「知識と賢明さを取り違えんように。知識は生計を立てるがに役立つけんど、賢明さは人生を生きる糧となるがやき。」(エレノア・ルーズベルト)
アメリカ合衆国第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻で、アメリカ国連代表、婦人運動家、文筆家でもある、エレノア・ルーズベルト(1884〜1962)さんの言の葉ながよ。
知識があるっちゅうんは、賢いことじゃああるけんど、賢明さたぁ違うっちゅうことながやき。
なんぼ知識があって賢うたち、物事の判断が適切やなけりゃあ、そりゃあ賢明さがあるたぁいわんがよ。
知識があって賢いけんど賢明さがないっちゅう人は、物事の判断を間違うてしまいがちやき、結局は自分の本来進むべき道も、間違うてしまいがちながやき。
一方、賢明さがある人っちゅうんは、たとえ知識はそんなにのうたち、物事の判断が適切やきに、自分の本来進むべき道を間違うてしまうようなこたぁないがよ。
ほんじゃき、賢明さこそが、人生を生きる糧となるっちゅうことながやき。
ほいたら、どういたら賢明さが身に付くがか?
物事の判断が適切になれるがか?
そりゃあおそらく、自分だっけの幸せを判断の基準にせんことながよ。
周りの多くの人の幸せを判断の基準にしていくことで、真の賢明さが身に付いていくっちゅうことながぜよ。