2022年12月19日

「Discover Japan」に「マキノジン誕生物語」掲載と今後の「マキノジン」情報ぜよ!

12月6日に発売された「Discover Japan」 <2023年1月号>の「酒と肴のほろ酔い旅へ」特集号に、「マキノジン誕生物語」として司牡丹のクラフトジン「マキノジン」が、美しい写真と素敵な紹介文章にて掲載されちゅうきに、是非ご覧いただきたいがやき。
写真1  ディスカバージャパン

また、「Discover Japan」WEBサイトにも、同様の「マキノジン誕生物語」(https://discoverjapan-web.com/article/102276 )が掲載されちゅうきに、是非こちらもご覧いただきたいがよ。
写真2  マキノジン誕生物語

ちなみに、「マキノジン」は、昨年10月にクラウドファンディングに挑戦し、目標を大きゅうクリアしたがやけんど、こちらについての詳しゅうは以下のクラウドファンディングのサイトをご覧くださいや。


【ポンコツ蒸溜器で高知初のクラフトジンを造り世界一のジンに育てる】
https://readyfor.jp/projects/makinogin


さて、この「マキノジン」誕生の物語に加えて、今後の流れらあについてを知りたい方も少のうないろうきに、以下にちくと詳しゅうご紹介さいていただきたいがやき。


高知市のBar「Craps」の塩田貴志さんは、全国バーテンダー技能競技大会優勝など、輝かしい経歴の一流バーテンダーながやけんど、還暦を超えて高知大学「土佐FBC(Food Business Creator)」に入学され、現在も上級コースに在籍されちょって、蒸留やボタニカル、さらにインフュージョンも研究されゆう方ながよ。
写真3  塩田さん

ちなみにインフュージョンたぁ、ベースの酒にハーブや果実らあを漬け込んで、その風味や香りらあを移すっちゅう、バーテンダーのテクニックながぜよ。


そんな塩田さんの、「高知県初のクラフトジンを造って、世界一のジンに育てたい!」っちゅうアツい想いに共感し、司牡丹じゃあ新たにジンの製造免許を取得したがやき。





けんど、当社の蒸留器は10年以上稼働してないポンコツの旧式蒸留器やったもんやき、実は最初はこんな蒸留器で大丈夫ながやろうかと、心配しちょったがよ。
写真4  蒸留器

ほいたら、そんなポンコツ蒸留器を一目見て「自分にぴったりや!」っちゅうて、塩田さんは悦んでくださったがやき。


この画像の蒸留器がそれながやけんど、パッと見たところ「鉄人28号」みたいにも見えるがよ。


昔のロボット漫画らあでようあるパターン、旧式のポンコツロボットに乗った主人公が、最新型ロボットの敵と闘うっちゅう、そんなイメージが塩田さんの脳裡に浮かんだがやないろかのう?


このクラフトジンの名は、何で「マキノジン」っちゅうかっちゅうたら、次のとおりながやき。


佐川町出身の世界的な植物学者・牧野富太郎博士が発見し亡き妻の名をつけた「スエコザサ」をキーボタニカル原料に、県産柑橘類らあ12種類のボタニカル原料を使うっちゅうきながよ。


ジンにゃあ必須のジュニパーベリー以外、他のボタニカル原料は、有機グァバや仁淀山椒、土佐の酢みかん(香酸柑橘類)のブシュカン、榧の木らあの、高知県らしいもんを使用し、世界に誇れる土佐らしいクラフトジンになると確信しちゅうっちゅうて、塩田さんは語るがやき。


ちなみにベースとなる酒は、司牡丹の清酒取り焼酎「大土佐」ながよ。


この清酒取り焼酎は、清酒の風味もしっかりあって、ある意味清酒と焼酎の中間みたいなお酒やっちゅうだけでも珍しいがやけんど、何と何と蒸留してから約20年ばあ長期熟成されちゅう、大古酒の希少品ながやき。


さらに、この蒸留器が据え付けられちゅう場所は、実は偶然にも、元々は牧野富太郎博士の実家の酒蔵(屋号「岸屋」・銘柄「菊の露」)やったっちゅう場所ながよ。


天の牧野博士の導きを感じる偶然の一致……今回「マキノジン」を造ることになったがは、もはや宿命やったっちゅうことながやき。


さらに、この「マキノジン」の初蒸留は、昨年10月13日に実施され、貯蔵熟成を経て、今年の2月17日に出荷開始となったがやけんど、そのちくと前の2月2日にゃあ、何と!その牧野富太郎博士が、来春のNHK「朝ドラ」の主人公のモデルに決定したっちゅうビッグニュースが駆け巡ったがよ!


まっこと、天も応援してくれゆうがぜよ!


ほいたら当然のごとく、「マキノジン」にゃあいきなり注文が殺到し、アッちゅう間に1回目の蒸留分の約1200本は、完売になってしもうたがやき。


ほんじゃき、何とかもう1回の蒸留分のボタニカル原料を塩田さんに用意してもうて、今年3月末に2回目の蒸留をして、何とかもう1200本ばあを追加で発売したがやけんど、焼け石に水でこれもアッちゅう間に完売してしもうたがよ。


そこで、今年の10月からスタートした令和4酒造年度の造りじゃあ、塩田さんが10回以上蒸留できるばあのボタニカル原料を用意してくださり、実は既に何度も蒸留しちゅうがやき。


ほんで、当初の予定じゃあ、令和4酒造年度の「マキノジン」が、12月にゃあ発売できる予定やったがやけんど、瓶メーカーがコロナ禍の影響で瓶の種類を減らすことになり、「マキノジン」に使うちゅう瓶が何と生産中止になってしもうたもんやき、急遽新しい瓶を塩田さんとともに選んだがよ。


瓶の形状が大幅に変わることになったき、ほいたらラベルの形状も変わるし、出荷用段ボールの形状も変わるきに、これにも時間がかかってしもうたがやき。


さらに、12種類のボタニカル原料の全てが、値上げするっちゅう連絡があり、再度原価計算のやり直しとなり、価格も上がってしまうことになるがよ。


現状、700mlで3200円(消費税込)やき、何とか3000円代の後半あたりまでで抑えたいと考えちゅうがやき。


そんなこんなで、令和4酒造年度の新「マキノジン」は、令和5年1月中までにゃあ発売したいと考えて、現在全社を挙げて急ぎ準備中ながよ。


以上、「マキノジン」の現状と今後についちゃあこんな感じやき、皆様発売までもうちくとお待ちいただけましたら幸いながぜよ。














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司牡丹酒造株式会社


Posted by tsukasabotan at 12:56│Comments(0)