4月15日(土)は、栃木県足利市の名店として名高い日本料理店、「一蕾(ひとつぼみ)」(栃木県足利市江川町4-2-5 TEL:0284-42-2592)さんの7周年記念の「司牡丹の会」が開催されたがやき。
こちらのお店は、かつては「浅田屋」っちゅう店名の人気店やったがやけんど、ご家族の介護らあの関係でしばらくお店を閉められちょって、7年前に店名を「一蕾」に変えて再スタートされたがよ。
しかも、司牡丹の地酒専門店専用商材である「一蕾」(純米吟醸酒)の美味しさとネーミングに惚れ込まれ、この酒から店名を戴いたっちゅうがやき!
ほんじゃき、毎年周年記念の4月にゃあ「司牡丹の会」を開催されよって、ワシも出席し盛り上げさいていただきよったがやけんど、4周年と5周年の2年連続コロナ禍で中止となってしもうちょって、昨年の6周年は3年ぶりの縮小開催で、今年の7周年は本格開催ながよ。
また、コロナ禍の間にワシが開祖となって立ち上げた「酒道 黒金流」(https://shudo-kurogane.jp )に、「一蕾」さんのご主人浅田さんが入門してくださり、毎月開催しゆう入門者の方々との「オンライン質疑応答&懇親会」にも、ご夫婦で毎月のように参加してくださりゆうがやき。
さて、16時前ばあにゃあ足利駅に到着し、こちらにて司牡丹の滝澤関東統括部長と、日本名門酒会本部・株式会社岡永さん栃木県担当営業の佐藤さんと待ち合わせ、まずは駅前のホテルにチェックインしてから、「大黒屋酒店」さんにうかごうたがよ。
「大黒屋酒店」さんの大塚社長さんらあにご挨拶さいてもうたがやき。
「大黒屋酒店」さんは、「一蕾」さんにお酒を納入してくださりゆう酒専門店で、イベントらあも手慣れたもんやき、今回の7周年記念の「司牡丹の会」も、大塚社長さんが主催してくださり、前準備らあもバッチリ整えてくださっちゅうがよ。
大塚社長さん、まっことありがとうございますぜよ!
さて、大塚社長さんも加わり、4人で「一蕾」さんへ。
住宅街にある一軒家で、一見飲食店にゃあ見えんような建物がお店ながやき。
ほんで、「一蕾」さんの浅田さんご夫婦にご挨拶をさいてもうたがやけんど、毎月のようにオンラインで飲みゆうき、まったく久々っちゅう感じやなかったがよ。
玄関入ってすぐにゃあ、「黒金流酒道家認定証」や、ワシのサイン色紙らあも飾ってくださっちょって、まっことありがとうございます!
このイベントの過去の写真集もできちゅうぜよ!
さて、17時ばあにゃあ、サプライズイベントの「司牡丹・純米吟醸酒・袋吊り搾り」を、セッティングさいてもうたがやき。
今回は、7周年記念っちゅう縁起のえい数字のお祝いやき、この「袋吊り搾りセット」は、司牡丹酒造からそのお祝いとして寄贈さいていただいたもんながよ。
なお、酒税法違反にゃあならん方法で搾りよりますきに、読者の皆さん(特にプロの皆さん)はその点はお間違いなきよう!
無事「袋吊り搾り」のセッティングも終了し、お客様にゃあ見えんように布で隠さいてもうたがやき。
17時半ばあからは、ワシらあ4人はスタッフやき、イベント中は食べれんっちゅうことで、浅田さんのご厚意で、あらかじめの夕食をいただいたがよ。
ちなみにアサヒビール担当営業の三好さんが、是非勉強のためにお手伝いしたいっちゅうことでスタッフに加わっちょったき、一緒に夕食をいただいたがやき。
この夕食が、またうまいことうまいこと!
海鮮丼の魚介の鮮度抜群の味わい、西京焼きのうま味、肉豆腐のやわらかな味わい、味噌汁のホッと和む優しさらあに、あらためて浅田さんの腕に惚れ直したがよ。
ご馳走様でした!こぢゃんと美味しゅうございました!
さて、来場者はぎゅうぎゅう詰めにすりゃあ満席で30名ばあは入れるがやけんど、まだコロナ禍やっちゅうことで、ちくと減らした26席でセッティングしちゅうがやき。
ほんで、酒メニューを席に配布したり、店内にポスターらあの飾り付けをしたりして、ワシらあj5でイベントの準備をさいてもうたがよ。
さあ、準備万端ながやき!
ほいたら、次々とお客様が集まられだいて、スタート時間の18時半にゃあバッチリ皆さん集まられたがよ。
大塚社長さんの司会進行にて開会し、まずはワシからご挨拶をさいてもうたがやき。
まずは「一蕾」さんの7周年にお祝いを申し上げさいてもうて、今話題のNHK朝ドラ「らんまん」の主人公のモデル、日本植物学の父・牧野富太郎博士は、我が町佐川町出身の酒蔵の跡取り息子やったっちゅう話題や、「らんまん」でもウチの蔵が撮影に使われ、白壁蔵らあが何度も映っちゃうことらあを伝えさいてもうたがよ。
ほんで、司牡丹の純米吟醸酒「一蕾」は、一輪の蕾がついた花を、手から手へ大切に手渡しするように、大事に扱うていただきたいっちゅう願いが込められた流通ルート限定商品ながやき。
また、「蕾」にゃあ「前途有望なヒト・モノ・コト」っちゅう意味もあり、口中で華やかな香りと共に蕾がフワッと花開くかのように味わいが膨らむこのお酒を飲まれた方々の、前途がますます拓けていきますようにっちゅう願いも込められちゅうがよ。
また、この「一蕾」のネーミングは、日本名門酒会本部にて、たくさんの営業の方々らあと共に考えたもんやけんど、「蕾」にゃあ「前途有望なヒト・モノ・コト」っちゅう意味があるっちゅうアイデアを出してくれたがが佐藤さんやっちゅうて、伝えさいてもうたがやき。
その佐藤さんが、今栃木県の担当となって、本日の会に参加されちゅうっちゅうんは、まっこと運命的なことながよ。
そんなお酒から名を戴いた「一蕾」さんの7周年を記念し、お店の前途がますます拓けていきますように、そして本日ご参会の皆様の前途もますます拓けていきますように、心からご祈年申し上げますぜよ!
だいたいこんな感じのご挨拶をさいてもうたがやき。
続いて、皆さんに純米吟醸酒「一蕾」を注いでいただき、女将さんのご発声にて、このお酒で声高らかに乾杯をして、宴席がスタートしたがよ。
各テーブルにゃあ、まずは「一蕾」(純米吟醸酒)と「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)と「司牡丹・花と恋して」(純米酒)の3種類が並べられ、その3種類のお酒の簡単な説明らあをワシから伝えさいてもうて、皆さんこれらあを飲み比べもって美味しいお料理を食され、一気に盛り上がっていったがやき。
ワシらあもアチコチのお席を回らいていただきもって、お酒を酌み交わしもっていろんなお話をさいてもうて盛り上がったがよ。
皆さんがしばし飲んで食べて、ちくと落ち着いた19時前ばあに、いよいよサプライズの「袋吊り搾り」の登場ながやき。
まずはワシから、日本酒の搾りの工程の説明をさいてもうて、中でも特に滅多に見ることもできん究極の搾り方、通常はその蔵の最高ランクの大吟醸酒らあにしか用いられん搾り方が、「袋吊り搾り」やっちゅうて説明さいてもうたがよ。
ほんで、実はその究極の「袋吊り搾り」を、今この場にて行いよります!!っちゅうてお伝えしたら、会場がどよめいたがやき!
なお、注意事項として、写真を撮ってSNSらあでアップしたちかまんけんど、その際は必ず「酒税法違反にならん方法で搾りよります」っちゅう一言を付け加えてくださいっちゅうてお願いさいてもうたがよ。
ほんで、入口付近にて隠しちょった布をサッと取って、「司牡丹・純米吟醸酒・袋吊り搾り」がジャジャーンと登場したがやき!
再び「おお〜っ!!」っちゅうどよめきが起こり、次の瞬間皆さん席を立ってスマホで写真を撮ったりしもって、一気に「袋吊り搾り」に行列ができたがよ。
用意されちょった紙コップに「袋吊り搾りたて生原酒」を、ワシが次々に注いでいき、行列のお客様に順番にお渡ししていったがやき。
そのフルーティーでフレッシュぴちぴちの香りと、炭酸ガス感の残る爽やかかつジューシーな味わいに、「美味し〜い!」っちゅう感嘆の声がアチコチから上がったがよ。
サプライズ大成功ぜよ!
続いては、次のお酒の「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)と「司牡丹・土佐宇宙深海酒」(純米吟醸酒)が登場し、ワシから簡単に解説さいてもうたがやき。
皆さん、ここまでの5種類の司牡丹を飲み比べもって、アレも美味しい、コッチも旨いっちゅうて、飲んで食べて語り合うて、ガンガンに盛り上がっていったがよ。
ほんで、19時半ばあにゃあ、お次のサプライズながやき。
ワシから、「今度はこの『袋吊り搾り』の袋を空けて、中身のトロットロの『もろみ酒』を、皆さんにご堪能いただきます!」っちゅうて伝えさいてもうて、受け樽に袋の中身を出したがよ!
またまた皆さんが、写真を撮りまくりもって、行列になったがやき。
またまたアチコチから、「美味し〜〜いっ!!」っちゅう感嘆の声が聞こえてきたがよ。
さあ、そっから後は、皆さん飲んで食べて語り合うてが止まらんなったようながやき。
ちなみに「司牡丹・二割の麹が〜」は、冷酒で出された後は、湯煎にてぬる燗にして皆さんのところにお届けしたがよ。
「ぬる燗もうまいっ!」っちゅう声が、あちこちから聞こえてきたがやき。
また、「司牡丹・山柚子搾り」(リキュール)も出されたがやけんど、こちらも冷酒と共に、ぬる燗も出され、これまた好評を博したがよ。
さらに「天婦羅」や「蕎麦」らあの美味しそうなお料理が次々に出され、ワシらあもガンガンあちこち回らいてもうて、会場は一気に大盛り上がりとなっていったがやき。
ふと気がつきゃあ、いつの間にか「もろみ酒」はおかわりの連続でスッカラカンになっちょったがよ。
また、今回ご参加の方の中に、本日お誕生日の方がおられるっちゅうことで、女将さんからサプライズのバースデーケーキがその方に進呈され、会場は拍手喝采になったがやき。
さらに、快気祝いの方もおられるっちゅうて、お2人の方々に、女将さんからお花の贈呈があり、さらに拍手喝采で大盛り上がりやったがよ。
しばし盛り上がり、20時ばあからは、お楽しみ抽選会も行われ、「一蕾賞」や「大黒屋酒店賞」や「司牡丹賞」らあで、司牡丹のお酒や「司牡丹・前掛け」らあが当たり、会場全体は一気にヒートアップしまくりとなったがやき。
特に、前掛けが当たったお2人らあは大悦びで、その後は前掛けを付けっぱなしで大盛り上がりやったがよ。
その後も、ワシらあがさらにアチコチ回りもってお酒を酌み交わしもって盛り上げ、熱気ムンムン状態やったがやき。
こうして盛り上がりまくりのうちに20時半ばあにゃあ中締めとなり、お客様代表の方の三本〆の後は、店主の浅田さんから御礼のご挨拶があり、大団円のお開きとなったがよ。
お開きといいもって、その後も大半のお客様がタクシー待ちや代行待ちでしばらくいらっしゃり、ワシらあも皆さんに交じってさらにお酒を酌み交わし、しばし盛り上がりまくったがやき。
また、皆さんかなりの酔っぱらいになられちょって、前掛けがいろんな方々に回されて、前掛け姿の記念撮影大会になったり、ワシと記念撮影大会になったりで、さらに大盛り上がりになったがよ。
お帰りになられる方々は、皆さん満面全身満開笑顔で、「最高のエンターテインメントをありがとう!」「来年も絶対来てください!」「心から楽しめた!感謝!」「どのお酒も最高に美味しかった!」「絶対に高知に行きます!」……らあの嬉しい言葉を残してくださり、名残り惜しそうにお帰りになられたがやき。
やっぱし、こういう集い、心から楽しめるお酒の会は、決して不要不急やない!人間が健全に生きていくためにゃあ必要不可欠なもんながやと、あらためて全身全霊で実感さいてもうたがよ。
ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!
そして「一蕾」さん、素晴らしい7周年、まっことおめでとうございました!
さて、滝澤部長は宴席の終盤で帰られたき、その後は、「一蕾」さんの浅田さんと、名門酒会本部の佐藤さんと大黒屋酒店さんの大塚社長さんとアサヒビールの三好さんらあと、2次会で「BAR MOOD INDIGO」さんにうかごうたがよ。
ちくと遅れて、後片付けの終わった浅田さんの奥様とスタッフの方も参加されたがやき。
なかなかオシャレなバーやったがやけんど、何と「船中八策」が定番と冬の「しぼりたて生原酒」と春の「薄にげり生酒」らあが出され、おつまみらあをいただきもって、みんなあでこの3種類をガンガン酌み交わしまくり、こぢゃんと盛り上がったがよ。
大塚社長さん、佐藤さん、三好さん、そして浅田さんご夫妻と「一蕾」のスタッフの皆さん、まっことまっことありがとうございました!感謝感謝ぜよ!
一輪の蕾が美しゅう花開くように、皆さんの前途がますます拓けていきますことを、心からお祈り申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社