まず11月30日(水)は、高知県議会議員の土居県議さんと、高知県産業振興推進部の沖本部長さんと、日本酒クラブ「審酒会」の籠尾会長さんと、高知県酒造組合技術顧問の上東先生(元高知県工業技術センター醸造技術企画監)とワシの5人で、18時半から55番街の「まえの」さんにて痛飲したがやき。
土居県議さんは、以前から高知県の発展のためにゃあ土佐酒をまっとアピールすべきやっちゅう、「テロワール構想」を持たれちょって、県議会らあでも度々土佐酒振興について発言してくださりよって、今回の沖本部長さんを囲んでの飲み会も、土居県議さんの計らいによって実現したもんながよ。
ほんで今回は、各自が土佐酒を持ち込みさいていただくっちゅうことで、「土佐鶴・土佐麗」、「久礼・スーパーCEL-24」、「司牡丹・土佐宇宙深海酒」、「司牡丹・花と恋して」らあを持ち込んで、早速みんなあで乾杯したがやき。
まずは皆さんに、「スーパーCEL-24」を体験していただこうっちゅうことで、このお酒で乾杯したがよ。
ちなみに「スーパーCEL-24」たぁ、上東先生が開発したカプロン酸エチルの香り(デリシャスリンゴ様の香り)がこぢゃんと高い高知酵母「CEL-24」を改良し、さらに香りを高うした新酵母ながやき。
発酵力が弱いき、こぢゃんと甘うなるもんやき、日本酒が苦手な人やち一口飲んで「うまいっ!」と唸るがやけんど、「もう一杯!」たぁならんし、料理にも特に和食にゃあ合わんし、酒も肴も進まんなるがよ。
早速、土居県議さんも沖本部長さんも、一口飲んで「うまいっ!」っちゅうて感激されちょったけんど、確かに今回のような和食にゃあ合わんっちゅうことは理解していただいたがやき。
次に、辛口の吟醸酒で、今度は酢酸イソアミルの香り(バナナ様の香り)の高い高知酵母「AA-41」を使うた「司牡丹・土佐宇宙深海酒」を飲んでいただき、その香りと甘辛の違いに、土居県議さんも沖本部長さんも感動されちょったがよ。
さらに、ツマミと合わいた際にゃあ、酢酸イソアミルの香りで辛口の方が圧倒的に美味しいことも、体感しご理解いただけたようながやき。
お料理も、「カズノコ」「ホタルイカの沖漬け」「牡蠣」っちゅう、いかにも辛口が合いそうなオツマミが次々に登場し、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、盛り上がったがよ。
さらに、鮮度抜群の「鰹の銀造り」が登場し、こりゃあもう辛口しかないっちゅうことで、「司牡丹・花と恋して」と「土佐鶴・土佐麗」をガンガン酌み交わしまくり、盛り上がりまくったがやき。
いろんなお話の中で、沖本部長さんも高知県の発展のためにゃあ土佐酒の振興が極めて大事やと確信してくださっちゅうことがよう分かり、さらに会話が弾みまくりで大盛り上がりに盛り上がったがよ。
4本をカラにして、さらにお店のお酒も追加注文しまくって盛り上がり続け、みんなあベロベロ状態になって、ワシゃあ何時にどうやってお開きになったがか、ほぼ記憶がないがやき。
ともあれ、土居県議さん、沖本部長さん、籠尾会長さん、上東先生、まっこと最高に盛り上がった「おきゃく」を、ありがとうございましたぜよ!
さて続いては、12月2日(金)は13時から高知県酒造組合にて、「令和4年度酒造講話会」が開催されたがよ。
土佐酒蔵元や社員や杜氏や蔵人の皆さんらあが20名ばあ集まり、まずは高知県酒造組合理事長のワシから、開会のご挨拶をさいてもうたがやき。
ほんで、高松国税局鑑定官室の家原さんから、「本年度の酒造りにあたって」っちゅうことで、「四国の酒の価値を再構築する〜9号系酵母ですっきりしてかつ味わい深い酒の製造は進化できるか〜」っちゅうテーマにて、お話いただいたがよ。
その後は休憩タイムがあり、お次も高松国税局鑑定官の家原さんから、「酒類製造上の留意事項」っちゅうことで、「鑑定官室が実施する技術指導及び技術相談について」、「令和4年四国清酒鑑評会の実施状況について」、「令和5年四国清酒鑑評会の実施(案)」、「令和4年吟醸酒研究会について」、「令和j5年吟醸酒研究会について」、「酒造場で起きた事故の原因」、「国税庁所定分析法に関する事項について」、「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理について」、「令和4年産清酒原料米の酒造適性予測」、「酒類総合研究所の今後の主な行事予定等」、「放射性物質に対する酒類等の安全性の確保について」、「酒類総合研究所における日本産酒類の輸出促進のための取り組み」、「令和3酒造年度全国新酒鑑評会出品酒の状況について(速報値)」、「令和3BY全国新酒鑑評会の集計結果(高松局分)」等々のお話があったがやき。
ここで再びちくと休憩をはさんで、続いては高知税務署の酒類指導官さんから、「主な申告・届出等の義務(清酒・焼酎関係)」、「酒税の課税関係(留意事項)」、「清酒の製法品質表示基準を定める件の一部を改正する件」、「酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達の一部改正について」、「有機酒類の有機JASマーク表示について」、「ウイスキー等類似スピリッツに係る着色度規制の見直し」、「スピリッツに係る着色度規制の見直しについて」、「食品表示法の概要(酒類表示編)」らあのお話があったがよ。
その後は、ちくと質疑応答があり、お次は高松国税局高知派遣酒類業調整官の中屋さんから、「日本産酒類輸出促進コンソーシアム」のオンラインセミナーについてや、同メールマガジンについての紹介があったがやき。
ほんで最後に高知県工業技術センターの甫木さんから、「高知県工業技術センターからの連絡等」っちゅうことで、「令和4BY使用酵母選択」、「令和4BY使用酵母早見表」、「酢酸イソアミルとカプロン酸エチルのバランス」、「3回目生還深海酵母小仕込み試験」らあについてのお話があったがよ。
こうして16時半ばあにゃあ、「令和4年度酒造講話会」は無事お開きとなったがよ。
高松国税局の皆さん、高知税務署の皆さん、そして高知県工業技術センターの皆さん、お忙しい中ご講話いただき、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社