2022年11月05日

幸せの言の葉<1644>

「長い階段をのぼる時、その階段の全てが見えてのうたちえいがやき。大事ながは目の前にある一段をのぼることぜよ。」(マーティン・ルーサー・キング・ジュニア)


市民やメディアからキング牧師と呼ばれ、アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者として活躍した、アメリカ合衆国の牧師、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(1929〜1968)さんの言の葉ながよ。


人間誰やち、延々と続いて頂上が霞むばあ長い階段を見てしもうたら、気持ちが萎えてしもうて、たった一段やち、のぼりとうないなってしまうもんながやき。


たとえば、コロナ禍やちそうながよ。


もし、コロナ禍が始まった時に、これが3年もの間続くっちゅうことを知っちょったとしたら、果たして現在まで、耐え忍ぶことができつろうか?


どればあ長い階段やち、どればあ長期にわたる感染症蔓延やち、結局は1日1日を、1歩1歩を、地味に地道に歩んでいくことしか、人間はできんがやき。


ほいたら、目の前の逆境がいつまで続くからあて気にして、その場に留まって逡巡しゆう場合やないがよ。


一番大事なことは、そんな先のことらあ一切考えいじゃちえいき、とにかく目の前にある一段を、まずはのぼりはじめるっちゅう行動を起こすことながぜよ。



Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)