
この情報交換会は、高知県観光を効果的にPRするため、首都圏(あるいは関西圏等)のマスメディアに情報発信し、テレビ、新聞、雑誌、WEB等の各種媒体でノンペイドパブリシティとして取り上げてもらうよう働きかけることで、県独自のメディアネットワークの構築を強化し、全国における高知県観光の認知度向上や県外からの誘客拡大に取り組むことを目的として、高知県観光振興部観光政策課の皆さんが中心となって、年2回ばあのペースで開催されゆうもんらしいがよ。
今回のテーマは、高知県観光博覧会「牧野博士の新休日」の題材となる「植物学の父」牧野富太郎博士の魅力についてと、高知に根づく「おきゃく」文化とは〜「土佐のおきゃく」イベント開催の想い〜、ちゅう2つながやき。
ちゅうことで、今回のメインとなる「観光情報ディスカッション」に招かれたがが、牧野博士の生涯をまとめた「MAKINO〜牧野富太郎生誕150年記念出版〜」(高知新聞社 編 北隆館 2014年1月1日発売)を執筆された高知新聞社の竹内一さんと、牧野博士の生家の酒蔵を譲り受けた司牡丹酒造社長のワシ(高知県酒造組合理事長)と、3月に開催予定の一大イベント「土佐のおきゃく2023」の実行委員長の友田由美さんやったっちゅうわけながよ。
さて、ワシゃあまず15時半ばあに銀座に着いて、「まるごと高知」地下の酒売場「土佐蔵」にうかがわいてもうたがやき。

地下にも「牧野富太郎コーナー」が開設されちょって、出版物らあと並んで、司牡丹の牧野博士関連商品「ハナトコイシテ」(特別純米酒)と「司牡丹・花と恋して」(純米酒)がばっちりディスプレーされちょったがよ。

「船中八策」を筆頭に、司牡丹商品がズラリと並び、通常の酒屋さんじゃあなかなか置いちゃあせんような、超高級酒らあもズラリやったがやき。






お!司牡丹の「立春朝搾り」のポスターも、キチンと掲示されちゅうやいか!
藤原副店長さん、いっつもまっことありがとうございますぜよ!
その後は、1階のメインの売場らあも覗かいてもうたら、ちょうどテレビ局の取材が入っちょったがよ。
朝ドラ「らんまん」の4月スタートに向けて、高知県や司牡丹に対する取材も、今後ますます増えていくことになるこたぁ間違いないきに、まっことありがたいことながやき。
16時ばあにゃあ2階レストラン「TOSA DINING おきゃく」に上がり、高知県観光振興部観光政策課プロモーションコーディネーターの澤原清之さんと、竹内一さんと友田由美さんとワシで、ちくと打ち合わせをさいてもうたがよ。
16時半ばあからは、メディアやインフルエンサーの皆さんが次々に来場され、開会時間の17時にゃあ30名ばあの方々が集まられたがやき。
ほんでMCの平山さんの司会にて開会し、まずは高知県観光振興部観光政策課の鈴木課長さんから、主催者代表挨拶並びに本事業の趣旨説明があったがよ。



続いては、いよいよメインの「牧野博士に関する魅力と3年ぶりに復活する『土佐のおきゃく』イベント」についてのディスカッションで、まずは進行役の高知県観光振興部観光政策課プロモーションコーディネーターの澤原さんが紹介されて登場したがやき。


ほんで、澤原さんからディスカッションの主旨説明があり、まずは竹内さん、続いてワシ、お次は友田さんの3人がパネラーとして紹介され、皆さんの前まで進み出らいてもうたがよ。
そっから後は、澤原さんの見事な進行により、進んでいったがやき。
まずは竹内さんから、牧野博士の人物像や魅力、世界で評価されちゅう理由や世界的な功績、近年注目されゆう『ボタニカル』らあについて、詳しゅう紹介されたがよ。
お次はワシから、そんな牧野博士を育んだ佐川町の風土や文化、司牡丹酒造と牧野博士の関係について、朝ドラ「らんまん」の撮影らあについてを語らいてもうたがやき。

また、「らんまん」の前半約1ヶ月ばあは、酒蔵の物語やっちゅうこと、司牡丹からは「ハナトコイシテ」や「花と恋して」や「マキノジン」っちゅう、関連商品も発売され、既に人気となっちゅう話らあもさいてもうて、特に「マキノジン」の運命的で不思議な縁らあについて詳しゅう語らいてもうて、天の牧野博士が酒蔵に恩返しをしゆうがやっちゅうて表現さいてもうたがよ。
さらに、高知県酒造組合理事長として、昨年度の「全国新酒鑑評会」において高知県が金賞受賞率・入賞率ともに日本一に輝くっちゅう快挙を成し遂げ、つまりこりゃあ高知県は日本酒のレベルの高さ日本一やっちゅう証明やっちゅうて、アピールさいてもうたがやき。

ほんで、土佐の高知の一番のウリは、「食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!そして世界一宴が楽しい酒国土佐!」やっちゅうて断言さいてもうて、それらあの全てが堪能できるがが、何じゃち「なかま(共有)」にする土佐の「なかま」文化を体現した伝統的な「おきゃく」文化であり、さらに「土佐のおきゃく」イベントやっちゅうて、お次の友田さんにつないだがよ。

友田さんからは、まずは伝統的な「おきゃく」の歴史や文化について、土佐の郷土料理「皿鉢料理」文化らあについてが語られ、そんな文化の継承を担うちゅう「土佐のおきゃく」イベントについて、詳しゅうに紹介されたがやき。
この後は、質疑応答タイムがあり、皆さんからの質問に対して、ワシらあが答えらいてもうたがよ。
ほんで、18時半ばあにディスカッションは終了し、引き続き「懇親交流会」に移ったがやき。
ワシらあ3人も、メディアの皆さんの席に割り振られて座り、土佐の食材を使うたお料理が出され、まずは「司牡丹・花と恋して」(純米酒)が注がれ、このお酒にてみんなあで乾杯したがよ。
そっから後は、ワシのテーブルにいらっしゃるメディアの方々らあに、土佐の高知の魅力や土佐酒の魅力らあについて、ガンガン語らいてもらいもって、「花と恋して」を注ぎまくらいてもうたがやき。
また、こちらの山下料理長さんがお休みやっちゅうことで、料理の説明についちゃあワシが買うて出らいてもうて、まず「前菜盛り」の長太郎貝やナガレコ(トコブシ)やマイゴらあの、土佐の名物貝料理らあについて、ちくと紹介さいてもうたがよ。

続いて登場した「刺身盛り」にゃあ、ブリの刺身に葉にんにくヌタがかけられちょったき、冬が旬の山の幸、葉にんにくについてらあも語らいてもうたがやき。

このあたりで、土佐を代表する辛口の「船中八策」(超辛口・純米酒)が出されたき、ワシゃあこのお酒を片手に、アチコチ回らいてもうて、皆さんにガンガン注ぎまくりもって、自分も飲みまくりもって、いろんなお話をさいてもうたがよ。


アチコチ回らいてもらいゆう間に、続いての「マキノジン」のソーダ割りが出されたき、あらためて、これまで出されたお酒について、いろいろ説明さいてもうたがやき。


ほいたら、お次は結構豪華な「酒肴盛り」が登場!

こちらについても、高知県外の方にゃあ珍しい食材が目白押しやったき、ワシから「ドロメの葉にんにくヌタ掛け」や「四方竹」や「イタドリ」や「ウツボの唐揚げ」らあについて、いろいろ紹介さいてもうたがよ。
後半も、アチコチ回ってガンガン飲みもって注ぎまくりもって、いろいろ語りまくらいてもうたがやき。
ほいたら〆に「土佐田舎寿司」が登場したき、またまたワシから、「土佐の酢みかん文化」についてや、「郷土寿司大国土佐」について、詳しゅう紹介さいてもうたがよ。

さらに、コロナ禍で大切な土佐の「おきゃく」文化が、いまや消え去りかけちゅうっちゅうことを憂えて、「おきゃく」文化の大ファンである「dancyu」の植野編集長さんが発起人となり、ドキュメンタリー映画「おきゃく(OKYAKU)」を撮影し、世界に向けて発信をする予定やっちゅう話もさいてもうて、友田さんが映画「おきゃく(OKYAKU)」のチラシを配られたがやき。
こうして、予定終了時間の19時をかなりオーバーした19時半過ぎばあに、「懇親交流会」は大団円のお開きとなったがよ。
お帰りの皆さんは、大大満足の全身満開満面笑顔で、ちくと千鳥足で、帰路につかれたがやき。
皆さんからは、「土佐酒がこんなに美味しいとは!」、「マキノジンが絶品!」、「高知県の食材の豊富さ、食文化の豊かさに気づかせていただきました!」っちゅう悦びの声を、足るばあいただけたがやき。
ご参加いただきましたメディアの皆さん、まっことありがとうございました!
土佐の高知への取材、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
さて、メディアの皆さんが帰られた後は、スタッフの皆さんが撤収作業をしゆう横にて、パネラーの竹内さんと友田さんとワシの3人は、ほとんど料理に手をつける暇がなかったっちゅうことで、ちくと「残(ざん)」をやらいてもうたがよ。
ワシゃあほとんど食べんと飲みまくりよったもんやき、結構な酔っぱらいになっちょったけんど、「残」をいただきもって、さらにガンガン飲んでしもうたがやき。
ほいたら、「TOSA DINING おきゃく」が21時で閉店時間やっちゅうことで、スッと追い出されることになったもんやき、ワシゃあご近所の「酒蔵レストラン 宝」さんに即電話をさいてもうて、「宝」もコロナ禍で21時が料理のラストオーダーなもんやき、適当に料理をお願いし、ワシと竹内さんと友田さんと、高知県観光振興部観光政策課のお2人と5人でうかごうて、「宝」にて22時の閉店時間ちょい過ぎばあまで、こぢゃんと飲んで食べて語り合うて、盛り上がらいてもうたがよ。
竹内さん、友田さん、そして高知県観光振興部観光政策課の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社