2023年08月05日

幸せの言の葉<1727>

「あんときのあの苦しみも、あんときのあの悲しみも、みんなあ肥料になったがやのう。自分が自分になるための。」(相田みつを)


平易な詩を独特の書体で書き、温かみのある文字と言葉で、多くの人々の心を癒してきた詩人であり書家の、相田みつを(1924〜1991)さんの言の葉ながよ。


若い頃は、苦しみや悲しみらあがあったら、こんなただツラいだっけのことらあて、起こらんかったらえいに、この世から無いなったらえいにっちゅうて思いよったがやき。


けんど、ワシも還暦を過ぎたもんやき、ふと若い頃を振り返ってみたとき、「あんときのあの苦しみ」「あんときのあの悲しみ」っちゅう諸々が、みんなあ自分自身を成長させるための肥料になっちゅうがやと、あらためて気づくことができ、それが実感できるがよ。


結局、人生における苦しみやろうが悲しみやろうが、いかなるツラいことの一切合切、全部必要やったっちゅうことで、つまりこの世で起こるこたぁ、不必要なことらあ何ちゃあないっちゅうことながやき。


全部が全部、すべてが、自分が自分になるために、必要不可欠やったっちゅうことながよ。


ほんで、このことに、どればあ早うに気づくことができるかどうかながやき。


60歳で気づけて、80歳まで生きたとすりゃあ、20年間は人生における苦しみやろうが悲しみやろうが、いかなるツラいことの一切合切が、全部必要ながやと思うて生きれるっちゅうことやき、そりゃあつまり、素晴らしい20年間を生きることができるっちゅうことながぜよ。




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)