2023年08月15日

日本酒造組合中央会四国支部「令和5年度夏期研修会」ぜよ!

8月4日(金)は13時半から、松山市の「道後温泉ふなや」さんにて、日本酒造組合中央会四国支部「令和5年度清酒製造業夏期研修会」が開催されたがやき。
2023.8.15写真1  会場











四国四県の清酒製造メーカーらあが20人ばあ集まり、まずは日本酒造組合中央会四国支部の川人支部長さんから、開会のご挨拶があったがよ。
写真2  川人支部長開会挨拶












ほんで、夏期研修会がスタートし、まずは高松国税局課税部の大野主任鑑定官さんから、「泡盛の造りから見た清酒の造り」っちゅう演題にて、30分ばあの講演があったがやき。
2023.8.15写真4  小野主任鑑定官講演2

大野主任鑑定官さんは、前任が沖縄国税事務所やったっちゅうことで、まずは泡盛の造りについて、ワシも初めて知ったような詳しいお話をされ、清酒の製法との比較についてもお話してくださり、こぢゃんと学びになったがよ。


大野主任鑑定官さん、まっことありがとうございましたぜよ!



続いては、日本酒造組合中央会の小西副会長さんより、30分ばあの「中央情勢報告」についてのお話があったがやき。
写真5  小西副会長講演

通常の「中央情勢報告」は、資料に基づいた一般的なお話があるがやけんど、そこは小西酒造の社長さんでもある小西副会長さんらしゅう、時々資料からはみ出したり脱線したりしもって、ちくと裏話的な部分までお話いただき、まっこと参考になったがよ。


小西副会長さん、まっことありがとうございましたぜよ!




また、需要開発委員でもある愛媛県酒造組合の越智理事長さんから、需要開発関係の報告もあったがやき。
写真6  越智理事長報告









お次は、ちくと休憩をはさんで、食と酒のジャーナリストで酒ノンフィクション作家でもある山同敦子さんから、「激動する日本の食と酒。トレンドから読み解く現代人の嗜好」っちゅう演題にて、1時間40分ばあの講演があったがよ。
写真7  山同さん講演写真8  山同さん講演2











写真9 山同さん講演3写真10  山同さん講演4












山同さんは、かつて日経新聞の「お燗にしたい日本酒ベスト10」(2015年10月)っちゅう記事にて、「船中八策」(超辛口・純米酒)が見事第2位を獲得した際、「仕事の後に優しく抱きしめられているようなタイプ」っちゅう、こぢゃんと嬉しい表現をしてくださったっちゅう方でもあるがやき。




そんな山同さんの今回のご講演は、まず1990年あたりから今年までの33年間に渡る「新語・流行語大賞」を振り返りもって、同時に33年間分の実際に流行った「流行&話題の食べ物・飲み物」についてを紹介され、さらに「日本人の食の動向」、「日本人の食生活の変化」、「性年代別に見た飲酒習慣率の変化」らあについてもお話いただけたがよ。


また、食のエンターテインメントマガジン「dancyu」の「日本酒特集」についても、1999年から2023年までの24年間分の「テーマ・キーワード変遷」について詳しゅうにお話しいただき、さらにそれらあをベースに「日本酒・過去と現在の比較」についてもお話しいただき、これまたこぢゃんと学びになったがやき。


山同さん、まっことありがとうございましたぜよ!


こうして17時ばあにゃあ、日本酒造組合中央会四国支部「令和5年度清酒製造業夏期研修会」は、無事閉会となったがよ。


その後は、講師の先生方らあもご一緒に、同会場の別部屋にて懇親会が開催されたがやき。


愛媛県の伊予酒がズラリと並び、それらあをみんなあで注ぎ合うて、愛媛県酒造組合の越智理事長さんのご発声にて乾杯し、宴席がスタートしたがよ。
2023.815写真11  乾杯

愛媛県酒造組合としちゃあ今イチオシの「愛媛さくらひめ酵母」使用の吟醸酒がズラリやって、美味しい和食のコース料理もズラリやったもんやき、ワシゃあ次々といろんなお酒をガンガン飲みもって、もちろん周りにも注ぎまくりもって、飲んで食べて語り合うて、盛り上がらいてもうたがやき。


最初のうちはえいがやけんど、土佐人としちゃあちくと今流行りの甘いタイプのお酒が多かったもんやき、土佐人好みの辛口タイプを探しまわって、飲みまくらいてもうたがよ。


ワシが一番気に入ったがは、「山丹正宗・華帯(Hanaobi)」(水もと仕込・純米大吟醸酒)っちゅう、「愛媛さくら酵母Type-4」を使うて、室町時代の製造方法「水もと仕込み」で仕込んだ純米大吟醸酒やったがやき。


このお酒やったら、辛口好きの土佐人やち、こぢゃんと酌み交わしもって食事もこぢゃんと進むっちゅうもんながよ!


途中からは、アチコチ移動しまくりもって、いろんな方々らあと酌み交わしまくり語り合いまくらいてもうたがやき。


そんなこんなで盛り上がりよったら、アッちゅう間に時間が過ぎてしもうちょって、ボチボチお開きやっちゅうき、自分の席に戻んたら、美味しそうな「天麩羅」「肉料理」「食事」「汁物」「香物」らあが、手をつけんまんま残っちょったがよ。
写真12  前菜等写真13  華帯と刺身写真14  料理











写真15  天ぷら写真16  肉料理写真17  食事、汁物、香物











急いで、一口二口いただいたあたりで、19時半ばあに大団円の中締めとなったがやき。
2023.8.15写真18  中締め

けんど、当然ここで終わるわきゃあないがよ。


大半のメンバーが松山市内中心部に移動し、当然のごとく二次会ながやき。








「おでん酒庵すぎのこ」さんっちゅうお店にて、参加人数が多すぎで1階と2階に分かれたき、ワシゃあ階段で度々行き来しもって、さらにさらに盛り上がりまくらいてもうたがよ。
写真19  すぎのこ写真20  万寿











ほんで三次会は、ワシの念願やった久々の「タール麺」ながやき!
写真21  タール麺

「中華料理万寿」さんっちゅうお店の名物で、胡椒好きのワシにとっちゃあ、タマランばあ好みのタイプながやけんど、時間は既に23時半で、当然ベロンベロンやったき、ほとんど記憶がないがが、まっこと残念無念ながよ。









いずれにしたち、こぢゃんとお付き合いいただきました愛媛県酒造組合の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!

















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司牡丹酒造株式会社


Posted by tsukasabotan at 11:51│Comments(0)