
村田会長さんが眠るお墓の直ぐ近くの、「九品院」っちゅうお寺のホールをお借りしての偲ぶ会やって、ホールが小さいこともあり、11時〜12時〜13時〜14時〜っちゅう4グループに分けてのご案内やって、ワシゃあ最終の14時からのご案内やったがよ。
13時50分ばあに、日本名門酒会本部・(株)岡永の飯田社長さんと、村田会長さんの主催する日本酒会のお手伝いらあをしてくださりよった、旧うからの飲み仲間の永野さんと、大江戸線豊島園駅改札にて待ち合わせして、3人でうかごうたがやき。
受付前にゃあ、村田さんの思い出の写真らあがズラリと飾られちょって、お酒の会らあがついこの間のように思い出され、まっことまだ村田さんが亡くなられたらあて信じられんがよ。


祭壇にゃあ、「日本の酒と食の文化を守る会」を支えてこられた全国各地の蔵元から送られた、美酒の数々がズラリと飾り付けられちょって、まっこと壮観やったがやき。



14時にゃあ、偲ぶ会発起人の咄家・三遊亭鳳楽師匠の司会にて開会したがよ。

ほんで、飯田社長さんがご指名により、村田会長さんを偲ぶお言葉を語られたがやき。

趣味は「人を喜ばせること」と度々語られよった村田会長さんのお人柄が、全国各地の蔵元を惹き付け、永年にわたり信頼されてきたこと、そして「日本の酒と食の文化」の普及に邁進し続けてこられ、多くの老若男女から慕われてきたことらあが語られ、ワシにとっちゃあ同じ大学の大先輩でもある村田さんやきに、ワシの脳裡にもたくさんの具体的な事実が走馬灯のように甦ってきて、ちくと目頭が熱うなってしもうたがよ。
続いては、「九品院」の藤木名誉住職さんの読経とご法話があったがやき。

ほんで、全国各地の酒蔵の銘酒がズラリ並べられた席に移動し、「献杯」の法要が行われたがよ。
ワシと永野さんは「船中八策」(超辛口・純米酒)の置いちゃある席に座り、このお酒を杯に注ぎ合うたがやき。

再び飯田社長さんが立たれ、「献杯」のご発声をされ、みんなあで村田会長さんを偲んで杯を捧げたがよ。

村田会長さん、まっことこぢゃんとお世話になりました!安らかにお眠りください!
しばし飲みもって、周りの方々らあと語り合うて村田会長さんを偲び合うたがやき。
これにて「村田淳一さんを偲ぶ会」は終了し、順次お墓参りにうかごうたがよ。
あらためて村田会長さんの墓前にお線香を捧げ、ご冥福を祈らいてもうたがやき。
全てのセレモニーが終了したあたりで、天も悲しみゆうかしらん、ポツポツと雨が降りだいたき、みんなあちくと早足になって駅に向こうたがよ。
道すがら、飯田社長さんと京都の「月の桂」の増田社長さん(※後で聞いたら、最近息子さんに社長を譲られ、会長になられたとのこと!ほんじゃき、こっから後は「増田会長」さんと記載。)と永野さんを、この後の会に誘わいてもうたら、皆さん二つ返事でOKやったがやき。
「豊麗司牡丹」(純米酒)をこぢゃんと気に入って長年扱うてくださりゆう美甘社長さんが経営されゆう、知る人ぞ知る西麻布の隠れ家ダイニングバー「甘美堂(かんみどう)」さんの、13周年記念パーティが15時〜21時まで出入り自由で開催されるっちゅうご案内をいただいちょったき、そちらに向こうたがよ。
ちなみに、「甘美堂」さんは、ちくとお忍びの芸能人の方々も来られるようなお店やき、基本的にゃあ店内撮影禁止やき、画像アップが一枚もないがはそういうことやきに、ご了承くださいや。
16時ばあにお店に入店したら、とにかく熱気ムンムンで人・人・人だらけの立食パーティやったがやき。
美甘社長さんにお祝いの言葉を伝えさいてもうて、飲んで食べて語り合いよったら、飯田社長さんにも増田会長さんにもワシにも、次々に知り合いの方らあが現れ、ちくとビックリやったがよ。
元「分とく山」に勤められよった南麻布「瑞華院」の福井さんや、「神田錦町 如月」の如月まみ女将さんらあが来店されちょって、久々にお会いできてお話することができ、まっこと嬉しかったがやき。
お料理も、普段と違うスペシャルなお料理や、お酒も樽酒や生ビールらあがあり、皆さんガンガン食べて飲んで語り合うて盛り上がりまくりやったがよ。
さらに、屋上にも別会場があるっちゅうき移動してみりゃあ、おでんとワインが置かれちょって、さらにこちらでも飲んで食べて語り合うて、盛り上がらいてもうたがやき。
また、こちらにて、「甘美堂」さんに燻製のハムやソーセージらあを卸されゆう、秩父の「塩とけむり」の五來さんっちゅう方といろいろお話さいてもうて盛り上がったがよ。
何と五來さんの奥様が植物好きで牧野富太郎博士のファンやっちゅうがやき、来春のNHK朝ドラ「らんまん」が始まる前に、是非牧野博士の酒蔵のある佐川町にお越しくださいやっちゅうて、PRさいてもうたがやき。
そんなこんなで、店内も屋上もかなり混んできたき、17時半前にゃあ失礼さいていただくことにしたがよ。
美甘さん、そしてスタッフの皆さん、あらためまして13周年まっことおめでとうございますぜよ!
さてその後は、増田会長さんが無理やり予約をねじ込んでくださった人気の焼鳥店、「白金 酉玉」さんに3人でうかごうたがやき。
都内のほかに海外にも店舗を構える、希少部位焼鳥の草分け的存在の「白金 酉玉」さんは、紀州備長炭でじっくり焼き上げる絶品焼鳥がお手頃価格でいただけるっちゅうて大人気の行列店。

常に予約で満席やっちゅうお店やに、19時までの間やったら何とか入れるっちゅうてねじこんでいただき、増田会長さんまっことありがとうございますぜよ。
「月の桂・純米酒」を酌み交わしもっていただく焼鳥や酒肴の数々の美味しさは、まっこと至福のひと時やったがよ。


増田会長さんが常に携帯しゆう特製の「山椒」と「七味」を振りかけていただきゃあ、さらに豊かさ倍増で、会話も盛り上がりまくるっちゅうもんながやき。




特に絶品やったがが、希少部位の「ちょうちん」!



鶏の卵巣の中で卵の形になる前の卵黄の部分は「きんかん」と呼ばれ、卵が産卵されるまで「きんかん」が通ってくる輸卵管や卵巣の部分らあが「ひも」と呼ばれるがやけんど、 この「きんかん」と「ひも」を一緒に串に刺して焼いたがが「ちょうちん」ながよ。
「きんかん」部分のトロリとした卵黄の風味と、歯ごたえがあって噛みゃあ噛むばあうま味がジンワリと沁み出してくる「ひも」部分の味わいが、まっこと絶妙で、旨いの何の!
「月の桂・純米酒」が、ガンガン進んだがやき。
また、お隣で1人飲みされよった美女と、偶然会話になって盛り上がったがやけんど、北海道でアナウンサーをされゆう国井さん(株式会社ゲート代表取締役)っちゅう方やったがよ。
国井さんも、19時までやったら入れるっちゅうて無理矢理入れてもうた口らしゅうて、ワシらあも一緒やっちゅうて盛り上がったがやき。
こうして、まだ19時やにワシゃあ立派な酔っぱらいになっちょって、これにてお開きとなったがよ。
村田さんを偲ぶ会にて名誉住職さんが、村田さんを称して人と人との縁をごぢゃんと大切にしてこられた方やっちゅうて語られよったけんど、まっことこの日は、人と人との縁の不思議さを足るばあ感じさいたもうた一日やったがやき。
本日一日に出会わいてもうたたくさんの皆様に、心から感謝感謝ながぜよ!
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司牡丹酒造株式会社