まず6月6日(火)は、京都から大阪に向こうて、リーガロイヤルホテルタワーウイングにお昼過ぎばあに到着したがやき。
こちらにて13時から、西野金陵株式会社さんの代表取締役会長西野武明氏の「お別れの会」が開催されるっちゅうことで、出席さいてもうたがよ。
ちくと早めに着きすぎたろうかと思うちょったら、12時半にゃあ既に受付にゃあ行列ができちょって、待合室にゃあズラリと出席者が座られちょったがやき。
予定よりかちくと早めの12時45分ばあにゃあ、待合室の前列の方々らあから順番に、献花会場に案内されたがよ。
ワシも順番に並ばいてもうて、ご遺影に向こうてご冥福をお祈りし、献花をさいてもうたがやき。
たくさんの方々の流れに添うてお隣の会場に入りゃあ、西野会長さんのお写真やご遺品やお言葉らあが、大々的に展示されちょったがよ。
ちくと展示物らあを拝見しもって、グルリ会場を回りよったら、「金陵・純米吟醸酒」の試飲コーナーが用意されちょったき、1杯グラスに注がいてもうて、西野会長さんに献杯を捧げさいてもうたがやき。
あらためまして、西野武明氏のご冥福を、心からお祈り申し上げますぜよ!
こうしてワシゃあ、大阪・伊丹空港から、高知に戻んたがよ。
さてその翌日の6月7日(水)は、東京農工大学農学部の「2023年度21世紀農学特論ミニシンポジウム」が、「食で地方創生:活気ある高知・徳島の各ステークホルダーの取り組み × SDGs」っちゅうテーマにて、 リアル(東京農工大学農学部)&オンラインにて開催され、こちらに講師の1人として、ワシゃあオンライン講演をさいてもうたがやき。
講演っちゅうても、10時半から12時までの1時間半の間に、5人の講師が語り、司会の先生とコーディネーターの方の語りらあもあるき、1人の講演時間は10分で、質疑が5分っちゅうミニ講演っちゅうことながよ。
また、ワシゃあこの日は11時半ばあまで別件の会議が入っちょったもんやき、ワシの講演はラストの11時45分からっちゅうことになっちゅうき、他の方々の講演は聞けんまんまっちゅうことながやき。
ちなみに講演内容は、以下の通りやったがよ。
【食で地方創生:活気ある高知・徳島の各ステークホルダーの取り組み × SDGs】
<司会>東京農工大学農学研究院講師 聶海松
<コーディネーター>江本佳寧子(料理研究家・株式会社Essence Plus 専務取締役)
⚫️講演タイトル「食で繋がる世界」:江本佳寧子(料理研究家・株式会社Essence Plus 専務取締役)
⚫️講演タイトル「KITO DESIGN PROJECT(主に黄金の村の取り組み)のご紹介」:岡田敬吾(株式会社黄金の村営業部長)
⚫️講演タイトル「高知の里山から、世界にゆず発信!」:松繁淳二(高知県農業協同組合れいほく営農経済センター営業販売課課長補佐)
⚫️講演タイトル「知られざる天日塩の聖地、高知」:塩杜氏 銀象
⚫️講演タイトル「土佐の風土と司牡丹のSTORY」:竹村昭彦(司牡丹酒造株式会社代表取締役社長)
ワシゃあ11時半ばあにZoomに入室したがやけんど、ちょうど塩杜氏銀象さんが、完全天日塩づくりの現場から、生中継で講演されよったがやき。
銀象さんの、塩といやあ、沖縄や赤穂や伯方らあが有名やけんど、完全天日塩っちゅう分野についちゃあ、高知県がダントツやっちゅうんは、ワシも初めて知ったきに、今後は高知県のPRのひとつとして、是非このネタも加えさいていただこうと思うたがよ。
また、コーディネーターの江本さんから、シャンパーニュと世界の塩との相性研究についての資料が紹介されたがやけんど、こりゃなかなか面白い研究ながやき。
日本酒の枡酒に塩を乗せて飲むっちゅう伝統文化があるばあで、塩っちゅうたらやっぱし日本酒やき、是非日本酒と世界の塩の相性の研究らあができりゃあ、まっこと面白いがやないかと感じたがよ。
さて、司会の東京農工大聶先生とコーディネーターの江本さんから、ワシに振っていただき、まずは皆さんにご挨拶さいてもうたがやき。
ほんでまずは、「土佐の風土と司牡丹のSTORY」っちゅうタイトルで、パワーポイントの画像をご覧いただきもって、お話さいてもうたがよ。
前半は「土佐の風土のSTORY」で、鮮度抜群の山・川・海の幸に日本一恵まれた高知県の山の幸、川の幸、海の幸らあについてご紹介し、さらに豊かな食文化として、園芸王国の園芸作物、干物や鰹節文化、土佐あかうしや四万十米豚、土佐ジローらあの地鶏文化、さらに独特の土佐の酢みかん文化や土佐寿司文化らあについて、ご紹介さいてもうたがやき。
また、「佐川町のSTORY」として、中山間地帯の盆地やっちゅう地理的なお話や、冬季にゃあ冷え込むっちゅう気候風土のお話や、異常なばあ多くの偉人を輩出しちゅうっちゅうお話や、風水学者が「気」が集まる最高の地やっちゅうて絶賛したっちゅうお話らあもさいてもうたがよ。
後半は「司牡丹のSTORY」で、「司牡丹の歴史と由来のSTORY」、「日本を創った偉人らあと司牡丹のSTORY」、「司牡丹の『水』のSTORY」、「司牡丹の『米』のSTORY」、「司牡丹の『技』のSTORY」、「司牡丹の『心』のSTORY」らあについて、語らいてもうたがやき。
こうして、約10分ばあでワシのミニ講演は終了し、続いての質疑じゃあ、聶先生から、「今放送中のNHK朝ドラ「らんまん」の主人公のモデル、牧野富太郎博士と司牡丹の関係について」の質問をいただいたがよ。
牧野博士は、佐川町の酒蔵の跡取り息子やったけんど、酒蔵は継がんと植物学者になり、その酒蔵は番頭さんに譲られたがやけんど、結局うまいこといかんかって、最終的にワシの曾祖父・竹村源十郎が譲り受けて、今は司牡丹の酒蔵の一部になっちゅうっちゅうて、説明さいてもうたがやき。
オンラインなもんやき、聴講生の皆さんの反応らあはよう分からんかったけんど、これにて無事、ミニシンポジウムは終了したがよ。
聶先生、江本さん、この度はミニシンポジウムにてお話さいていただく機会を与えていただき、まっことありがとうございましたぜよ。
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社