになったがやき。
こうして20時前ばあにゃあ、今月の「人づくり委員会」はお開きとなったがよ。
ほんでその後は、有志メンバーにて、いっつものご近所の「居酒屋たけふく」さんにて懇親会を開催したがやき。
まずは生ビールらあで乾杯し、「つきだし」らあをいただきもって、盛り上がったがよ。
美味しいお料理が次々に登場し、飲んで食べて飲んで食べて語り合うて、一気に盛り上がったがやき。
途中からは、「土佐司牡丹・生貯蔵酒」に変えて、そっから後はみんなあこのお酒をガンガンに飲みまくりになったがよ。
「焼鳥」や「唐揚げ」や「ウインピー」らあをつまみもって、このお酒をガンガン追加して酌み交わしまくり、さらに会話も盛り上がりまくりになったがは、そりゃあ当然ながやき。
「土佐経済同友会・人づくり委員会」の皆さん、まっことお疲れ様でした、今後とも何とぞ宜しゅうお願いいたしますぜよ。
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司牡丹酒造株式会社