2022年12月30日

佐川町歴史的大雪の残雪と「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立準備会ぜよ!

12月26日(月)は、ワシゃあ24日(土)まで東京出張やったき、久々に佐川町の司牡丹に出社したら、会社の周囲にゃあ歴史的大雪の残雪が、まだまだたっぷり残っちょって、すべることすべること!
写真1  瓶詰工場の前の積雪












クリスマスイブに終日降り続いた雪は、佐川町に過去に例がないばあの大雪をもたらし、50センチを超えるばあ降り積もり、JRは26日(日)までストップし、車も会社の前まで四駆やないと入れんばあ積もったっちゅうがやき。
写真2  竹村本家の樋が折れ曲がる写真3  司牡丹事務所前の積雪












もう溶けちゅうろうとなめちょったら、26日の朝8時半ばあに、まだこの状況やったがよ。

数名の社員が、雪掻きをやりよったがやき。
写真4  雪かきする社員写真5  焼酎蔵の前の積雪












写真6  ほてい前の積雪

とにかく出荷や瓶詰めにも支障をきたし、あちこちの蔵の樋(とい)は雪の重さで崩れ落ちて垂れ下がり、一部の瓦は雪とともに落下するっちゅう有り様やったがよ。


まっこと、南国の歴史的大雪、恐るべしながやき。


しかも、この日の朝の気温はマイナス5℃で、アチコチの雪が既に氷になってしもうちゅうがよ。


こりゃあおそらく、新年まで雪が残りそうな気配ながやき。


さて、この日は16時から葬祭会館「大蔵」さんにて、「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立に向けた準備会が開催されたがよ。


「土佐経済同友会・人づくり委員会」の、委員長の中田さんと、副委員長のワシ、「濱長」さんの実佐子女将さんっちゅうメンバーに、「得月楼」さんの松岡社長さんと、高知県中小企業団体中央会の古木さんにもご参加いただいての開催やったがやき。
写真7  準備会風景

ちなみに「人づくり委員会」は、中田委員長さんを中心に、全く新しい基本方針を掲げて活動しゆうがよ。


その基本方針は、以下の通りながやき。


「人づくり委員会では、委員会の活性化に繋がるよう『見える化』を図りながら、運営方針にもある『土佐文化の継承人材の育成支援』をテーマとして取り上げる。なかでも高知県ならではのウリになり、かつ今後の継承が危ぶまれている『土佐の伝統文化』について、その種類や歴史等を調査・研究し、現状把握。それぞれの『土佐の伝統文化』が抱えている、『継承人材の育成』についての問題点を炙り出す。その上で、県・市町村にも参画していただき、『土佐の伝統文化』の人づくりを支援する団体の設立を提言できるように努める。このような『土佐の伝統文化』が持続可能となれば、より魅力的な高知県となり、必ずや経済発展にも繋がるものと考える。」


ほんで、これまでの委員会の流れとしちゃあ、以下のとおりながよ。


委員会メンバーの「濱長」女将の濱口さんから、これまで土佐の「おきゃく文化」を支えてきた「土佐芸妓」は、現在「濱長」に1人(女将の娘さん)おるだっけで、いまやその継承は風前の灯火やっちゅうお話があったがやき。


高知県にとっちゃあ、最大のウリの1つやといえるもんは間違いのう、土佐の「おきゃく文化」ながやき、それを支える大きな柱であるはずの「土佐芸妓」に、支援も補助も何ちゃあないっちゅうんは、確かにちくとおかしいがやないかっちゅうて、皆さん感じはじめたがよ。


ほんで、ワシから、近年他県の芸妓組合らあで、消え去りかけちょったもんが復活したっちゅう事例についての資料を皆さんに配らいてもうて、ちくと説明さいてもうたがやき。


どこの事例も、だいたい地元の経済人らあが応援して、減り続けよった地元の芸妓文化を復活さいたっちゅうパターンやったがよ。


ちゅうことで、委員会メンバーみんなあで、全国の事例を調べてこうっちゅうことになって、それらあの報告やまとめらあがあったがやき。


そんな中で、やっぱし「土佐芸妓」を中心とした「土佐伝統お座敷文化」を守る団体を創らにゃあお話にならんっちゅうことで、「得月楼」さんと「濱長」さんに集まってもうて、団体設立に向けた準備の懇親会を、これまでに11回ばあ開催してきたがよ。


今までの経緯は、だいたいこんな感じながやき。


ほんで今回は、高知県中小企業団体中央会の古木さんに、今後のNPO法人設立に至るまでの流れらあについてを説明してもうて、今後の成すべきことやその順番らあを決めて、1つひとつ成していこうっちゅうことながよ。


まずは古木さんから資料が配られ、ちくと説明があったがやき。


説明によりゃあ、まず申請のために必要な書類は、「設立認証申請書」「定款」「役員名簿」「各役員の住民票」「設立趣旨書」「社員(正会員)10名以上の名簿」「事業計画書および活動予算書(2事業年度分)」らあやっちゅうがよ。


つまり、ワシらあがまずせにゃあいかんことは、役員や理事、つまり共に動いてくれるメンバーを決めて、彼らあに共感してもうて、一緒に活動することを許諾してもらうことやっちゅうことながやき。


また、実際にゃああんまり動いてくれんかっても、名前だけでも入っちょいてもうた方がえい方々らあも選定して口説かにゃあいかんがよ。


みんなあからは、そんな方々らあの名前が、次々に挙げられたがやき。


また古木さんからは、「誰が、何をするか」が、意外に決まらんき、ここが大事やっちゅうことや、核となる部分、つまりイベントながか、人材育成ながか分からんけんど、それもしっかり決めちょかにゃあいかんっちゅう、助言らあもいただいたがよ。


ほんで、全ての書類が揃うて、提出してから設立までにゃあ約1〜2ヶ月ばあはかかるっちゅうことやったがやき。


また、ワシから他団体の定款の参考として、「特定非営利活動法人 高知の食を考える会」の定款と、「特定非営利活動法人 伝統文化を守る会」の定款らあを、皆さんに配らいてもうて、これらあを元に、いろいろ話し合うたがよ。


17時ばあに、松岡社長さんが仕事で帰らにゃいかんっちゅうことで、先に次回来年1月の会の日程を決めたがやき。


その後は、4人でいろいろ話し合うたがよ。


また、実佐子女将さんから、仲間を募るがに、簡単なもんでかまんき、設立趣意書みたいなもんがあったら、募りやすいっちゅう話があったき、ワシが書かいてもらうことになったがやき。


こうして17時半過ぎばあにゃあ、「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立に向けた準備会は、お開きとなったがよ。


ほんでその後は、実佐子女将さんはお仕事で帰られ、残る3名で懇親会やったがやき。


中田委員長さんは後から合流するっちゅうことで、ワシと古木さんの2人で、「一旬」さんまで移動したがよ。


ほんで、まずは生ビールで乾杯の練習をして、「前菜」らあをいただいたがやき。
写真8  つきだし












続いて、「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米酒)にて、正式な乾杯をして、「イカ卵黄」や「生ハムサラダ」らあをいただいたがよ。
写真9  船中しぼりたて写真10  イカ卵黄漬け、生ハムサラダ













中田委員長さんも遅れて合流され、さぁそっから後は、「アジフライ」や「鶏皮チップ」や「アジのお造り」らあをいただきもって、「船中しぼりたて」をガンガン酌み交わし、飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うて、盛り上がりまくったがやき。
写真11  アジフライ写真12  鷄皮チップ












写真13  アジのお造り












お次のお酒は、コロナ禍からの復活を期して発売した、「司牡丹・なかま酒」(純米酒)を注文し、さらにこちらのお酒をガンガン酌み交わし、盛り上がったがよ。
写真14  なかま酒













お料理も、「アオサノリの天ぷら」や「明太キュウリ」や「牡蠣フライ」らあをいただきもって、「なかま酒」を酌み交わしゃあ、箸も杯も会話も弾みまくりになったがやき。
写真15  アオサノリ天、明太キュウリ写真16  牡蠣フライ












さらに後半にゃあ、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)も追加し、これまたガンガン酌み交わして大盛り上がりに盛り上がったがよ。
2022.12.30写真17  封印酒

とにもかくにも、皆さん今回も、まっことありがとうございましたぜよ!



















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司牡丹酒造株式会社



Posted by tsukasabotan at 09:25│Comments(0)