3月19日(日)は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)と土佐学協会(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)のコラボレーション企画、永田農法・純米酒「日土人(ひとびと)」活動15年目の第5弾「製品化体験」と、第6弾「楽しむ会」のイベントやったがよ。
このイベントは、日本名門酒会としちゃあ、四国地区加盟酒販店オリジナル活動15年目の第5弾・第6弾であり、土佐学協会にとっちゃあ、土佐酒学研究会の「土佐酒を俯瞰的に捉える活動」15年目の第5弾・第6弾ながやき。
つまり、永田農法による米つくり(田植え、稲刈り)から酒造り、酒搾り、製品化、楽しむ会にいたるまで1年かけて体験し、「日土人(ひとびと)」っちゅう銘柄のお酒まで発売してしまおうっちゅう、まっことワクワクするような取り組みながよ。
しかも、この中のどれか1つに参加しさえすりゃあ、裏ラベルに名前が掲載されるっちゅうがやき。
今年の「日土人」の裏ラベルにも、参加者の「ひとびと」の名前が約170名ばあ、誇らしゅうに掲載されちょったがよ。
ちなみに、ここまで日本酒を徹底して俯瞰的に捉えた活動は、おそらく全国初の試みやないかと思われるがやけんど、2019年の11年目以降の第5弾と第6弾は、コロナ禍で3年連続中止となってしもうちゅうがやき。
ほんじゃき、今回の15年目の第5弾と第6弾は、実に4年ぶりの開催っちゅうことになるがよ。
ほんで、第5弾の「製品化体験」、つまりはラベル貼り体験は、今年は8名のご参加者にお越しいただき、この晩の「楽しむ会」使用分のお酒に、ラベルを貼っていただくっちゅうもんながやき。
720ml商品16本と1升瓶1本やき、まずは720ml商品を1人2本貼りゃあ終了っちゅうことながよ。
朝10時にゃあ8名の参加者の皆さんが揃われたき、まずは最初に来られた4名グループの方々に1人2本ずつ、胴ラベルと裏ラベルと肩貼りの「生酒」ラベルを貼っていただいたがやき。
簡単そうに見えて、この3点貼りがバランス良うに貼るがは、初めての方にとっちゃあ意外に難しいもんながよ。
お次の4人グループの皆さんは、ちくと年齢層高めの男性の皆さんやったき、結構苦労されながらラベル貼り作業をしていただいたがやき。
ラストの1升瓶1本は、一番貼り方が上手やった女性の方をワシが指名さいていただき、お願いしたがよ。
ありゃ?一升瓶用の「生酒」シールがない??……と思うたら、どなたかが間違えて、ちくと大きめの「生酒」シールを既に720mlに貼ってしもうちょったがやき。
まあ、今晩飲んでしまう分やき、販売する商品やないきに、それもまた良しながよ。
こうして、10時半ばあにゃあ、第5弾「製品化体験」は、無事終了したがやき。
その後は、せっかくやきっちゅうことで、ワシが皆さんを、酒蔵見学にご案内さいてもうて、最後に「酒ギャラリーほてい」にて、車を運転されん方らあにゃあ試飲も堪能していただいたがよ。
さて、その晩は18時半から高知市内の「いつものところ 十刻(ととき)」さんにて、「日土人」活動15年目の最終第6弾、「『日土人』を楽しむ会」が開催されたがやき。
ワシゃあ17時半ばあに会場入りしたら、既に司牡丹の営業の佐野くんが、バッチリ会場の準備をしてくれちょったがよ。
今年度の田植えや稲刈りや酒仕込み体験の画像らあも、パネルにして持ち込み、展示さいてもうたがやき。
さて18時ばあから、土佐学協会関係、日本名門酒会本部&高知支部、四万十町窪川の農家の皆さん等々28名が集まられ、18時半にゃあ開会ながよ。
まずはワシからご挨拶をさいてもうて、続いては日本名門酒会本部の山村さんからご挨拶いただいたがやき。
ほんで、日本名門酒会高知支部の旭食品さんの尾崎さんにご挨拶いただき、加盟酒販店代表として古谷商店の古谷社長さんにもご挨拶いただいたがよ。
続いては、窪川の農家の皆さんを代表して、鳩オヤジこと島岡さんのご発声で、この日製品化されたばっかしの「日土人〈2023〉」純米生酒で乾杯し、さあ大宴会のスタートながやき。
皆さん、「こりゃあ旨いっ!」っちゅうて大感激やったがよ。
特に、昼間の「製品化体験」をされた皆さんにとっちゃあ、自分らあがラベルを貼って製品化したお酒やき、美味しさも悦びも倍増ながやき!
さてお料理は、まずは「前菜」2品の「葉ゴボウの炒め煮」と「ワラビの卵とじ」をみんなあで取り分けて美味しゅういただき、続いては「春野菜いろいろの3種マヨソース」をいただいたがよ。
「菊菜マヨ」、「葉ニンニクマヨ」、「酒盗マヨ」の3種類やったがやけんど、どれも絶品で「日土人・生酒」が進むこと進むこと!
さらに、「天婦羅盛り合わせ」(タラの白子・ホタルイカ・鶏の紫蘇ニンニク)、「刺身盛り」(スマガツオの刺身と塩タタキ・グレ・ハマチの葉ニンニクぬた掛け)、土佐清水名物「魚飯(いおめし)」らあが登場し、その豪華さに皆さん大悦びながやき。
しかもここで、その他のお酒も次々投入ながよ!
「司牡丹・永田農法・純米吟醸酒」、「きもと純米かまわぬ」、「司牡丹・土州霞酒」、「司牡丹・山柚子搾り」らあが登場し、皆さん一気にヒートアップながやき。
飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、ガンガンに盛り上がっていったがよ。
さらに、「十刻」名物の「四川麻婆豆腐」と「おつまみ盛り合わせ」(ジャコ白菜漬け・紅生姜入り卵焼き・マイゴ塩ゆで・トンゴロイワシ唐揚げ)らあも登場し、さらにさらに皆さんお酒が進みまくりで、酌み交わしまくりになったがやき。
こうなりゃあ、もはや土佐流宴席の「おきゃく」になって、皆さんアチコチ席を移動しまくりだいて、アッチで酌み交わし、コッチで酌み交わし、大盛り上がりに盛り上がったがよ。
さらに終盤にゃあ、「四万十鶏と和牛クリの網焼き」も登場し、皆さんまたまた大悦びで、さらにさらに酌み交わしまくりになったがよ。
とにかく、カラ瓶が次々と誕生していき、盛り上がりは最高潮に!
そんな中にて、今回ご参加いただいちゅうメンバーの、高知県貿易協会の水谷さんが、3月末にて退職されるっちゅうことやったき、これまでこぢゃんとお世話になった御礼に、ワシから「司牡丹・大吟醸・黒金屋」(金賞受賞酒)を贈呈さいてもうたがやき。
水谷さん、まっことありがとうございますぜよ!
ふと周りを見回したら、ありゃ?山村さんが撃沈しちゅう!
ぼちぼち中締めやろかっちゅうことで、かなり遅れてご参加いただいた日本名門酒会高知支部・旭食品さんの小松さんに、まずはちくと「日土人」をコップでイッキ飲みしていただいて、中締めとしていただいたがよ。
こぢゃんと威勢ように三本〆をして、こぢゃんと盛り上がりまくった「楽しむ会」は、21時半ばあにゃあ大団円のお開きとなったがやき。
ご参加いただきました皆さん、そして「十刻」さん最高のお料理を、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社