2023年03月15日

小野さんファンの酒蔵見学と令和4BY「こしき倒し」ぜよ!

3月6日(月)はまず、佐川町出身の人気声優・小野大輔さんファンの京都の山西さんがお友達と2人で、司牡丹の酒蔵見学に来られたがやき。


この前日が、高知市での小野さんのコンサートやき、高知に来られるっちゅうことで、あらかじめ見学をお願いされちょったがよ。


ちなみに、このつい数日前に、牧野富太郎博士をメインにした「さかわダイアリー」っちゅう、佐川町の観光案内パンフレットが完成したばっかしで、そこにゃあ小野大輔さんのインタビュー記事らあも掲載されちゅうがやけんど、このパンフレットは高知市内らあにゃあ置かんと、佐川町内だっけでしか配らんっちゅうことで、その情報も小野さんのファンの間じゃあ早くもウワサがSNSらあで流れゆうようながやき。
2023.3.15写真1  さかわダイアリー

山西さんも、そのパンフレットを入手する目的もあって、佐川町に来られたっちゅうことながよ。


さらに、小野さんプロデュースの「司牡丹・AMAOTO」(純米酒)の仕込みの櫂入れを、毎年1月に小野さんに実施していただきゆうがやけんど、その際の櫂棒にゃあ小野さんにサインをしてもうちゅうき、その櫂棒の画像も撮影したいっちゅうことも、大きな目的のようながやき。


早速、玄関の酒林、180年ばあ前の江戸時代末期建築の白壁の一号蔵内、酒蔵の道、「平成蔵」内の醸造風景、モロミの発酵……等々、酒蔵見学にご案内し、小野さんのサイン入り櫂棒をご覧いただいたがよ。


サイン入り櫂棒は2本あり、1本は「小野大輔」、もう1本は「おのD」っちゅうサインが書かれちゅうがやき。


山西さん、遠くからわざわざお越しいただき、まっことありがとうございましたぜよ。


続いては16時から、司牡丹の令和4酒造年度「こしき倒し」のお祝いの宴が開催される予定やったがやけんど、まだちくとコロナが心配やっちゅうことで、浅野杜氏からお祝いの宴席は中止にしてご挨拶だっけの会にしょうっちゅう提案があり、宴席は4年連続で中止となってしもうたがよ。


ちなみに、酒造りのお米を蒸すセイロみたいな桶を、「こしき」っちゅうがやき。


ほんじゃき、その年度の酒造り用のお米が蒸し終わりゃあ、「こしき」が倒れるき「こしき倒し」っちゅうて、蔵内でお祝いの宴会をするならわしながよ。


ほんで、今年度の「こしき」が倒れた日が3月6日やったき、この日に開催されたがよ。


ちなみに、4月3日からスタートするNHK朝ドラ「らんまん」は、佐川町出身の「日本植物学の父」、牧野富太郎博士が主人公のモデルながやけんど、牧野博士は酒蔵の跡取り息子やき、朝ドラの前半1ヶ月ばあは、実は酒蔵での酒造りの物語ながやき。


ほんじゃき、酒蔵用語らあが頻繁に登場するようで、「こしき倒し」っちゅう風習もそのひとつで、先日3月7日に東京でメディアの方々を対象にした試写会が開催され、第1週5話分が公開されたらしいがやけんど、その試写を見られたメディア関係の方々から、「こしき倒し」についての問い合わせの電話があったり、取材の依頼があったりしたがよ。


取材についちゃあ、一足違いで6日に終了しちゅうし、宴席もなかったっちゅうことで、残念ながらお断りすることになったがやき。


さて、16時にゃあ醸造部と蔵人の皆さんらあが集まり、まずは浅野杜氏の進行により、「こしき倒し」式の開会ながよ。
写真2  こしき倒し式に集まる

まずは、社長のワシからご挨拶さいてもうたがやき。









あまりに長かったコロナ禍の3年間も、何とか5月8日にゃあ5類になりそうなき、一応は収まりそうな気配ながよ。
写真3  こしき倒し式スタート

そして、司牡丹にとっちゃあこぢゃんと嬉しいことに、4月3日からは、佐川町出身の世界的植物学者・牧野富太郎博士が主人公のモデル、NHK朝ドラ「らんまん」がスタートするがやき。


それに伴うて、今、とにかくあらゆるメディアの取材らあが殺到しまくりで、ワシゃあもはやどこの取材を受けたかも覚えてないばあ、わけが分からんことになっちゅうばあながよ。


こりゃあもう、朝ドラのスタートとともに、司牡丹が注目を浴びまくることは確実ながやき。


そんな時に、より多くの方々に司牡丹ファンになっていただくにゃあ、やっぱし何ちゅうたち品質が大事ながよ。
写真4  杜氏の進行

今年は、かつてないばあ米が堅うて溶けにくい年で、県内他社じゃああんまり香りが出てないっちゅうところもあるようなけんど、皆さんのお陰で、司牡丹はどのモロミもしっかりえい香りが出ちゅうきに、多くの方々に「美味しい!」っちゅうていただけるお酒が醸されちゅうがやき。


まっこと、ありがとうございます!


けんど、「こしき」が倒れたっちゅうても、まだモロミもありゃあ搾りもあり、まだまだ気は抜けんがよ。


そのへんにゃあ、くれぐれも気をつけて、残りの仕事もシッカリと、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


だいたい、こんなようなご挨拶をさいてもうたがやき。


その後は、山岡専務からのお話と、魚住部長からのお話もあったがよ。
写真5  山岡専務のお話

ほんで、皆さん全員にお弁当とお酒が配られ、令和4酒造年度の「こしき倒し」式はお開きとなったがやき。









蔵の皆さん、醸造部の皆さん、ひとまずは「こしき倒し」、まっこと今年もお疲れ様でした!ありがとうございましたぜよ!



















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司牡丹酒造株式会社



Posted by tsukasabotan at 10:44│Comments(0)