「苦しみも、悲しみも、自分の荷は、自分で背負うて、歩きゆかいてもらうぜよ。ワシの人生じゃきに。」(東井義雄)
兵庫県出身の教育者・浄土真宗僧侶で、多くの著作も著されちゅう、東井義雄(1912〜1991)さんの言の葉ながやき。
普通に考えりゃあ、苦しみや悲しみらあて、誰っちゃあ背負うて歩いていきとうらあないはずながよ。
けんど現実は、誰の人生にやち、たくさんの苦しみや悲しみが、間違いのう存在しちゅうはずながやき。
またけんど、人生を振り返ってようよう考えてみりゃあ、それらあたくさんの苦しみや悲しみがあったきにこそ、今の自分があるっちゅうて言えるがやないかえ?
さらに、それらあたくさんの苦しみや悲しみがあったきにこそ、その直ぐ隣にゃあたくさんの楽しみや喜びが、間違いのう存在しちゅうはずながよ。
ほいたら、苦しみも、悲しみも、楽しみも、喜びも……全てを自分の荷として引き受けて、自分で背負うて歩いていくっちゅうんが、一番自分らしい、一番素晴らしい人生やっちゅうことになりゃあせんかえ?