4月2日(日)は17時から、千葉県流山市南流山の居酒屋「秋田や」さんにて、「司牡丹・蔵元と日本酒を楽しむ会」が開催されたがやき。
「秋田や」さんの店主の秋田谷さんは、ワシの大学の先輩であり、しかもおんなじ昭和寮っちゅう寮の先輩でもあり、さらにわざわざ司牡丹に見学&打ち合わせにもお越しいただいたっちゅうことで、今回の「楽しむ会」の開催が決まったがよ。
ワシゃあ16時過ぎばあにお店に到着し、秋田谷さんやスタッフの方らあと、ちくと打ち合わせや準備をしたがやき。
冷蔵庫に大量の司牡丹のお酒が入っちゅうがは、この日からしばらく「司牡丹フォア」を開催してくださるっちゅうことながよ。
また、ディスプレーの隅にゃあ、今回のご参加者の皆さんへのお土産として、「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)も用意されちょったがやき。
ほんで、ワシも秋田谷さんもスタッフの方々らあも、みんなあで司牡丹の半纏を着て待ち構えちょったら、16時半過ぎばあから、ぼちぼちお客様が来店されだいたがよ。
カウンター8名、お座敷10名、合計18名のお客様が、開会時間の17時にゃあバッチリ集まってくださったがやき。
まずは店主の秋田谷さんから開会のご挨拶があり、続いてはワシから、ご挨拶をさいてもうたがよ。
ほんで、こちらの会じゃあ恒例らしいがやけんど、「乾杯酒」が片口にてブラインドで出され、こりゃあ最後にこのお酒がどのお酒かを当てるっちゅうゲームらしいがやき。
ほんで、この謎の乾杯酒にて、みんなあで声高らかに乾杯したがよ。
すぐさま、「フルーティやき吟醸酒や!」とか、「これはおいしいっ!」とかっちゅう声が、アチコチから聞こえてきたがやき。
続いては、「お通し」に合わいて、「秀吟司牡丹」(純米大吟醸原酒)の登場ながよ。
まずは、こちらのお酒についてワシから詳しゅう説明さいてもうて、皆さんに注いで回らいてもうたがやき。
これまた、「こりゃあ旨いっ!」「まっこと華やか!」「タマラン!」っちゅう声が、アチコチからあがりまくったがよ。
お次は、「自家製ポテトサラダ」と「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)が出されたがやき。
ほんで、こちらのお酒についてワシから詳しゅう説明さいてもうて、皆さんに注いで回らいてもうたがよ。
またまた、「これも旨いっ!」「やっぱし華やか!」っちゅう声らあがあがったがやき。
続いては、「鶏大根塩煮込み」と「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)が出されたがよ。
こちらも、お酒についてワシから詳しゅう説明さいてもうて、皆さんに注いで回らいてもうたがやき。
またしても、「やっぱし旨いっ!」「これもフルーティー!」っちゅう声らあがあがったがよ。
お次は「司牡丹・花と恋して」(純米酒)が出されたがやき。
こちらについちゃあ、この翌日の4月3日からスタートのNHK朝ドラ「らんまん」の主人公のモデル、「日本植物学の父」牧野富太郎博士の関連商品ながよ。
牧野博士は佐川町の酒蔵の息子やっちゅう話や、その酒蔵は番頭さんに譲られ、現在は司牡丹酒造に譲られ、ウチの蔵の一部になっちゅうっちゅう話らあをさいてもうたがやき。
さらに、牧野博士の詠んだ「草をしとねに 木の根を枕 花と恋して九十年」から命名された、花のような香りの純米酒がこのお酒やっちゅうて、伝えさいてもうたがよ。
ほんで、こちらのお酒も皆さんに注いで回らいてもうたがやき。
これまた、「まさに『花と恋して』っちゅう香り!」「これも美味しい!」っちゅう声らあがあがったがよ。
続いては、ワシが手配して高知から直送してもうた、「初鰹の藁焼きタタキ」の登場ながやき。
この鰹、この前日の朝の獲れたてを、藁で焼いて即パック詰めし、冷凍せんまんまの生で、この日に高知から直送されたっちゅう、鮮度抜群の初鰹のタタキながよ。
そんな鰹を、『秋田や』さんで厚切りにして、葱とニンニクスライスをかけたもんで、それを高知直送の美味しいポン酢でいただくか、または天日塩と柚子酢(こちらも高知直送)で『塩タタキ』としていただくか、お好みで両方楽しんでいただけるがやき。
さらに!酒と肴の最強タッグといえる、鰹たぁ相性抜群の「船中八策」(超辛口・純米酒)を合わせて、ご堪能いただくがよ。
このお酒は、お酒だけ飲んだらちくと物足りんかもしれんけんど、和食、特に新鮮魚介類、特に鰹と合わせていただきゃあ、このお酒が出汁のように、食材の美味しさを下から支えて押し上げ、食もお酒も美味しさが倍増し、交互にやりゃあ止まらんなるがやき!
そんな説明をさいてもうて、皆さんに注いで回り、お楽しみいただいたがよ。
『こりゃあ絶品!』、『こんな美味しい鰹、食べたことない!』、「確かに鰹も酒も美味しゅうなる!」、「交互にやったら止まらん!」っちゅうて、アチコチから悦びの声が噴出したがやき。
鰹は苦手で食べんっちゅう方にも、一口だっけ食べてみてっちゅうて薦めたら、「あ、美味しい!」っちゅうて、驚きの表情をされちょったばあながよ。
ちゅうことで、とにかく大盛り上がりになったがやき。
さらにお次は、「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)と「マイゴ塩ゆで」の登場ながよ。
このマイゴは冷凍やけんど、高知からの直送を「秋田や」さんで塩ゆでにしたもんながやき。
その、海のうま味が凝縮した美味しさの「マイゴ」に、フレッシュぴちぴちでガツンとインパクトのある、「船中八策」の「しぼりたて生原酒」を合わせていただくがよ。
これまた皆さんから、「このお酒、美味しいっ!」「スゴいインパクト!」「この組み合わせのうま味がスゴい!」っちゅう声があがり、さらに盛り上がりまくりになったがやき。
ワシゃあ食事なしで、ガンガン飲みまくりやっもんやき、このあたりで結構な酔っぱらいになっちょって、アッチで盛り上げ、コッチで盛り上げ、とにかく会話を弾みまくらいたがよ。
続いては、「かまわぬ」と「酒盗チーズといぶりがっこ」の登場ながやき。
「かまわぬ」は、湯煎でぬる燗にして出され、これまた珍味類と合わせていただきゃあ、「くぅぅ〜〜っっ!」っちゅう美味しさで、お客様からも「コレこれ!」「これぞ日本酒ならではの美味しさ!」っちゅう声が聞こえてきたがよ。
ここで、ワシからちくと土佐のお座敷遊び、「可杯」をご紹介さいてもうて、ちくと何回か実演さいてもうたがやき。
「ベロベロの神様」の唄を歌うてみんなあで手拍子してもうて、「ひょっとこ杯」じゃあ「天狗杯」じゃあで当たりまくり、皆さん大爆笑でいきなり盛り上がりまくったがよ。
そんな盛り上がりの中で、ラストはデザート酒として、「司牡丹・山柚子搾り」(リキュール)が出されたがやき。
こちらも皆さんから、「柚子の香りがスゴい!」「酸味が爽やか!」「こんな美味しい柚子酒初めて!」っちゅう声が聞こえてきたがよ。
さて、ここで恒例の乾杯酒当てクイズながやき。
乾杯に使うたお酒は、ここまでのどのお酒かを、皆さんに当てていただくがよ。
皆さんに、正解やと思うお酒に手をあげていただいたがやき。
正解は「花と恋して」やって、半数近い方々が当たったがよ。
通常やったら、ここでジャンケンで賞品をゲットする人を決めるらしいがやけんど、せっかくやき、ジャンケンに似いた土佐のお座敷遊び、「集合拳」にて当選者を決めらいてもうたがやき。
こちらもこぢゃんと盛り上がり、会場全体がヒートアップしまくりになったがよ。
勝ち残った方にゃあ、「司牡丹・花と恋して」(純米酒)を進呈し、あと2人の方々にゃあ「司牡丹・可杯」を進呈さいてもうたがやき。
ここで19時過ぎになっちょったき、本来やったら蔵元にゃあ帰ってもうて、ちくと残りたい人が残って30分ばあ飲むらしいがやけんど、こればあ盛り上がっちゅうに、土佐の蔵元としちゃあ帰るわけにゃあいかんがよ。
お客様も、誰っちゃあ帰らんと、ワシも一緒になって、飲んで飲んで語り合うて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がりまくり、行き抜けてしもうたがやき。
皆さんからも、高知に行きたいっちゅう声がガンガンあがり、秋田谷さんが音頭をとってツアーを組むっちゅう話になり、皆さんヤンヤの拍手喝采やったがよ。
こうして20時過ぎばあにゃあ、大団円のお開きとなったがやき。
ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!土佐の高知にて、お待ちしちょります!
そして秋田谷さん、こぢゃんと遅うまで盛り上がりまくってしもうて、まっこと申し訳ございませんでしたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社