「人生はいたって単純ながよ。競争らあてホンマは存在せんし、勝たにゃあいかんレースもないがやき。」(スザンヌ・サマーズ)
映画「アメリカン・グラフィティ」らあに出演した、米国の女優・作家・歌手・実業家、スザンヌ・サマーズ(1946〜)さんの言の葉ながよ。
人生における何でもかんでもを、競争やと思い込んでしもうちゅう人が意外に少のうないがやき。
そんな人は、とにかく何じゃち、勝たにゃあ意味がないと思うてしもうちゅうがよ。
それもひとつの生き方かもしれんけんど、そういう生き方は、常にピリピリしたゆとりのない生き方になるき、人生は息つく暇のない、なかなかシンドイもんになってしまうがやき。
けんど、ちくと立ち止まって、じっくり考えてみいや。
ホンマに人生の全ては競争ながやろか?
ホンマに人生は勝たにゃあ意味がないがやろか?
もしかしたら、スザンヌ・サマーズさんの言の葉のとおり、競争らあてホンマは存在せんがやないかよ?
おまさんが競争やと思い込んじゅうもんは、競争らあやのうて、実は共有かもしれんし、実は共感かもしれんがやき。
さらに、スザンヌ・サマーズさんの言の葉のとおり、勝たにゃあいかんレースらあないがやないかよ?
おまさんが勝たにゃあいかんレースやと思い込んじゅうもんは、実は決まったコースも決まったゴールもない、ジョギングみたいなもんかもしれんがぜよ。