7月7日(金)は、伊丹空港から東京に飛んで、まずは13時に某お取引先にお中元の品をお届けし、ちくと懇談をさいてもうたがやき。
その後は、昼食を済まいて宿泊ホテルにチェックインし、パソコンを立ち上げ、原稿書きの仕事をさいてもうたがよ。
17時過ぎばあにゃあ仕事を中断し、ワシゃあ六本木に向こうて、「土佐しらす食堂二万匹」さんっちゅうお店にうかごうたがやき。
実は3年ばあ前の2020年10月17日に、「土佐山夢産地パーク交流館かわせみ」にて開催された、「コミュニティリーダーズサミット in 高知」<2020戻り鰹編>にて、「土佐しらす食堂二万匹」さんの店主である岩本梨沙さんと、ワシゃあ一緒にパネリストとして登壇さいてもうて、その後も一緒に司牡丹を酌み交わさいてもうたことがあったがよ。
ほんで、「土佐しらす食堂二万匹」さんじゃあ、土佐酒をこぢゃんと扱うてくださりよって、もちろん司牡丹も置いてくださっちゅうっちゅうことやったき、是非お店にうかがわいてもらいますっちゅうて、約束さいてもうちょったがやき。
ところがその後、コロナ禍が激しゅうなって、東京出張らあもほとんどのうなってしもうて、約束が果たせんまんまになっちょったがよ。
その間に、岩本さんは人気テレビ番組「セブンルール」に出演されたりして、「土佐しらす食堂二万匹」さんは、大人気店になっちゅうっちゅうウワサが聞こえてきたがやき。
その後、今年の5月20日、「土佐しらす食堂二万匹」さんのスタッフの方と常連のお客様らあが10数人ばあで、司牡丹の酒蔵見学にお越しいただき、ワシがご案内さいてもうたがよ。
そんな流れがあり、久々に岩本さんに連絡さいてもうて、この日やっと初めてお店にうかがうことができたっちゅうわけながやき。
お店は住宅街にあるきに、ちくと迷いもって、ぼっちり予約時間の18時に到着したがよ。
久々に岩本さんにお会いし、ご挨拶をさいてもうたがやけんど、いきなりこぢゃんと来店を悦んでくださり、相変わらずの明るうて元気なハチキンっぷりやったがやき。
お店の壁面にゃあ、ズラリと土佐酒のメニューが貼り出され、司牡丹は「船中八策」(超辛口・純米酒)と「司牡丹・土佐麗」(純米吟醸酒)と「かまわぬ」(きもと純米酒)が掲示されちょって、まっことありがたいことながよ。
ワシがこの日最初のお客さんやって、早速カウンターに座らいてもうて、まずはとりあえずのビールをいただきもって、いろいろメニューを拝見さいてもうたがやき。
まずは「つきだし」二品が登場したがやけんど、フワッフワの「しらす」と、高知名物「トコロテンの出汁掛け」に、しらすと小夏を乗せたもんやったがよ。
チビチビいただきゃあ、高知(安芸市産)のしらすの美味しさを、あらためて実感さいてもうたがやき。
しかも、やっぱしこの美味しさは、ビールやのうて日本酒の方が引き立つっちゅうことに気づかいてもうたがよ。
ちゅうことで早速、まずは「司牡丹・土佐麗」を注文さいてもうたがやき。
杯は自分で選べるシステやって、そん中にゃあ「可杯」の天狗杯やヒョットコ杯らあもあったけんど、ワシゃあ杯の中にシロクマがおるがを選ばいてもうたがよ。
ちなみに、こちらのお店の料理は、全てにしらすを使うちゅうっちゅうがやき。
注文さいてもうた「茄子の煮浸し」にも、「ポテトサラダ」にも、しらすが入っちょって、高知名物キュウリ丸ごと使いの「ちくきゅう」にゃあ、しらすマヨネーズが添えられちょったがよ。
そうこうしゆううちに、次々とお客様が来店され、いつの間にかカウンターもテーブル席も満席になっちょったがやき。
皆さん、岩本さんとこぢゃんと親しげに会話され、常連のお客様が多かったようなけんど、フラッと立ち寄ったお客様らあもおって、初来店の外国人の方らあもおられたがよ。
ワシのお隣にゃあ、司牡丹の酒蔵見学にも来られた常連の女性の方と、もう一方にゃあ初来店の外国人客の方が座られたがやき。
岩本さんは、初来店の外国人の方にこぢゃんと流暢な英語で親しげに会話され、料理の説明をされよったがよ。
ちなみに岩本さんによりゃあ、外国人の方にゃあしらすの目玉がダメやっちゅう方が少のうないらしいがやき。
今回はどうするろうかと思いよったら、うまいことしらすの目玉が分からんような料理を紹介されよったがよ。
あくまで「しらす食堂」やき、しらすを抜くっちゅうこたぁせんがが、岩本さんの矜恃やっちゅうことながやき。
ワシゃあ、「土佐麗」を周りのお客様らあに注ぎまくり、一緒に酌み交わさいてもうたがよ。
初来店の外国人客の方にも注がいてもうて、喜ばれたがやき。
続いては「船中八策」を注文さいてもうて、さらにガンガン、周りの方々らあと酌み交わさいてもうたがよ。
メニューに「鰹のタタキ」があったき、この土佐の大定番人気メニューに、どうやってしらすをからませるがやろうと思うて注文さいてもうたら、ポン酢が「しらすポン酢」やっちゅうことやったがやき。
このしらすポン酢の鰹のタタキが、予想を超えてくる美味しさやって、「船中八策」が進みまくりで、お銚子を次々に追加しまくりになったがよ。
さらに周りの皆さんに注ぎまくり、一緒になって盛り上がりまくりゆううちに、ワシゃあお土産を持ってきちゅうがをフト思い出いて、岩本さんに高知県産の「青のり」(スジアオノリ)のお土産をお渡ししたがやき。
岩本さんは大悦びで、早速この「青のり」をサッと炙って、しらすと和えて、皆さんに提供してくれたがよ。
これがこぢゃんと香ばしゅうてメチャクチャ絶品で、さらにさらに「船中八策」が進みまくったがやき。
21時近うなった頃、ワシゃあ立派な酔っぱらいになっちょったき、〆に「土佐しらす食堂二万匹」名物「禁断のしらすバター丼」(ハーフ)をお願いしたがよ。
また、「フグヒレ酒」ならぬ「しらす酒」も名物やっちゅうき、こちらもラストに注文さいてもうたがやき。
しらすの上から熱燗をかけたがが、「しらす酒」やっちゅうがよ。
これが、意外に美味しゅうて、ある意味「酒と肴」がいっぺんに摂取できるっちゅう逸品ながやき。
「禁断のしらすバター丼」は、そりゃあ当然絶品中の絶品やったがやけんど、検診でいろんな数値がひっかかりまくりの還暦オジサンにゃあ、マジの「禁断」やき、ハーフサイズで充分過ぎるっちゅうもんながよ。
こうして、3時間半ばあ飲みっぱなし盛り上がりっぱなしで、立派過ぎるばあ立派な酔っぱらいになってしもうたワシゃあ、21時半ばあにゃあ帰路につかいてもうたがやき。
岩本さん!美味しゅうて楽しい素晴らしい一時を、まっことまっこと、ありがとうございました!
また絶対に近いうちに、うかがわいていただきますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社