4月21日(金)は、高知県酒造組合主催の「土佐新酒の会・第20回」が、4年ぶりに開催されたがやき。
毎年大人気の恒例イベントで、チケットが完成する前に予約が殺到し、約600席がアッちゅう間に完売するっちゅう状況で、もはやプラチナチケットと化しちょったがやけんど、コロナ禍で3年間中止となっちょったがよ。
ほんで、600人を超えるき座席はビッチビチなもんやき、今年も中止にしょうかと思いよったら、「土佐酉水会」(高知県酒造組合の青年部)の南会長(「土佐新酒の会」実行委員長)が、是非開催したいっちゅう意向やって、急遽開催することになったがやき。
けんど、まだコロナは5類に落ちちゃあせんき、400名限定に絞っての開催と決定し、その情報を流した途端、まだ詳しい内容も何ちゃあ決まってないに、数日で完売してしもうて、キャンセル待ちがゴッソリ出て、「何とかならんか!」っちゅう声が殺到することになってしもうたがよ。
ちゅうことで、急遽席数をちっくと増やし、440席にての開催となったがやき。
さて、準備・設営・打ち合わせのため、ワシゃあ15時ばあにゃあ会場の「ザ クラウンパレス新阪急高知」さんにうかごうたがよ。
「土佐酉水会」の若手メンバーを中心とした皆さんが、準備と設営に動き回ってくれたがやき。
土佐酒蔵元の飾り樽や「TOSA NAKAMA SAKE」のノボリらあも、ばっちりディスプレイされたがよ。
その後は16時からちくと打ち合わせがあって、続いておにぎりやサンドイッチらあの軽食をいただき、17時からは理事長・副理事長・実行委員長は神事ながやき。
朝峯神社さんにご来場いただき、この日の「土佐新酒の会」の成功や、今年の新酒の人気らあを祈願していただいたがよ。
その後は、みんなあで準備の続きながやき。
「土佐宇宙酒・深海酒・宇宙深海酒」コーナーと「高知酵母体験コーナー」と「土佐リキュール」コーナーにゃあ、各社の世界初の「宇宙酒深海酒」が並び、さらに高知酵母の香り別に土佐酒が並び、さらにさらに日本一バリエーション豊富と言われる土佐の「和リキュール」も、ズラリと並べられたがよ。
「宇宙深海酒」のポスターや解説パネルらあも、バッチリ設置されたがやき。
各社の蔵元ブースも準備万端。
司牡丹ブースじゃあ、「司牡丹・杜氏の隠し酒」(本年度鑑評会出品・大吟醸原酒)、「司牡丹・酒槽搾り純米大吟醸」(純米大吟醸原酒)、「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)、「船中八策」(超辛口・純米酒)、「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)、らあを用意さいてもうたがよ。
お料理コーナーは、まだ準備できてないくもあったけんど、中土佐町久礼の鰹のタタキ、四万十市「山間屋」の鮎や山間米おにぎり、山本蒲鉾店の練り製品、橋田食品の手作りキムチ、野菜そむりえセレクトの「野菜の浅漬け」、「まなべ」の酒盗、大川村の土佐はちきん地鶏、菓子工房コンセルトやドルチェかがみのデザート、馬路村の柚子商品……等々がズラリと並び、さらにここにホテルシェフ自慢の料理も加わるっちゅうがやき、こぢゃんと豪華ながやき。
18時からはいよいよ受付開始で、次々とお客様がご来場。
まずは「土佐宇宙深海酒」コーナーと「高知酵母体験」コーナーと「土佐リキュール」コーナーをお楽しみいただき、別会場での「きき酒競技会」にも、希望者にゃあご参加いただいたがよ。
さあ、会場にゃあ440名のお客様が集まり、18時半にゃあ舞台上に土佐酒蔵元がズラリと並んだがやき。
ほんで、高知県酒造組合理事長のワシから、開会宣言と主催者代表のご挨拶をさいてもうたがよ。
続いては蔵元紹介。
1社1社の銘柄と社名と所在地が、短い紹介コメントとともに読み上げられ、1人1人が頭を下げたがやき。
ちなみに司会進行は、元テレビ高知アナウンサーで現フリーアナウンサー、土佐酒アドバイザーも取得されちゅう藤崎さんやき、流石は名調子の見事な紹介コメントやったがよ。
お次のご来賓のお祝辞は、高知県の井上副知事さんが、知事の代読やなしにご自身の言葉で、土佐酒を応援するお言葉を語ってくださったがやき。
続いては、ご来賓の方々が次々と壇上に上がり、ワシも一緒に3つの樽で鏡開きながよ。
「ヨイショ、ヨイショ、ヨイショ〜!」の掛け声と共に、みんなあで威勢よう鏡を開いた後は、高知市の松島副市長さんのご発声で乾杯!
440名のお客様が土佐酒を注ぎ合うて、一斉に乾杯するシーンは、まっこと久々に見る圧巻のシーンやったがやき!
さあ乾杯が終わりゃあ皆さんイッキに席を立たれ、お料理コーナーに殺到!
特に人気で大混雑になったがは、やっぱし鰹のタタキコーナーやったがよ。
200人分以上は用意しちょったはずの鰹のタタキが見る見るうちにのうなっていき、自ら鰹をさばく池田中土佐町長さんもテンテコマイやったがやき。
他の料理コーナーにもお客様が行列で、ガンガンのうなっていったがよ。
ワシゃあご来賓席に行って、ご来賓の皆さんにテーブルセッティングされちゅうお酒、「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)と「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)を、注いで回りもって、あらためてご挨拶さいてもうたがやき。
テーブルセッティングのホテル側準備の皿鉢料理も、見る見るうちに減っていったがよ。
さて、皆さん食べ物をお腹に入れてちくと落ち着かれた頃、18蔵の蔵元ブースにもお客様が殺到されだいたがやき。
司牡丹ブースにもお客様が殺到し、営業の下元くんと新入社員の竹村元希(ウチの息子!)の2人はテンテコマイで、お酒を注ぎっぱなし状態やったがよ。
しかも、時間が経つにつれてその殺到具合はますます勢いを増し、中盤頃にゃあ東京の通勤電車並みの混雑状態になっちょったがやき。
こればあ大混雑の蔵元ブースを見るがは、コロナ禍以前以来やき、4年ぶりっちゅうことで、まっこと感無量ながよ!
皆さんの満面全身満開笑顔が咲き乱れ、こぢゃんと飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うての土佐流の大宴会で、大盛り上がりに盛り上がりまくりやったがやき。
司牡丹ブースの「隠し酒」も、1升瓶3本分がアッちゅう間に残り1本になってしもうたようながよ。
後半にゃあ、きき酒競技会の結果発表と賞品の授与や、豪華賞品が当たるお楽しみ抽選会らあもあって、会場はさらにヒートアップ!
きき酒競技会は、10名ばあの全問正解者がおられたがやけんど、「蕎麦と酒 湖月」の松木さんご夫婦は2人揃うての全問正解やって、なかなか大したもんながやき。
また、お楽しみ抽選会の賞品も、例年以上に豊富やったもんやき、盛り上がりまくったがよ。
こうして21時ばあにゃあ、南実行委員長の中締めのご挨拶で、無事大団円のお開きとなったがやき。
ご参加いただきました440名の皆様、まっことありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社