11月10日(木)は、大阪から東京に飛んで、まずは11時から日本酒造虎ノ門ビルにて、日本酒造協同組合連合会の第37回理事会が開催され、ワシゃあ監事として出席さいてもうたがやき。
11時からの開催やったけんど、飛行機の時間の関係で、ちくと遅れて11時半ばあから入ったがよ。
ワシが到着した時にゃあ、「令和4年度加工用米あっせん手数料の徴収方法について」、江崎理事さんから説明されよった時やったがやき。
お次は、第16回通常総会に提出する議案(第1〜5号)について古賀常務理事さんから説明があり、検討され、すべて原案通り可決されて、理事会は12時ばあにゃあ終了したがよ。
その後は、ワシゃあ日本酒造協同組合の監事として、別室にて決算監査をさいてもうて、承認のハンコを押さいてもうてから、お昼のお弁当をいただいたがやき。
ほんで13時からは、日本酒造組合中央会の第2回臨時総会が開催されたがやき。
今回の臨時総会は、議案がひっとつだっけで15分ばあで終わるきに、原則Web参加っちゅうことやったけんど、ワシゃあ東京におって監査があったき、引き続きリアル出席さいてもうたがよ。
たくさんの方々がZoomにてWeb出席され、リアルと合わせて定足数に足りちゅうっちゅう報告が、古賀常務理事さんからあったがやき。
ほんで、議長の選任やけんど、満場一致で大倉会長さんが議長に就任され、議長から議事録署名人の発表があったがよ。
続いては、議案審議で、古賀常務理事さんから議案の説明があったがやき。
今回の議案は、「農林水産物・食品の輸出促進に関する法律に基づく『認定農林水産物・食品輸出促進団体(品目団体)』の申請について」(案)で、説明の後は拍手でもって可決され、アッちゅう間に「第2回臨時総会」は、終了したがよ。
皆さん、お疲れっちゅうほどやないろうけんど、お疲れ様でしたぜよ!
ほんでその晩は、有楽町の「酒蔵レストラン 宝」さんの主催による「司牡丹の会」が、少人数の25名様限定にて開催されたがやき。
奥の「丸の間」を貸し切りにしての、ちくとプレミアム(会費11000円)なバージョンやきに、お客様が集まるろうかと心配しよったら、告知したら瞬時に満席になったとのことで、まっこと嬉しいかぎりながよ。
さて、ワシゃあ18時ばあにゃあ「宝」に入ったがやき。
ほんで、敷波店長さんとちくと打ち合わせして、準備万端ながよ。
ちなみに今「宝」じゃあ、年内いっぱいの予定で「高知県フェア」を開催しゆうきに、よろしかったら皆さんご利用いただけましたら幸いながやき。
さて、19時ばあにゃあ予約の方々が、皆さんご来場いただいたがよ。
敷波店長さんのご挨拶で開会し、続いてはワシからのご挨拶をさいてもうたがやき。
ほんで、お料理コースの解説があり、「司牡丹・封印酒」が配られたがよ。
ちなみに、「宝」さんでのお酒の会の常連組三人娘の一人、直子さんが急逝されたっちゅうことで、旦那さんが遺影と共に参加してくださっちょったがやき。
今回も常連組の皆さんばっかしやき、直子さんをご存じの方も少のうないろうっちゅうことで、ワシからその旨のご紹介をさいてもうたがよ。
ほんじゃき、今回は乾杯やのうて献杯っちゅうことでみんなあで杯を手向け、その後はいっつも明るうて元気な飲み方をされよった直子さんやき、湿っぽいのらあ吹き飛ばすばあ、元気に楽しゅう酌み交わしましょうっちゅうてワシからお願いし、みんなあで「封印酒」で献杯したがやき。
★「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)
直子さんの遺影の前の杯に、ワシから「封印酒」を注がいてもうて、遺影に向こうてあらためて献杯さいてもうたがよ。
直子さんのご冥福、心からお祈り申し上げますぜよ。
さあ、そっから後は、宴席がスタートしたがやき。
早速、次のお酒とお料理が登場したがよ。
⚫️前菜:生ウツボ〜青味と柚子林檎おろしを包んで〜
★「司牡丹・花と恋して」(純米酒)
高知でも滅多に口にすることができん「生ウツボ」が登場し、皆さん大感激やったがやき。
春爛漫のような香味の「花と恋して」と「生ウツボ」の風味が、あまりに見事な相性やって、皆さんから感嘆の声が上がったばあやったがよ。
またワシからは、「花と恋して」の意味……佐川町出身の「日本植物学の父」牧野富太郎博士をご紹介さいてもうて、来年4月スタートのNHK朝ドラ「らんまん」の主人公は、牧野博士がモデルで、その物語の前半は酒蔵や酒造りシーンだらけ(牧野博士は佐川町の酒蔵の跡取り息子!)やっちゅうて、ご紹介さいてもうたがやき。
やっぱし東京の皆さんにとっちゃあ、初めて聞くネタやったようで、皆さんから「朝ドラ、絶対に見ます!」っちゅう声が上がったがよ。
⚫️お椀:四万十ポーク沢煮
★「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)
続いては、この日のスペシャル酒、「雫酒」が登場したがやき。
今年のこのお酒は、本年度「全国新酒鑑評会」にて、極めて不利な「純米酒」で、さらに不利なことこの上ない「辛口」で、最高位金賞を受賞したお酒が、半分入っちゅう純米大吟醸酒やっちゅうて、ワシから紹介さいてもうたがよ。
皆さんが飲まれた瞬間の表情は、まさに驚きの表情そのものやったがやき。
アチコチから、「おいし〜い!」っちゅう感動の声が上がったがよ。
さらに、「四万十ポーク沢煮」との相性もバッチリやって、皆さん箸も杯も止まらんなっちょったがやき。
⚫️鮮魚:厚切り鰹の塩タタキ 塩二郎さんの塩
★「船中八策」(超辛口・純米酒)
お次は、司牡丹の会じゃあ外すことのできん大定番の組み合わせ、「鰹のタタキ」と「船中八策」ながよ。
アチコチから、「やっぱ旨いっ!」「コレコレ!」「最高っ!」っちゅう絶賛の声が聞こえてきたがやき。
ほんでこっからは一気に、飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うてが、皆さん止まらんなって盛り上がりまくりなったがよ。
⚫️逸品:土佐赤うしローストビーフ〜葡萄ソース&ナッツ味噌ソース〜
★「司牡丹・暗夜の光」(特別純米酒)
続いては、「土佐あか牛」と「暗夜の光」のペアリングの登場ながやき。
いまや幻の牛肉と言われる「土佐あか牛」と、司牡丹浅野杜氏渾身の一本、コロナ禍の暗闇を切り開く一筋の光明のような香味を持つ新時代の食中酒「暗夜の光」との、絶妙なマッチングに、アチコチから感嘆の声が聞こえてきたがよ。
皆さんの至福の笑顔が、会場全体にあふれ返ったがやき。
⚫️酒肴:揚げ茄子甘長味噌 長太郎貝ポテトサラダ 鰹カツ酒盗バターソース 毛蟹だし巻き 四万十ポークトリュフチーズ ウツボタタキ寿司 四方竹メンマ 鴨入り蕪饅頭
★「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)
★「司牡丹・かまわぬ」(きもと仕込み・永田農法・純米酒)
お次は、「ここでコレが来るか!」の酒肴盛りがドカンと登場したがよ。
この時点で、既に皆さんいっつも以上にお酒が進みまくりで、立派な酔っぱらい状態やったに、そこにいかにもお酒がガンガン進みそうな酒の肴が8品盛り込まれた盛り合わせの登場に、「おいおい!」っちゅうて思いもっても、まっこと嬉しそうな笑顔が会場全体に咲きほこったがやき。
しかも合わせるお酒は、まずは秋の大定番、「船中ひやおろし」!
当然のごとく、みんなあが飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うてが止まらんなって、大盛り上がりとなったがよ。
さらに続いては、「かまわぬ」が登場し、これまたその絶妙な酸味と膨らみに、箸も杯ももはや皆さんノンストップになって、会場全体は異様な熱気に包まれたがやき。
ワシも皆さんと共に飲み食いしもって、アチコチの席を回りもって、立派なベロベロの酔っぱらい状態になっちょったがよ。
⚫️食事:しじみラーメン
〆のお食事は、土佐の高知の〆じゃあ有名な「しじみラーメン」の登場ながやき。
飲みすぎた後の〆としちゃあ、最高の一杯の登場に、会場全体がさらにヒートアップながよ。
この時点で、既にスタートから2時間半を超えちょったがやけんど、盛り上がり方は全盛期の勢いがあったがやき。
ここで、ワシからの感謝の印の抽選会のお知らせをさいてもうたがよ。
もはや皆さん文字らあ書きとうないし、書ける状態でもないろうけんど、アンケートを書いてくださった方にゃあ、プレゼントが当たるお楽しみ抽選会があるっちゅうて、発表さいてもうたがやき。
ほいたら皆さん、アンケートを書いてくださり、そのアンケートをくじ引きみたいにして、「司牡丹のはんてん手拭い」「船中八策ピンバッジ」「可杯」らあが当たる抽選会が開催され、当たった皆さんは狂喜乱舞の大悦びやったがよ。
こうして、予定終了時間を軽うオーバーした22時ばあにゃあ、敷波店長さんの中締めにて、大団円のお開きとなったがやき。
お開き以降も、この日のお酒のカラ瓶をズラリ並べて一緒に写真を撮ったりして、まだまだ皆さん名残り惜しそうに盛り上がられよったがよ。
ワシも、多くの皆さんと記念写真を撮りまくりやったがやき。
ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!
そして「酒蔵レストラン 宝」のスタッフの皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
ちなみに、この後も何名かの方々らあと共に銀座の隠れ家「ハッピーサルーン」さんに繰り出して、さらに司牡丹のクラフトジン「マキノジン」をガンガン飲みもって、午前様まで行き抜けてしもうたがよ。
二次会までお付き合いいただきました皆さん、ワシの藍綬褒章受章祝いやっちゅうてご馳走になってしもうて恐縮至極、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社