12月3日(土)昼間の12時からは、大橋通り商店街アーケードにて、何と参加費無料のイベント、「お座敷ガールと高知の魅力再発見!〜お座敷遊び体験&土佐酒試飲会〜」が開催されたがやき。
このイベントは、公益社団法人高知青年会議所(通称:高知JC)の主催で、料亭「霙后廚気鵑函峭眞慮酒造組合」が後援団体となって開催されたがよ。
高知JCの2022年度後期新入会員の若手の皆さんが企画立案されて、高知県酒造組合と料亭濱長さんに協力依頼をしてこられて開催することになったイベントながやき。
何ちゅうたち嬉しいがは、JC新入会員っちゅう若い皆さんが、このコロナ禍の長期化で絶滅が危惧されちゅう土佐の「おきゃく」文化に焦点を当て、「はし拳」「可杯」「菊の花」っちゅう土佐伝統のお座敷文化をしっかりと学んで、参加者の皆さんに彼らあ彼女らあがレクチャーしてくださるっちゅう点ながよ!
若い彼らあ彼女らあにとっちゃあ、新入会員事業は一生の思い出になるがやき、間違いのう今後も土佐の「おきゃく」文化普及の担い手となってくださるはずながやき!
さて、ワシゃあ11時半ばあに会場の大橋通りにうかごうたら、JCメンバーの皆さんが準備の真っ最中やったがよ。
高知県酒造組合メンバーからお手伝いの方々も3名来ていただけ、ワシらあは「土佐酒試飲コーナー」の準備をさいてもうたがやき。
土佐酒18蔵元中17蔵の皆さんが720ml商品を寄贈してくださり、各社自慢の土佐酒がズラリと並んだ様子は、まっこと壮観ながよ。
ちなみに司牡丹は、「司牡丹・土佐宇宙深海酒」(純米吟醸酒)と「司牡丹・花と恋して」(純米酒)の2アイテムを出品さいてもうたがやき。
ただひとりの土佐芸妓、料亭「濱長」さんの由喜千代さんも、美しいお着物姿にて応援に駆けつけてくださったがよ。
高知JCのお座敷ガールの皆さんも、美しいお着物にて登場され、雰囲気はバッチリながやき。
ちくと準備に手間取り、開会時間の12時をちくと過ぎた頃、オープニングセレモニーがあり、高知JCの理事長さんが開会のご挨拶をされたがよ。
こうして、開会はしたもんの、まだ参加者の申し込みはない状態がちくとあって、そんな合間に「濱長」さんの女将さんも見学に来られ、オリジナルの「濱長八策・由喜千代ラベル」(超辛口・純米酒)をPR用として持ってきてくださったがやき。
12時20分ばあになって、ついに最初の参加者が来られ、まずは由喜千代さんからの、土佐のお座敷遊び「可杯(べくはい)」のレクチャーながよ。
天狗、ひよっとこ、おかめの3つの杯があり、コマを回してどの杯で誰が飲むかを、「ベロベロの神様の歌」を歌いもって決めるっちゅうお座敷遊びながやき。
「ベロベロの〜 神様は〜
正直〜な 神様よ
おささの方へと おもむきゃれ
エェ おもむきゃれ」
お次は、「菊の花」のレクチャーながよ。
参加人数分の杯を伏せて置いちょいて、ひとつだっけに「菊の花」を親が隠しちょいて、順番に1人ずつ杯をめくっていくがやき。
「菊の花〜 菊の花〜
あけてうれしい菊の花〜
菊の花〜 菊の花〜
どこにあるのか菊の花〜」
これにてレクチャーは終わり、本番の「可杯」と「菊の花」が始まり、一気に盛り上がりだいたがよ。
ほいたら、次第に受付に参加申込者が集まりだいたがやき。
12時半ばあからは、ワシらあが担当する「土佐酒試飲コーナー」にも参加者の皆さんがぼちぼち来てくださりだいたがよ。
お座敷ガールの皆さんも忙しゅうなり、お子さんを含む家族連れの方や、お酒の飲めん方々らあも参加してくださりだいて、そんな方々らあにゃあジュースを使うてお座敷遊びをレクチャーしたがやき。
お、やっと、一番難しい「はし拳」の希望者も現れたみたいながよ。
由喜千代さんの「はし拳」レクチャーがあり、本番の対戦も始まったがやき。
「いらっしゃい!
3本!
5本!」
威勢のえい掛け声が、人通りの増えてきた真っ昼間の大橋通り、響きわたり、街行く人らあがみんなあ振り返ったり、立ち止まって見学したりし始めたがよ。
こうして次々と参加者が集まりだいて、3つのお座敷が参加者で埋まり、「ベロベロの〜神様は〜」、「菊の花〜」、「いらっしゃい!」っちゅう歌や掛け声が、あっちからもこっちからも聞こえてきだいて、会場全体が熱気で包まれだいたがやき。
なお、1回使用した杯らあのお座敷遊び道具は、当然JCスタッフの皆さんが直ぐに洗うき、コロナ対策はバッチリやき、その点は誤解なきように!
「土佐酒試飲コーナー」にも次々と参加者の皆さんがやってこられ、大忙しになったがよ。
皆さん満面の笑顔でいろんな「土佐酒」を順番に試飲され、「おいし〜い!」っちゅう声が、あっちからもこっちからも聞こえてきたがやき。
ワシも、「試飲コーナー」にてお酒を注いだりお酒の説明をしたりして、また「ベロベロの神様の歌」を歌うて盛り上げにいったりさいてもうて、こうなりゃあ自分も飲まにゃあおれんき、いろんな土佐酒をガンガン飲みもって、盛り上げさいてもうたがよ。
近所の松岡蒲鉾店さんで買うてきた「じゃこ天」らあを差し入れさいてもうて、みんなあでガンガン飲みもってツマミもって、盛り上げさいてもうたがやき。
酔っぱろうて気分が良うなって、お座敷ガールの方と記念撮影するお客さんも現れたがよ。
「土佐酒試飲コーナー」にも参加者が続々と訪れて、一気に熱気ムンムンながやき。
由喜千代さんも、お座敷ガールの皆さんも、フル稼働で、真っ昼間の大橋通りにゃあ、まさにベロベロの神様が降臨し、大おきゃく会場と化したがぜよ!
後半にゃあ、ちくとツマミが欲しいっちゅうお客さんも増えてきたき、ジャコを買うてストーブの上で炙っていただきゃあ、もうこりゃタマランがよ!
ストーブの周りじゃあ、ジャコをつまみもって、土佐酒を酌み交わしまくる立食おきゃくが始まったがやき。
さらに、目の前の明神丸さんに「鰹のタタキ」も注文さいてもうたがよ。
試飲中のお客さんからは歓喜の声があがり、鰹のタタキと土佐酒でガンガン食べて飲んで語り合うて、大盛り上がりになっていったがやき。
3ヶ所のお座敷も、それぞれで「可杯」「菊の花」「はし拳」と盛り上がりまくりで、ふと気がつきゃあ閉会時間の16時を過ぎてしもうちょったがよ。
16時15分ばあにゃあ、〆のご挨拶らあがあり、初めてのイベント、「お座敷ガールと高知の魅力再発見!!〜お座敷遊び体験&土佐酒試飲会〜」は、大団円のお開きとなったがやき。
高知JCの皆さん、料亭「濱長」さん、お手伝いやご協力をいただきました皆さん、そしてご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社