11月25日(金)と26日(土)は、仁淀川流域(土佐市・いの町・仁淀川町・佐川町・越知町・日高村)ならではの体験プログラムを通して、この地域の魅力をもっと知っていただくっちゅう博覧会、「仁淀ブルー体験博 2022」<一般社団法人仁淀ブルー観光協議会主催>(https://niyodoblue.club/ )の体験プログラムの1つ、「酒蔵見学&大正軒・鰻づくしと司牡丹を楽しむ会」が、2日連続で開催されたがやき。
佐川町のイベントとしても過去に何度か開催し好評やったこのネタを、「仁淀ブルー体験博」としちゃあ昨年に引き続き2回目の開催の今回は、両日共にアッちゅう間に定員15名満席のお申し込みをいただき、14時ばあにゃあ県内外各所から「司牡丹・酒ギャラリーほてい」に集まられたがよ。
尚、内容は2日間ともほとんど同じやき、今回は2日分をまとめたブログとさいていただき、画像も2日分をごちゃ混ぜで使わいていただきますきに、その点はご了承くださいや。
まずはワシからご挨拶さいてもうて、早速酒蔵見学のご案内がスタートながやき。
まず皆さんを司牡丹の食堂にご案内し、「司牡丹のできるまで」のビデオをご覧いただいたがよ。
続いては、本社玄関の酒林と江戸時代末期建造の白壁の一号蔵と煙突や、昔の木桶らあを、ワシの詳しい解説付きでご案内さいてもうたがやき。
お次は、瓶詰め工場、「酒蔵の道」を通って町内の他の施設、「旧浜口邸」の「通い徳利」や「上町駅」の明治・大正時代の客車らあもご紹介し、「平成蔵」内の「蒸米機」「放冷機」「洗米機」「麹室」「麹のストックルーム」「酒母室」らあを詳しい解説つきでじっくり回り、「仕込み蔵」にてモロミの発酵もタップリご覧いただき、皆さんアチコチで感嘆の声をあげまくりやったがよ。
続いては、牧野富太郎博士の酒蔵があった、現在の「司牡丹・牧野蔵」にご案内し、こちらにある「蒸留器」をご覧いただき、「マキノジン」についての紹介もさいてもうたがやき。
お次は、牧野博士の生家のあった場所、現在の「牧野富太郎ふるさと館」にご案内し、館内を見学していただいたがよ。
ほんで、お待たせしましたの「司牡丹 酒ギャラリー ほてい」にて試飲タイムながやき。
「自由は土佐の山間より」(超辛口・特別純米酒)、「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)、「司牡丹・AMAOTO」(純米酒)、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)、「美薫司牡丹」(純米吟醸酒)、「司牡丹・酒槽搾り純米大吟醸酒」(純米大吟醸酒)、「司牡丹・しぼりたて生原酒」(本醸造生原酒)、「司牡丹・山柚子搾り」(リキュール)らあの司牡丹のお酒を、いろいろ試飲していただき、皆さん大感激やったがよ。
ほんで、こちらにて30分ばあ自由行動にさいてもうて、このまんまゆっくり試飲される方、「ほてい」にてお土産を購入される方、お隣の「旧浜口邸」にて買い物をされる方らあに分かれたがやき。
ほんで、16時半に再び「ほてい」に集合していただき、みんなあで次の会場の鰻料理の名店「大正軒」さんへ移動したがよ。
さて「大正軒」さんの会場に皆さん着座していただき、第2部の「鰻づくしと司牡丹を楽しむ会」のスタートながやき。
まずは「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)にて、みんなあで乾杯し、開宴となったがよ。
★乾杯酒:「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)
そのフルーティな香りとやわらかな味わいに、皆さん大悦びやったがやき。
続いては、つい先日搾ったばっかしの「司牡丹・しぼりたて生原酒」(本醸造生原酒)が登場したがよ。
このお酒を、鰻づくし最初のお料理「鰻ほね焼き」と合わせて楽しんでいただいたがやき。
★「司牡丹・しぼりたて生原酒」(本醸造生原酒)
●鰻ほね焼き
このお酒の弾けるようにフレッシュな新酒の香りと、爽やかな酸味をしのばせた生命力あふれるリッチな味わいに、皆さん大悦びながよ。
さらに「鰻ほね焼き」と合わせていただきゃあ、この料理の濃厚なタレの味わいと芳ばしい風味が、このお酒の力強いリッチな味わいと見事にマッチし、一気に皆さん和んでいったがやき。
続いては、牧野博士関連商品「司牡丹・花と恋して」と「うざく」の登場ながよ。
★「司牡丹・花と恋して」(純米酒)
●うざく
このお酒の、春爛漫を想わせる華やかな香りと、やわらかな膨らみとほのかな酸をしのばせた淡麗辛口の味わいが、「うざく」の酢の酸味と鰻や卵の旨味と見事にマッチし、お互いの美味しさをバッチリ引き立て合うたがやき。
これまた皆さん大悦びで、次第に会場全体が熱気を帯びはじめたがよ。
お次は、「船中八策・ひやおろし」と「うまき」の登場ながやき。
★「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)
●うまき
このお酒の、華のある香りと旨味たっぷりのリッチな味わいが、「うまき」の濃厚なタレと蒲焼きと卵焼きの味わいを見事に融合さいて、旨味を膨らませまくりもって口中で広がっていくがよ。
これまた皆さん大感激で、アチコチから「美味し〜い!」っちゅう声があがりまくり、会場全体がヒートアップし、大盛り上がりになったがやき。
続いては、ワシがお燗番となって、会場にて湯煎でベストなぬる燗につけた「船中八策・きもと」と、メインの「鰻の蒲焼き」の登場ながよ。
★「船中八策・きもと」(きもと仕込純米酒)<ぬる燗(40℃程度)>
●鰻の蒲焼き
●きも吸い・漬物・ご飯
「船中きもと」の絶妙なぬる燗の旨さに、皆さん全身満開の笑顔になっちょったがやき。
「仁淀川山椒」をかけた蒲焼きは、ちくと甘めのタレと山椒のピリッとした辛味と蒲焼きの濃厚な旨味が、口中に膨らみまくり、旨いこと旨いこと!
そこに「船中きもと」のぬる燗をキュッとやりゃあ、このお酒の酸による膨らみとキリッと辛口が、出汁のように料理の美味しさを下から支えて押し上げてくれ、旨さが倍増するがよ!
こりゃタマラン!皆さん一気に盛り上がりまくり、食べて飲んで語り合うて、食べて飲んで語り合うてが止まらんなったがやき。
きも吸いも絶品で、アッチでワイワイ、コッチでワイワイと盛り上がる中、ワシもアチコチ移動さいていただきもって、皆さんと語り合いもってガンガン酌み交わさいてもうたがよ。
締めにゃあ、デザート酒の「山柚子搾り」が登場したがやき。
★デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
このお酒の爽やかな芳香とすがすがしい酸味とやわらかな甘味に、これまた皆さん「美味し〜い!」っちゅうて大悦びで、こっからさらに盛り上がったがよ。
こうして19時半ばあにゃあ、大団円のお開きとさいていただいたがやき。
ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!
皆さんからいただいたアンケートの中にゃあ、悦びの声があふれかえっちょって、この会が成功裡に終えられたことを物語っちょったがぜよ。
⚫️大満足です!!特にぬる燗のおいしさに感動しました!!
⚫️去年も楽しく美味しかったです!今年もとーっても楽しく美味しかったです!
⚫️フマン無し、最高。以前から見学をしたかった司牡丹さんの見学ができ、ペアリングも……
⚫️参加したからこそ飲むことができるお酒や、温度により味が変わるお酒の味わいにあらためて驚きました。
⚫️古き良き時代と近代の融合がとても素敵でした。社長さんの笑いありのトークがおもしろかったです。
⚫️今日一日、社長さんの熱弁は心があたたまり、感動しました。
⚫️ぬる燗がすごく美味しかったです!!社長の話がおもしろいので、また参加したいです。
⚫️工場の内部が詳細に見れてうれしかったです。ただでさえ好きなお酒と好きなウナギとマリアージュできて、よかったです。
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社