「土佐経済同友会・人づくり委員会」委員長の中田さんと、副委員長の吉本さんとワシに加え、高知県中小企業団体中央会の古木さんと、今回は「高知県ボランティア・NPOセンター」の武田さんにもご参加いただいての開催やったがやき。
ちなみに「人づくり委員会」は、中田委員長さんを中心に、全く新しい基本方針を掲げて活動しゆうがよ。

その基本方針は、以下の通りながやき。
「人づくり委員会では、委員会の活性化に繋がるよう『見える化』を図りながら、運営方針にもある『土佐文化の継承人材の育成支援』をテーマとして取り上げる。なかでも高知県ならではのウリになり、かつ今後の継承が危ぶまれている『土佐の伝統文化』について、その種類や歴史等を調査・研究し、現状把握。それぞれの『土佐の伝統文化』が抱えている、『継承人材の育成』についての問題点を炙り出す。その上で、県・市町村にも参画していただき、『土佐の伝統文化』の人づくりを支援する団体の設立を提言できるように努める。このような『土佐の伝統文化』が持続可能となれば、より魅力的な高知県となり、必ずや経済発展にも繋がるものと考える。」
ほんで、これまでの委員会の流れとしちゃあ、以下のとおりながよ。

令和2年度の1年間は、様々な「土佐の伝統文化」について調査・研究した結果、ほとんどの「土佐の伝統文化」は既に様々な支援の施策等が実施されよったけんど、「土佐のおきゃく文化」を支えてきた「土佐のお座敷遊び文化」や「土佐芸妓文化」らあについちゃあ、何の支援の施策も行われてないことに気づいたがやき。
令和3年度にゃあ、このテーマに絞り込み、他の都府県のお座敷文化や芸妓文化について調査・研究を進め、どこの事例も、地元の経済人らあが中心となって都府県らあとともに、地元のお座敷文化や芸妓文化等の団体を支援しゆうことが判明したがよ。
ほんじゃき令和4年度にゃあ、「得月楼」さんと「濱長」さんに集まってもうて、「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立準備会を立ち上げ、これまでに14回ばあ開催し、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」を設立に導くための活動を実施しゆうがぜよ。
今までの経緯は、だいたいこんな感じながやき。
ほんで、今回の「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立に向けた準備会がスタートし、まずは武田さんに、これまでの経緯や、どんなNPOをつくりたいからあを、ワシらあから伝えさいてもうたがよ。
ちなみにワシが用意さいてもうた「設立に向けての思い」は、以下のとおりながやき。
【NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立に向けての思い】
「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立準備会 代表 竹村昭彦 (高知県酒造組合理事長・土佐学協会理事長・司牡丹酒造社長)
【趣旨】
県外や海外のお客様らあが土佐にお越しになった際、土佐ならではの「おきゃく(土佐流宴席)」を催し、土佐伝統のお座敷文化を体験していただきゃあ、皆さん必ず口を揃えて「こんな楽しい宴席は初めて!」っちゅうて大悦びで語られるがやき。
土佐の高知の一番のウリである、「食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!そして世界一宴が楽しい酒国土佐!」の全てがいっぺんに体験できたがやき、当然といえるがよ。
けんど、そんな一番のウリの基礎となる世界一楽しい宴が、消え去ってしまうかもしれんがやき。
コロナ禍となっての約3年、返杯・献杯も、宴会での席の移動も、皿鉢料理の取り分けも、可杯や箸拳などのお座敷遊びも、土佐らしい密な宴席は何ひとつ実践できんなってしもうて、このまんまじゃあホンマに絶滅してしまうかもしれんがよ。
ほんで、もしホンマに絶滅してしもうたら、そりゃあ土佐の高知の一番のウリをいっぺんに体験できる場が無いなってしまうっちゅうことを意味しちゅうがやき。
コロナ禍により、今や世界中で会議はもちろん、集いや飲み会もオンラインで済まされるようになり、世の中は「非接触型社会」にまっしぐらに進みゆうかのようながよ。
けんど、多くの身体心理学者の方々は、「触れ合い」や「寄り添う」ことは人間にとって極めて重要であり、皮膚の交流は本来欠かせないもんやっちゅうて語っちゅうがやき。
さらに、「非接触型社会」を選ぶっちゅうことは、ディストピア(逆ユートピア)の未来を選ぶことになるっちゅうて語る哲学者もおるばあながよ。
ほんで、ワシらあがより多くの仲間らあと心を許して触れ合うたり寄り添い合うたりっちゅうシーンは、日常の中のどこにあるかっちゅうたら、そりゃあリアルで密な宴席の中ながやき。
コロナ禍もいつかは必ず終息するけんど、終息後も「非接触型社会」を目指すっちゅう流れは、確実に残るがよ。
けんど、そんな流れは世の中をディストピアに導くことになるがやっちゅうて誰かが発信し、伝え続けにゃあならんがやないろうか。
つまり、土佐伝統のお座敷文化を守り育てていくっちゅうことは、高知県の一番のウリを守り育てていくっちゅうことにつながり、そりゃあ高知県の発展にとって最も欠かせん、大切なキモやっちゅうことであり、さらにそりゃあ、世界中に広がりつつある「非接触型社会」を目指す流れを押し留める抑止力にもなり、ある意味そりゃあ「世界一楽しい宴のあるユートピア」をこの国に、この世界に残すことでもあるっちゅうことながやき。
ほいたら、土佐伝統お座敷文化を守り育てていく活動が実を結びゃあ、「世界一楽しい宴のあるユートピア」を体験するために、全国各地から、世界中から、土佐の高知にたくさんの人々がやってくることになるがよ。
ほんでそのためにゃあ、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」の設立が必須やと考えちゅうがやき。
ちなみに、この団体の目指す究極の姿は、土佐の高知がサン・セバスチャンを超えるっちゅう姿ながよ。
サン・セバスチャンたぁ、スペインはバスク地方の人口18万人ばあのちんまい街やけんど、世界一の美食の街と言われ、このこぢゃんと交通の便の悪い街に世界中から観光客が押し寄せゆうがやき。(※コロナ禍の現状は分からんけんど。)
今はまだ、土佐の高知はサン・セバスチャンにゃあおよばんがよ。
けんど、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」が設立され、その活動が活性化されていきゃあ、土佐の高知が憧れの地として世界中の国から仰ぎ見られ、世界一楽しい宴を求めて日本中から世界中から観光客が殺到し、サン・セバスチャンを超える日は、そう遠うないやろうと、ワシゃあ確信しちゅうがぜよ。
【当会が守り育てていく「土佐伝統お座敷文化」とは?】
食:皿鉢料理文化、土佐の酢みかん文化、土佐寿司文化など、土佐ならではの伝統的食文化。
酒:伝統的な土佐の食の美味しさを引き立てる、淡麗辛口の伝統的土佐酒文化。
人:全て「なかま」(共有)にして人を楽しませる、土佐ならではの伝統的おもてなし「なかま」文化。(杯を「なかま」にする返杯・献杯、宴会での自由な席の移動、皿鉢の自由な取り分け、老若男女や他人まで皆「なかま」!)※土佐弁で「なかま」たぁ、一般的な同士の意味に加え、共有・シェアの意味もある。
宴:箸拳・可杯など、土佐ならではの伝統的お座敷遊び文化。土佐ならではの家庭における伝統的「おきゃく(土佐流宴席)」文化。料亭などにおける伝統的土佐芸妓文化。
ほんで武田さんからは、ワシらあが知らんようなNPO法人ならではの特徴らあについて、こぢゃんとレクチャーしていただき、またワシらあの疑問や質問らあにも、こぢゃんと明確に答えていただき、まっこと有り難かったがよ。
さらに、高知県のNPO法人について、「高知県のNPO法人の概要と全国のNPO法人の概要」、「全国的認知度が高い高知県の2団体」、「観光関連の高知県内のNPO」らあについて、資料をご用意いただき、詳しゅう説明してくださったがやき。
高知県のNPO法人は、総数342法人(令和5年3月30日現在)で、毎年10前後設立されるけんど、10前後が解散するきに、総数はほぼ横這いやっちゅうがよ。
「全国的認知度が高い2団体」は、「特定非営利活動法人NPO砂浜美術館」と「特定非営利活動法人日高わのわ会」やっちゅうがやき。
ほんで、それぞれが評価が高い理由やポイントらあについて、詳しゅうご紹介いただき、これまたこぢゃんと参考になったがよ。
「観光関連の高知県内のNPO」についても、6つの団体をご紹介いただいたがやき。
武田さんからは、「市民参加ができちゅうか?」、「社会貢献できちゅうか?」とか、「存在意義は?お座敷文化を守ったその先に何がある?」とか、多くの皆さんが「そうや!」と思うて納得できるような「大きな理念」や「ミッション」がこぢゃんと大事やとか、まっこと大切な言葉を足るばあいただいたがよ。
さらに、次回の「土佐経済同友会」の「人づくり委員会」に、武田さんに出席していただくっちゅうことも決まったがやき。
こうして18時過ぎばあにゃあ、「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立に向けた準備会は、お開きとなったがよ。
ほんでその後は、みんなあで「一旬(いっしゅん)」さんに移動し、18時半ばあから懇親会やったがやき。

まずは生ビールで乾杯の練習をして、「つきだし」や「牛スジ煮込み」をいただき、さらに「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)にて正式な乾杯をして、「春ブリ刺身」や「ナガレコ旨煮」らあをいただいたがよ。



武田さんから、さらに参考になるようなお話らあも聞かいていただき、みんなあ飲んで食べて語り合うてが止まらんなって、ガンガンに盛り上がっていったがやき。
さらに、「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)を注文し、このお酒を酌み交わしまくりもって、「鰹の三種盛り(刺身・タタキ・塩タタキ」や「アジフライ」「若竹煮」「焼き空豆」らあをいただき、さらにさらに大盛り上がりに盛り上がっていったがは当然やったがよ。



〆にいただいた「潮汁」は、まっこと胃の腑に沁みて、しみじみ美味しかったがやき。
とにもかくにも、武田さんと古木さん、そして中田委員長さんと吉本副委員長さん、まっことありがとうございました!今後とも宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社