「やっぱし近道はないがよ。真ん中の王道が近道ながぜよ。」(タモリ)
ビートたけしさん、明石家さんまさんと共に日本の「お笑いBIG3」の一角を担う、タモリ(森田一義)さんの言の葉ながやき。
どんな分野にやち、近道と遠回りがあって、どうせやったら近道を行きたいと、すっと誰やち思うてしまいがちながよ。
ほんで、真ん中の王道っちゅう道は、近道やのうて遠回りやと、これまたすっと思うてしまいがちながやき。
確かに真ん中の王道は、当たり前のことをチビッとずつコツコツ積み重ねていくような道やきに、どういたち遠回りのように見えてしまうがよ。
ちゅうことで、一見近道に見える邪道な道を選んでしまう人が、あとをたたんがやき。
けんどそういう道は、すっと行き詰まってしもうたりして、結局ふりだしに戻らにゃあいかんなったりするもんながよ。
そんな邪道な道をさんざん選びまくってきて、「やっぱし真ん中の王道が近道ながや!」っちゅうて、ある時ふと気がついたりするがやけんど、それまで邪道な道をさんざん選びまくってきたっちゅう事実が、これまでさんざん遠回りしてきたっちゅう思いを抱かいてしもうて、またまた邪道な道を選んでしもうたりするがやき。
けんど、いつからやちどっからやち、遅すぎるっちゅうことらあ絶対にのうて、結局は真ん中の王道が一番の近道やっちゅうことながぜよ。